2018年に飲んだToscanaワイン
2018年に飲んだToscanaワインは9本(別途書いているBrunelloとPercarloを除く)。
1) 2011 Chianti Classico Riserva Grosso Sanese / Podere Il Palazzino (Alessandro & Andrea Sderci)(2018/3/18飲)
所在地はGaiole in Chianti。1997以来久々に買ったGrosso Sanese。濃厚なルビー。あまり洗練されたつくりではないが、しっかりとしたサンジョヴェーゼ。かなり濃厚。
2) 1997 Bruno di Rocca, Colli Toscana Centrale IGT / Tenuta Vecchie Terre di Montefili(2018/3/27-28飲)
所在地はGreve in Chianti。品種はCS 100%。このワインと下記Anfiteatroは、リリース時に東急本店の試飲で気に入って購入したもの。色は思ったほど濃くない。暖かい柔らかいニュアンスを感じるワイン。ワインとしては、十分楽しめたが、リリース時の鋼のような印象とはずいぶん違っていた。
3) 1997 Anfiteatro, Colli della Toscana Centrale IGT / Tenuta Vecchie Terre di Montefili(2018/3/28飲)
同上。品種はSangiovese 100%。このワインもBruno di Roccaと同印象で、リリース時の引き締まった酒質が柔らかくなっている。Bruno di Roccaよりもよりエレガント。
4) 1997 Vino Nobile di Montepulciano Riserva Grandi Annate / Avignonesi(2018/4/1飲)
所在地はCortona。1993(2004/3に飲んだ)以来のGrandi Annate。赤みの強い濃ルビー。過熟感あり。非常に濃密。飲みごたえあり。
5) 2016 Canaiolo, Toscana IGT / Fattoria Ormanni(2018/4/8-9飲)
Chianti Classicoもつくっているが、所在地はChianti Classico のエリアから南西側にはずれたPoggibonsi。Canaioloのワインなので購入してみた。比較的明るいルビー。少しすみれっぽい香味。タンニンはサンジョヴェーゼに比べて、かなり柔らかい。
6) 1997 Tignanello, Toscana IGT / Marchesi Antinori(2018/6/7飲)
所在地はSan Casciano Val di Pesa。Sg 80%, CS 15%, CF 5%。少し熟成ニュアンスの出たルビー。味わいも程よく熟成しており、飲み頃になっており、グラスが進む。これ以上熟成させないで飲む方が個人的な好み。
7) NV Capannelle 2000 VdT Toscana / Capannelle(2018/8/25飲)
ミレニアム物で1500mlだけつくったワイン。所在地はGaiole in Chianti。1990-1995のブレンドで, 品種はSangiovese & CS。濃いルビー。初めの1杯目はフレッシュ感があり、非常においしかった。酒質は柔らかい。後半、少し熟成感が出てきた。このワインは15年くらい前にグラス試飲で飲んだこともあるが、今回、思った以上に良かった。
8) 1997 Le Veglie di Neri, Maremma Toscana IGT / Massa Vecchia(2018/9/30飲)
所在地はMassa Marittima。Aleatico90%, Sangiovese 10%。入手が難しいキュヴェ。過熟でアマローネタイプのワイン。濃いルビー。まったり感強い。そこそこの熟成感あり。グルナッシュを濃厚につくったようなワイン。甘みはかすかに感じる程度。すごく好きかというとYESとは答えられない。
9) 2008 Piantonaia, Alta Valle della Greve IGT / Podere Poggio Scarlette(2018/10/9飲)
所在地はGreve in Chianti。1999からリリースされているMerlotのワイン。当初はエノテカ・ピンキオーリ用のワインだったが、最近入手しやすくなってきた。赤みの強い濃ルビー。柔らかい酒質だが、かなり濃厚。個人的にはもう少し若く飲みたかった。1本飲むと少し飽きる。メルローという印象はあまり感じられなかった。
以上
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