2016年7-12月に飲んだSyrah
2016年の7月~12月に自宅で飲んだシラー(主体のワイン)は7本。割といいワインを何本か開けてしまった。2番、4番が特によかった。1番、6番、7番は期待値に届かず。
1) 1998 Run Rig, Barossa Valley / Torbreck (Christine & David Powell)(2016/7/17飲)
Roennfeldt Road-Marananga SAの有名生産者。大部分Shiraz、若干のViognier。このワインは確か1999をワイン会で飲んだことがある。不透明なルビー。やや低酸。濃厚だが、酒質は比較的さらっとしている。熟成してきており、なめらかで球体的なワイン。ただし、グレートとまでには感じず。
2) 2003 Syrah, Rosso Toscana IGT / Tua Rita (2016/7/18飲)
Bolgheriの南方Suveretoのワイナリー。シラーは初めて飲む。濃厚なルビー。まだフレッシュも残しているニューワールド系のシラー。酸のトーン高い。後半になると、少しまったりと変化して熟成ニュアンスが少し出てきた。
3) 2013 Saint-Joseph Les Champs Rouge / Rene-Jean Dard & Francois Ribo (2016/7/24飲)
自分で買ったボトルを飲むのは11年ぶりのMercurolの自然派生産者。酸強め。若干ビオ系のニュアンスあり。思ったよりも凝縮感ある。他のワインもまた買ってみたくなった。
4) 1996 Ermitage Le Pavillon / M.Chapoutier (2015/8/6-7飲)
Tainの著名生産者。この1996はリリース直後にワイン会で飲んだことがあるが、その時は若いなりにポテンシャルを感じつつ飲めて、かなりよかった記憶がある。今回はそれから10数年経っている。黒々とした濃ルビー。それなりに熟成しており、柔らかさが出ている。それでも重厚で凝縮感は相当なもの。この銘柄を自宅で1本飲むのは初めてだが、非常に充実して飲めた。
5) 2013 Saint Joseph Rouge / Domaine Aurelien Chatagnier (2015/8/11-12飲)
これが3種類目のSaint Pierre de Boeufの生産者。赤みの強いルビー。さらっとした酒質。酸は強め。若干焦げぽいニュアンスがもう一つだが、なかなか旨い。昨年飲んだ2013 Collines Rhodaniennes IGP Syrahと比べると、やはりレベルが上。
6) 1996 Hermitage Rouge / Domaine Jean-Louis Chave (2016/10/8飲)
久々に飲むローヌ川右岸のMauvesの著名生産者。熟成感が出てきた濃ルビー。熟成してかなり柔らかさが出ている。最近では2016/2にワイン会で1996を飲んでいるが、その時と印象が似ていて、悪くはないものの、やや切れがない感じ。
7) 1996 Ermitage L'Ermite Rouge / M.Chapoutier (2016/12/25飲)
4番に続いて、Chapoutierの上級銘柄でこの1996が初リリース。このキュヴェを飲むのはたぶん初めて。4番のLe Pavillonと比べると、やや細身で酸が前に出ている印象。パワフルなLe Pavillonよりもデリケートで気難しい感じで、期待値的には今一つ。
以上
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