2018年に飲んだスペイン・ポルトガルワイン
2018年に飲んだスペイン・ポルトガルワインは計23本(Envinateとロゼは別途記載)。
1) 2014 Finca Genoveva Vinos Atlanticos, Rias Baixas / Bodegas Forjas del Salnes (2018/1/14飲)
所在地はCambados, Pontevedra。赤ワインで品種はCaino。赤みの強いルビー。色合いはPNに似ている。酸が強めで線の細いワイン。色の割にタニック。
2) 2015 El Xitxarel-lo, Penedes / Marti Serda (2018/1/14飲)
所在地はSanta Fe del Penedes。品種はXarel-lo 100%。テリの強いゴールド。フレッシュかつアロマティック。凝縮感も十分。
3) NV La Bota de Fino No.54, Jerez / Equipo Navazos (Valdespino) (2018/1/20-21飲)
所在地はJerez de la Frontera。品種はPalomino。2016/4にNo.55を飲んでいる。少し濃いめの琥珀色。ものすごくドライで細身。味わい深さは十分あり。
4) NV La Bota de Manzanilla Pasada No.59, Manzanilla / Equipo Navazos (Hijos de Rainera Perez Marin) (2018/1/20-21飲)
これが3種類目。所在地はSanlucar de Barrameda。品種はPalomino。少し濃いめの琥珀色。Finoよりもコクがあり、非常にドライ。熟成による深みが豊か。
5) 2015 Cos Pes Vinos Atlanticos, Rias Baixas / Bodegas Forjas del Salnes (2018/1/29-30飲)
1番に同じ。品種はAlbarino。若い割には色合いの濃いゴールド。味わいには酸化ニュアンスなし。少し線が細く、酸は強め。
6) 2016 As Sortes (Val do Bibei), Valdeorras / Rafael Palacios (2018/4/14-15飲)
所在地はA Rua de Valdeorras。品種はGodello 100%。テリの強い少しうすい黄。かなり濃密で少し甘みも感じる。アロマティックな香味強い。
7) 2013 Arbossar, Priorat / Terroir al Limit (2018/4/22-23飲)
所在地はTorroja del Priorat。品種はGarnacha 50%, Carinena 50%。赤みの強いルビー。酒質は非常に柔らかい。ベリー系の果実味。ただ、柔らかすぎで、もう少しインパクトが欲しい。
8) NV Entusiastico, Manzanilla / Bodegas Delgado Zuleta (2018/4/28-5/4飲)
所在地はSanlucar de Barrameda。品種はPalomino。少しくすんだゴールド。かすかに甘みが残るが、ほぼドライ。熟成感がやや重たいなつくり。
9) 2012 El Cadastro, Covarrubias, Arlanza / Olivier Riviere (2018/5/15-16飲)
所在地はLogrono。品種はTempranillo 95%, Garnacha 5%。赤みの強い濃ルビー。かなりパワフル。情熱系の赤。
10) 2015 G22, Bizkaiko Txakolina / Bodegas Gorka Izagirre (2018/5/19飲)
所在地はLarrabetzu。チャコリの白で品種はHondarribi Zuri Zerratia 100%。レモン色の入った黄。酸は強め。メリハリの効いた白。
11) 2015 Diego, La Palma, Islas Canarias / Bodega Matias I Torres (2018/5/21-22飲)
所在地はカナリア諸島のLa Palma 島のFuencaliente。白ワインで品種はDiego 100%。色合いはレモン色の入ったくっきりしたゴールド。けっこう濃厚でアロマティックな白。
12) 2015 Negramoll, La Palma, Islas Canarias / Bodega Matias I Torres (2018/5/21-22飲)
同上。赤ワインで品種はNegramoll 100%。中くらいのルビー。少し濃いめのピノのようなワイン。酸はしっかり。少しタニック。
13) 2014 Dona Fatima, Vihno Regional Lisboa / Manzwine (2018/7/3飲)
所在地はLisboa北西部のCheleiros。白ワインで品種はJampal。これがJampalを使った唯一のワインだそうだ。うすい黄。フルーティで軽快な親しみやすいワイン。好印象。
14) 2015 Xanledo (Suelo Sabrego), Ribeiro / Vinedos do Gabian (2018/7/21-22飲)
所在地はCarballeda de Avia。赤ワインで品種はCaino Longo, Brancellao。同じヴィンテージを2017/9にも飲んでいる(飲んだのを忘れていて買ってしまった)。赤みの強い濃ルビー。少しタニックだが、酒質はやや軽めで柔らかい。エキス分はしっかりしており、凝縮感もある。酸はしっかりしている。
15) 2012 Pedro Balda Cuvee Arai, Rioja / Pedro Balda Ramirez (2018/7/22飲)
所在地はSan Vicente de la Sonsierra。品種はTempranillo 100%。2008を2014/8に飲んでいる。赤みの強い不透明なルビー。若干甘みを感じるような強い凝縮感がある。濃厚だが酒質はしなやか。今でも十分楽しめた。2008の方がデリケートで、2012は濃密系。
16) 2008 Mi Tierra, Monterrei / Bodegas Quinta da Muradella (J.L..Mateo Garcia) (2018/7/22飲)
所在地はVerin, Ourense。品種はMencia, Bastardo, Garnacha Tintorera,, Muraton, Gran Negro, Dona Blanca。これが12種類目。赤みの強いルビー。酸はしっかりしているが、凝縮感は強い。そこそこ熟成してこなれている。じっくり飲めるワイン。
17) 1977 Vintage Port / Dow (2018/8/25-26飲)
所在地はVila Nova de Gaia。初めの1杯目はうすめで熟成感あり。2杯目以降は濃厚で豊潤。甘みは中の上くらい。
18) 1977 Vintage Port / W. & J. Graham (2018/8/27飲)
続いて、Graham。所在地はVila Nova de Gaia。豊潤さという点では、Dowの方が良かった。もちろん、こちらもおいしく飲めたが。
19) 2017 Alba (Orange Wine), Malaga / Vinos Ambiz (Fabio Bartolomei) (2018/9/24飲)
所在地は南部のSan Pedro de Alcantara。品種はAlbillo。濁りのある濃いゴールド。樹液ぽいまったり感、太めの酒質。かなりくどい。後味に苦みがけっこうあり。
20) 2017 Mica, Vinho Verde / Vinibio (2018/10/3飲)
森下の山利喜で飲んだもの。所在地はポルトガル北部のPenefiel。品種はLoureiro。かなり軽めの白。
21) 2015 Albarino Envidia Cochina Tete de Cuvee, Valdeorras / Finca Eladio Pineiro (2018/10/19-20飲)
所在地はRias Baixas。品種はAlbarino Envidia。上から見ると、偏平な楕円形のボトルに入っている。少し濃いゴールド。酸が少し神経質。厚みはかなりある。アロマティックな香味。
22) 2014 GUS, Bierzo / Bodegas y Vinedos Raul Perez (2018/11/11飲)
所在地はPonferrada。品種はMencia。赤みの強い濃ルビー。少しタニックだが、酒質はしなやかで、Raul Perezらしい。
23) NV La Bota de Amontillado No.58, Jerez / Equipo Navazos (Hijos de Rainera Perez Marin) (2018/12/15-30飲)
これが4種類目。所在地はSanlucar de Barrameda。品種はPalomino。琥珀色。非常にドライ。かなり熟成感強く、アーモンドの風味。
以上
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