Peter Fischerがプロヴァンスに所有するブドウ園。広大なCoteaux d'Aix en Provenceのエリアの中でもMassif de la Sainte-Victoireという山塊の北側の冷涼な地区(Jouques)に位置し、ワインも涼しいニュアンスのある独特なもの。下に挙げたものの他に、ChardonnayのVdPの評判が高いようで、是非飲んでみたいものである。
1) 2004 Coteaux d'Aix en Provence Cuvee Le Grand Rouge / Chateau Revelette (2008/7/27飲)
Syrah, Cabernet Sauvignon, Grenacheからの上級キュヴェ。3番と比べると乳酸系のミルキーなニュアンスが強め。凝縮感はあるのだが、クールな質感のあるワイン。個人的には3番の方が気に入った。
2) 2005 Coteaux d'Aix en Provence Blanc (Massif de la Sainte-Victoire, Rolle, CLAC Label) / Peter Fischer (Les Amis Vignerons d'Anne-Claude L.) (2008/7/23-24飲)
Rolle 40%, Ugni Blanc 35%, SB 25%の白ワイン。色はうすめの黄色。あまりトロピカリーなニュアンスのない比較的細身の白。樽香感じず。価格的には5000円程度するのでやや微妙なところ。
このボトルは、マダム・ルフレーヴがチョイスしたマイナー地区の自然派志向のワインをCLACという商標でリリースしたもの。ラック・コーポレーションが輸入しているが、Peter Fischerの名前は裏ラベルに小さくあるのみで、Chateau Reveletteの表記はなし。インポータの商業性の胡散臭さを少し感じるが、これによって、あまり知られていない生産者のワインが輸入されるというのであれば、良しとすべきか。
3) 2005 Coteaux d'Aix en Provence / Chateau Revelette (2008/6/27飲)
Grenache主体のスタンダード・キュヴェ。グルナッシュというと、暑苦しいとかアルコール感が強いとかいうイメージがあるが、このワインは抑制が効いてクール。むしろピノノワールを飲んでいるような気にもなった。価格的にも非常に◎。また買いたいワイン。
以上
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