カテゴリー「Provence」の15件の記事

04/17/2019

2018に飲んだProvenceのワイン

ロゼは別途記載(ロゼは下記の生産者を各1本飲んでいる)。

1) 2016 Coteaux d'Aix en Provence Cuvee Divine (L'Oratoire) Blanc / Chateau Pigoudet (2018/1/6飲)
根津の海上海の持寄り会で飲んだもの。ロゼを3種飲んでいるRiansの生産者。SB 50%, Rolle 35%, Ugni Blanc 15%。白は違うキュヴェを2017/10に飲んでいる。テリの強いうすい黄。メリハリの効いたさわやかな白。なかなか旨く、中華料理にも合っていた。

2) 2015 Les Baux-de-Provence Rouge Cuvee Sans Soufre Ajoute / Mas de Gourgonniere (2018/1/12飲)
Mouriesの生産者。品種はCS, Sy, Gr。このサンスフルの赤は2013を2015/12に飲んでいる。赤みの強い濃ルビー。飲み口はスムーズ。酸に少しビオ風味があり、気になる。
以上

| | Comments (0)

02/25/2019

2017に飲んだProvenceのワイン

ロゼは別途記載(ロゼは6本飲んでいる)。

1) 2013 Palette Blanc / Chateau Simone (2017/5/26-27飲)
Meyreuilの生産者。白はこれが4ヴィンテージ目。テリの強いゴールド。あまり南仏系のニュアンスが表面に出ない独特の味わい。酸しっかり。濃密な凝縮感。

2) 2000 Bandol Rouge Cuvee Speciale / Domaine de la Laidiere (2017/6/10-11飲)
1500ml。Sainte Anne d'Evenosの生産者。品種はMourvedre 主体にCinsault。バック・ヴィンテージのマグナム。熟成してなめらかな味わい。充実して飲めた。

3) 2014 Les Baux de Provence Rouge Cuvee Coin Cache / Mas de la Dame (2017/8/15飲)
Les Baux de Provenceの生産者。品種はGrenache主体。Grenache系としては、ドライなつくりで、親しみがわかず。全体的に今一つ。

4) 2016 Coteaux d'Aix en Provence Cuvee Classic Blanc / Chateau Pigoudet (2017/10/10-11飲)
Riansの生産者。品種はRolle 67%, SB 33%。ロゼを得意とする生産者でこれまで2本飲んでいる。うすい黄。クリスピーで南仏的なトロピカルさはあまり出ていない。整ったクリーンなつくりの白。
以上

| | Comments (0) | TrackBack (0)

07/07/2015

Domaine Hauvette

ラフィネが輸入したプロヴァンスのSaint Remy de Provence(van Goghが一時期生活していたことで有名)の生産者。赤、白、ロゼと飲んでみた。期待したわりには、3本とも個人的好みからするともう一つ。

1) 2005 Les Baux de Provence Rouge Cuvee Cornaline / Domaine Hauvette (2015/6/28-30飲)
Grenache 50%, Syrah 30%, CS 20%による赤のバック・ヴィンテージ。色、味わいともに、思ったよりも熟成感が出ており、個人的にはあまり楽しめなかった。

2) 2013 Vin de France Blanc Cuvee Dolia / Domaine Hauvette (2015/5/24-25飲)
Marsanne 40%, Roussanne 40%, Clairette 20%による白。以前のヴィンテージでは、Vin de Paysでリリースされていた。まったりしたゴールド。かなり濃密なつくりの南仏らしい芳香のある白。新樽のニュアンスは感じない。これはこれで旨いが、もう少し柔らかいつくりだと、さらに好みなのだが。

3) 2013 Les Baux de Provence Rose Cuvee Petra / Domaine Hauvette (2015/5/18-19飲)
Cinsault 60%, Syrah 20%, Grenache 20%によるロゼ。少しくすんだトーンの紅混りのオレンジ色。少しタンニンを感じる。強いタイプでもなく、フレッシュなつくりでもない。悪くはないが、個人的にはもっと旨みがあるとか、フレッシュなタイプであるとかの方が好み。
以上

| | TrackBack (0)

01/22/2013

Mas de la Dame

Les Baux de Provenceのブドウ園。ラ・ヴィネが入れた以下の2つのキュヴェは、本来レストラン向けのようだが、ずんぐりした独特のボトルに入っている。価格も手ごろで十分楽しめた。

1) 2009 Les Baux de Provence Rouge Cuvee Gourmande / Mas de la Dame (Anne Poniatowski, Caroline Missoffe) (2012/12/29飲)
Syrah 50%, Grenache 50%の赤。ものすごく凝縮感があるというわけでなく、いい意味でほどよい濃度。結構土臭さがあるが、それはそれで楽しめる味わい。

2) 2011 Alpilles IGP Blanc Cuvee Gourmand / Mas de la Dame (Anne Poniatowski, Caroline Missoffe) (2012/12/29-30飲)
Rolle, Roussanneの白ワイン。色はややうすめの黄色。これも南部のワインとしてはそれほどトロピカルなところはなく、柔かさのある味わい。
以上

| | TrackBack (0)

10/07/2008

Palette Blanc (Chateau Simone)

ロゼに関しては、今年に入って2回飲んでいるが、今回は海外酒販のリストから最近購入したバック・ヴィンテージの白。品種はClairette主体。色はやや深みのある黄金色(日本のラガー・ビールみたいな色といえばよいか)。香味的には熟成感がそれなりにあるが、酸が強めでエキス分はしっかりしているので、十分飲める。この生産者の白は、デパートの試飲で若いヴィンテージを飲んだのを抜きにすると、某ショップのセラーの奥に売れ残っていた1993を2001/4に飲んでいるが、その時の方が今回よりも若々しさがあってよかった。いずれにせよプロヴァンスの白ワインとしては、強めの酸があって、トロピカルなニュアンスはほとんどないのにボディはしっかりとあるという非常に個性的なワイン(いい意味で)。樽香も少しついているのだが、ワインの力がはるかに勝っている。コルクも非常に良質な長いものを使っている。この生産者は、パレットの赤・白・ロゼの3種類のみリリ-スしているが、白とロゼが非常にユニークなので、ある意味一番普通ぽいのは赤だろう。ここ7、8年飲んでないので久しぶりに飲んでみようと思う(以前、小西屋(大井町)でよく飲んだ)。

1) 1995 Palette Blanc / Chateau Simone (2008/10/5飲)
2) 1993 Palette Blanc / Chateau Simone (2001/4/4-5飲)
以上

| | Comments (0) | TrackBack (0)

07/29/2008

Chateau Revelette (Peter Fischer)

Peter Fischerがプロヴァンスに所有するブドウ園。広大なCoteaux d'Aix en Provenceのエリアの中でもMassif de la Sainte-Victoireという山塊の北側の冷涼な地区(Jouques)に位置し、ワインも涼しいニュアンスのある独特なもの。下に挙げたものの他に、ChardonnayのVdPの評判が高いようで、是非飲んでみたいものである。

1) 2004 Coteaux d'Aix en Provence Cuvee Le Grand Rouge / Chateau Revelette (2008/7/27飲)
Syrah, Cabernet Sauvignon, Grenacheからの上級キュヴェ。3番と比べると乳酸系のミルキーなニュアンスが強め。凝縮感はあるのだが、クールな質感のあるワイン。個人的には3番の方が気に入った。

2) 2005 Coteaux d'Aix en Provence Blanc (Massif de la Sainte-Victoire, Rolle, CLAC Label) / Peter Fischer (Les Amis Vignerons d'Anne-Claude L.) (2008/7/23-24飲)
Rolle 40%, Ugni Blanc 35%, SB 25%の白ワイン。色はうすめの黄色。あまりトロピカリーなニュアンスのない比較的細身の白。樽香感じず。価格的には5000円程度するのでやや微妙なところ。
このボトルは、マダム・ルフレーヴがチョイスしたマイナー地区の自然派志向のワインをCLACという商標でリリースしたもの。ラック・コーポレーションが輸入しているが、Peter Fischerの名前は裏ラベルに小さくあるのみで、Chateau Reveletteの表記はなし。インポータの商業性の胡散臭さを少し感じるが、これによって、あまり知られていない生産者のワインが輸入されるというのであれば、良しとすべきか。

3) 2005 Coteaux d'Aix en Provence / Chateau Revelette (2008/6/27飲)
Grenache主体のスタンダード・キュヴェ。グルナッシュというと、暑苦しいとかアルコール感が強いとかいうイメージがあるが、このワインは抑制が効いてクール。むしろピノノワールを飲んでいるような気にもなった。価格的にも非常に◎。また買いたいワイン。
以上

| | Comments (0) | TrackBack (0)

06/26/2008

Domaine de la Tour du Bonその2

1998を2年前に飲んでいるが、今回は1999。バンドールとしては野暮ったさや野生味が少なく洗練されており、美しいワインである。価格も含めて非常にすばらしいが、最近は見かけないので残念である。

1) 1999 Bandol Rouge Cuvee Saint Ferreol / Domaine de la Tour du Bon (2008/6/25飲)
このドメーヌの上級キュヴェ。凝縮感は十分あるのだが、ピノノワールのようなしなやかさも持ち合わせている。ただし、後からタンニンがじわじわと歯ぐきに染みてくる(個人的には嫌いではない)。新樽のニュアンスはなし。1本じっくり飲めるワイン。
以上

| | TrackBack (0)

02/21/2008

Vieux Marc de Bandol (Pibarnon)

バンドールの有名生産者。赤、白は飲んだ記憶があるが、自分で買ったのはこのマールが初めて。以前Niftyのワイン会で飲んだTempierのマールが非常においしかった記憶があり、これを買ってみた。タンピエのものはやや色がうすめであまり樽のニュアンスが前に出ていないタイプであったが、こちらはきつね色も濃く樽の甘いニュアンスが前にでたもので、やや好みからはずれた。

1) 1989 Vieux Marc de Bandol (700ml) / Chateau de Pibarnon (Comte de Saint Victor) (2007/12/8-2008/2/20飲)
以上

| | Comments (0) | TrackBack (0)

01/24/2007

Richeaume (穴あきラベルその1)

穴あきラベルと書いたのは、別にラベルが破れていたわけではなく、ラベルのデザインとして、中央上部に丸い穴が開いている特徴的なもの(少年ジャンプの漫画ブリーチに出てくる化物ホロウみたいなイメージ)。
リショームはHoesch家がPuyloubierというところに持つプロヴァンスのドメーヌ。今まで3種類飲んだ印象としては、濃厚でモダンなつくりでありながらいい意味で洗練されており、かなり良いワインをつくっている。まだ飲んでいないものでは、カベルネ100%のキュヴェ、Cuvee Columelle (Syrah 50% & CS 50%)、白(Clairette, Rolle, SB)などがある。個人的に南仏のカベルネにはあまり心がときめかないので、次は白を試してみたい。

1) 1999 Cotes de Provence Cuvee Syrah / Domaine Richeaume (2005/2/10-11飲)
非常に濃厚だが、コッテリ系、暑苦しい系のつくりではなく、洗練されたワイン。後口にすうっとミントぽさが少し。かなり好印象。

2) 2005 Cotes de Provence Rose / Domaine Richeaume (2006/11/24-26飲)
美しい色のロゼワイン。Grenache, Cinsault, Syrah。感想はこちらを参照

3) 2004 Cotes de Provence Cuvee Carignan / Domaine Richeaume (2007/1/9-10飲)
まだ紫色が混じり、かなり濃度がある。余韻はそれほど長いわけではないが、非常にきれいにみずみずしくつくられたワイン。カリニャンのワインは野暮ったいものが多いのだが、これは今まで飲んだ中でたぶんベスト。ただし、あまり熟成させずにフレッシュな内に飲んだ方がよいと思う。
以上

| | Comments (0) | TrackBack (0)

11/06/2006

Chateau Vannieres

バンドール4弾目。何度か飲んだことのあるシャトー。Bandol(赤、白、ロゼ)の他にCotes de Provence(赤、白、ロゼ)、VdP du Mont-Caume(赤、ロゼ)もリリースしている。ラベルは何となくChateau Lafite-Rothschild風。

1) 1988 Bandol Rouge / Chateau Vannieres (2006/11/4飲)
休日の昼にだらだらと飲んだもの。年相応の熟成感あり。このワインも先に飲んだバンドールと同様に熟成してきて、少しまったり感があるが、やや枯れたミントぽさもあり、はかなさも出始めているボトル。コルクがもろく、乱暴に抜いたら途中で折れてしまった。
以上

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧