カテゴリー「Hard Liquer」の26件の記事

03/05/2019

2018/7-12に飲んだ蒸留酒

2018/7-12に飲み終えた蒸留酒。

1) NV Cognac Petite Champagne VSOP / Le Reviseur (2018/4/7-7/10飲)
700ml。Alc.40%。Barretの生産者。琥珀色。比較的軽め。熟成感も中くらい。悪くはないが、期待値を下回る。

2) 2004 Laphroaig Aged 7 Years Old, The Old Malt Cask (Hunter Laing & Co. Ltd.) / Laphroaig Distillery (2018/5/19-7/16飲)
700ml。Alc.56.2%。所在地はIsle of Islay。現在はBeam Suntory(サントリーの子会社)が所有。琥珀色。ピート香ははっきり。ラフロイグとしては、少し重たく感じる。アルコール感も強く、好み的にはもう一つのボトル。

3) 1992 Dumbarton 25 Years Old, The Grainman (Meadowside Blending Co.Ltd.) / Dumbarton Distillery (2018/5/19-8/3飲)
700ml。Alc.55.5%。所在地はロウランドのDumbarton。Pernod Ricardの所有だったが、2002年に閉鎖された。シングルグレーンのウィスキー。中くらいの琥珀色。ピート香は感じない。グレーンらしい地味な味わいだが、熟成により深みが出ている。

4) NV Warrior Dark Rum / VITIS Industries Limited (2018/1/20-8/3飲)
750ml。Alc.50%。Port Moresby, Papua New Guiniaの蒸留所。濃い
こげ茶色のダークラム。酒質はまったりしているが、見かけほどどろんとした粘性はあまりない。
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03/04/2019

2018/1-6に飲んだ蒸留酒

2018/1-6に飲み終えた蒸留酒。

1) NV Through The Grapevine, Cognac Grande Champagne / Maxime Trijol (2018/1/20-2/28飲)
700ml。Alc.44.3%。St. Martial sur Neの生産者。中くらいの琥珀色。表面的な香気はあまり派手ではないが、深い滋味を感じる。じっくりと楽しめた。

2) 1991 Bas Armagnac / Laberdolive (Domaine de Jaurrey) (2018/1/20-3/6飲)
700ml。Alc.46%。Labastide d'Armagnacの生産者。熟成ニュアンスの出たオレンジ色。柔らかく熟成しており、飲み心地よい

3) NV Cognac Grande Champagne XO / Francois Voyer (2018/3/11-4/22飲)
500ml。Alc.40%。所在地はCognacの町の南方のVerrieres。琥珀色。端正で上品な芳香。非常に旨い。

4) 1996 Caol Ila 20 Years Old, Old Particular (Douglas Laing & Co. Ltd.) / Caol Ila Distillery (2018/1/20-5/27飲)
700ml。Alc.51.5%。Isle of Islayの蒸留所。自分で買うのはこれが6銘柄目。Diageoの所有。うすめのゴールド。ピート香ははっきりあり。順当に旨い。

5) NV Glengoyne Cask Strength / Glengoyne Distillery (Lang Brothers Ltd.) (2018/1/20-5/27飲)
700ml。Alc.59.1%。ハイランド南部のDumgoyneの蒸留所。自分で買うのはこれが3銘柄目。濃いめの琥珀色。アルコール感が強く、今まで飲んだものと比べると、この蒸留所のスタイルから外れているように感じた。期待値を下回る。

6) NV Loch Lomond Single Grain / Loch Lomond Distillery (2018/1/21-6/8飲)
700ml。Alc.48%。ハイランド南部のAlexandriaの蒸留所。シングル・モルト(Inchmurrin)は2015に飲んでいるが、こちらはシングル・グレーン。中くらいの琥珀色。価格的に言って無難な味わい。軽めのシングル・グレーンだが、それなりに旨い。

7) NV Grappa di Vinaccia di Amarone / Le Ragose (distilleria Scaramellini) (2018/3/11-6/9飲)
750ml。Alc.40%。Veneto州Negrarの生産者。透明。シャープな酒質ではなく、少し滑っとした粘性がある。個人的には少し野暮ったく感じられるようなつくりでもう一つ。価格もけっこう高いし。
以上

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11/08/2018

2017/7-12に飲んだ蒸留酒

2017/7-12に飲み終えた蒸留酒。

1) NV Knob Creek Rye / Knob Creek Distillery (2017/5/27-8/6飲)
750ml。Alc.50%。KentuckyのClermontの蒸留所。褐色。ノーマルのバーボン(Knob Creek Aged 9 Years Single Barrel Reserveを6年前に飲んでいる)との違いはよくわからない。メロウな樽のニュアンス。まったり感強い。

2) NV The Teeling Single Malt / The Teeling Whiskey Co. (2017/7/8-8/23飲)
700ml。Alc.46%。アイルランドのDublinの蒸留所。少し茶系が入ったゴールド。ピート風味がないビターで落ち着いた味わい。

3) NV Rhum Agricole de Guadloupe Extra-Vieux / Distillerie Bielle (2017/7/8-9/9飲)
700ml。Alc.56%。所在地は、GuadeloupeのMarie-Galante島。色合いはゴールド。しなやかな酒質。整った味わいで旨い。

4) 2007 Caol Ila Exclusive Aged 10 Years (Gordon & Macphail) / Caol Ila Distillery (2017/7/8-9/9飲)
700ml。Alc.58.0%。Isle of Islayの蒸留所。自分で買うのはこれが5銘柄目。Diageoの所有。ややうすめのゴールド。アルコール度数が高いこともあり、Caol Ilaとしてはパワフルに感じる。ピート香が強いのはCaol Ilaらしい。

5) 1998 Distillato di Vino Brut di Fut 60th Anniversary LMDW / Az.Agr. Capovilla (2017/7/8-9/21飲)
500ml。Alc.60%。Veneto州Rosaの著名蒸留所が限定リリースした記念ボトル。樽熟タイプ。少し赤みも感じるオレンジゴールド。アルコール感はかなりしっかりめ。ブランディのように華やかに香る酒ではないのだが、これはこれで旨い。

6) 2006 Girvan 10 Years Old Kameyama (Asta Morris) / The Girvan Distillery (2017/10/4-12/10飲)
700ml。Alc.48%。ロウランドのGirvanの蒸留所。シングル・グレーン。William Grant & Sonsの所有。ラベルは広重の東海道五十三次の亀山。ややうすめのゴールド。グレーン・ウィスキーとしてはまずまず旨い。ピート香なし。

7) 1996 Bowmore 18 Years Old, The Old Particular (Douglas Laing & Co. Ltd.) / Bowmore Distillery (2017/10/4-12/19飲)
700ml。Alc.48.4%。Isle of Islayの蒸留所。自分で買うのは2種目。日本のサントリーが所有。うすめのゴールド。ピート香は比較的少なめ。バランスよくかなり旨い。

8) 1988 North British 27 Years Old, The Grainman (Meadowside Blending Co.Ltd.) / North British Distillery (2017/10/4-12/19飲)
700ml。Alc.48.6%。所在地はロウランドのEdinburgh。シングル・グレーン。Diageo & Edrington Groupの所有。少し濃いめのゴールド。グレーン・ウィスキーとしては味わいがしっかりしている。それなりの熟成感あり。
以上

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11/07/2018

2017/1-6に飲んだ蒸留酒

2017/1-6に飲み終えた蒸留酒。

1) 1991 Kininvie 23 Years Old, Batch No.003 / Kininvie Distillery (2016/11/25-2017/1/11飲)
350ml。Alc.42.6%。SpeysideのDufftownの蒸留所。William Grant & Sons Ltd.社が所有。1990年からの操業。リリースがほとんどない蒸留所である。ハーフボトルで約20000円なので高過ぎ。うすめの琥珀色。それなりの熟成感あり。深み、メリハリはあるが、CP的には期待値に全く届かず。

2) NV Redbreast Aged 15 Years (Single Pot Still) / Midleton Distillery (2016/11/28-2017/1/26飲)
700ml。Alc.46%。スコットランドではなく、アイルランドのMidletonの蒸留所。中くらいの琥珀色。親しみやすい飲み口。ピート香なし。少しもっさりとあか抜けないところあり。

3) 1996 Highland Park Old Particular 17 Years Old (Douglas Laing & Co. Ltd) / Highland Park Distillery (James Grant & Company) (2016/11/23-2017/1/29飲)
700ml。Alc.48.4%。Orkney Islandsの蒸留所。Edrington Groupの所有。うすめのゴールド。引き締まったシャープな味わい。いい感じの熟成感。これは旨かった。

4) 1987 Caledonian Aged 28 Years (William Cadenhead) / Caledonian Distillery (2016/11/28-2017/2/17飲)
700ml。Alc.52.3%。所在地は、ロウランドのEdinburgh。シングル・グレーンだが、1988に閉鎖されている。少しうすい琥珀色。グレン・ウィスキーらしいソフトな味わいだが、熟成による味わい深さもあり、まずまず楽しめた。

5) NV Springbank Aged 18 Years / Springbank Distillery(J.&A. Mitchell & Co.) (2017/1/25-3/11飲)
700ml。Alc.46%。所在地はCampbeltown。自分で買うのはこれが4銘柄目である。ややうすめのゴールド。くせはなく、マイルド。無難に旨いが、CP的にはもう一つ。

6) NV Abhainn Gearg / Abhainn Gearg Distillery (2017/4/6-5/26飲)
500ml。Alc.46%。所在地は、北方のアウター・ヘブリディーズ諸島にあるIsle of Lewis。2008年に操業開始したまだ新しい蒸留所。ややうすいゴールド。少しもっさりした風味があり、CP的には不満が残る。

7) 1988 Cognac XO Aged 25 Ans / Guy Pinard & Fils (for Bar Doras & Shinanoya) (2017/5/25-6/28飲)
500ml。Alc.40%。所在地は、Foussignac。中くらいの琥珀色。香りは華やかで豊か。充実して飲めた。
以上

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11/06/2018

2016/10-12に飲んだ蒸留酒

2016/10-12に飲み終えた蒸留酒。

1) 2008 Talisker Aged 5 Years / Talisker Distillery (2016/6/15-10/2飲)
700ml。Alc.59.0%。北方のIsle of Skyeの蒸留所。Diageo社が所有。ボトルで買うのは、1999に1980年の18 Years Oldを飲んでおり、2回目。Kingsbury社によるボトリング。かなりうすめの琥珀色。ガソリンぽい香味が出ているが、個人的にはOK。ピート香は中くらい。パワフルで飲みごたえあり。熟成年は若いのだが、なかなか旨かった。

2) 1991 Cambus Aged 23 Years (Signatory Cask Strength Collection) / Cambus Distillery (2016/6/15-10/2飲)
700ml。Alc.53.9%。ロウランドのCambusにあったシングル・グレーンの蒸留所。Diageo系の所有。1993年に廃止されている。Signatory社によるボトリング。中くらいの琥珀色。アルコール度数が高いせいもあるが、シングル・グレーンとしては、メリハリがあって、まずまず飲みごたえあり。

3) 1988 Port Dundas Aged 25 Years (William Cadenhead, Small Batch) / Port Dundas Distillery (2016/2/28-10/9飲)
700ml。Alc.46%。所在地はロウランドのGlasgowにあったシングル・グレーンの蒸留所。Diageo社が所有。2009年に廃止されている。William Cadenheadによるボトリング。色合いは、ややうすめの琥珀色。シングル・グレーンらしいソフトな砂糖菓子ぽいニュアンス。熟成感は出ているが、もう一つ深みやインパクトが欲しい。

4) NV Connemara (Peated Single Malt) / Cooley Distillery (2016/4/23-10/16飲)
700ml。Alc.40%。所在地はアイルランドのRiverstown。これはシングル・モルトのアイリッシュ・ウィスキー。現在はサントリーの子会社であるBeam Suntory社が所有。色合いは、中くらいの琥珀色。味わいはまとまっているが、全体的にはもっさりした風味があって、あまり洗練された味わいではない。

5) NV Ballantine's Aged 21 Years / Georges Ballantine & Sons Ltd. (2016/4/16-10/17飲)
700ml。Alc.40%。所在地はロウランドのDumbarton。Pernod Ricard社が所有する著名銘柄。
色合いは、中くらいの琥珀色。マイルドで飲みやすいが、熟成年から期待したわりには、香味がもう一つあっさりして、インパクトがない感じだった。

6) NV Bushmills Aged 21 Years / The Old Bushmills Distillery (2016/4/2-2016/11/2飲)
700ml。Alc.40%。所在地は北アイルランドのAntrim。シングルモルトとしては、20年ほど前にBushmills Aged 10 Yearsを1本飲んだことがある。最近、Diageo社からJose Cuervo社に所有が移った模様。濃いめの琥珀色。やや野暮ったいニュアンスあり。熟成感はあるが、深みや旨みに直結していない気がする。Bushmillsに関していうと、前のボトルもそうだったが、シングルモルトではない、Irishタイプのウィスキーの方が旨い気がする。

7) 1989 Cameronbridge Aged 24 Years (William Cadenhead) / Cameronbridge Distillery (2016/6/15-2016/11/17飲)
700ml。Alc.46%。東ハイランドのCameron Bridgeにあるシングル・グレーンの蒸留所。Diageo社が所有。William Cadenheadによるボトリング。色合いは、中くらいの琥珀色。それなりに熟成感出ている。シングル・グレーンぽいソフトな味わいが強く、もう一つ。

8) 1996 Glengoyne Aged 17 Years, The Old Malt Cask (Hunter Laing & Co. Ltd.) / Glengoyne Distillery (2016/6/15-2016/11/25飲)
700ml。Alc.50%。南ハイランドのDumgoyne。Lang Brothers社が所有。初回はオフィシャルのGlengoyne Aged 17 Yearsを2012~2013にかけて飲んでいる。今回は、好みのHunter Laingによるボトリング。色合いは、うすめの琥珀色。落ち着いた上品な味わい。デリケートでじっくり飲める。インパクトがあるウィスキーではないが、前回と同様に非常に好み。

9) NV Lambig Melenig, Eau-de-Vie de Cidre de Bretagne Reglementee / Cidrerie Melenig, Christian Toullec & Christian Saccardy (2016/7/30-2016/12/13飲)
700ml。Alc.40%。所在地はブルターニュ地方のElliant。2010, 2013と飲んで、これが3本目になる。
色合いは、うすいほのかにオレンジが入った琥珀色。前に飲んだ2本と比べると、少しアルコール感や香味が弱めの印象。ただ、ウィスキー中心に飲んでいる中で、これをたまに飲むと、非常に味わい深く感じられ、十分に楽しめた。

10) NV Wolfburn 3 Years / Wolfburn Distillery (2016/9/23-2016/12/18飲)
700ml。Alc.46%。所在地は北ハイランドのThurso。これまでは、Great Britain本島としては、Pulteney Distilleryが最北に位置していたが、2013年からこの新鋭蒸留所が最北の蒸留所となった。これは最少熟成年数の3年を満たしてリリースされた最初のバッチ。
色合いは、うすい琥珀色。若いウィスキーだが、骨太かつまとまった味わいで非常によい。また、違うボトルを試してみたい。

11) 1998 Lagavulin Double Matured, The Distillers Edition / Lagavulin Distillery (2016/11/9-12/30飲)
700ml。Alc.43%。所在地はアイラ島。Diageo社が所有。2000年にLagavulin 16 Years Oldを飲んでいる。色合いは、濃いめの琥珀色。ピート感強く、味わいもパンチ力ある。前回のものより印象がよく(価格も高いのだが)、飲み切るのが速かった。
以上

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12/27/2016

2016/4-9に飲んだ蒸留酒

2016/4-9に飲み終えた蒸留酒のコメント。今回はボトルの飲み切りの端境期になっており、2本のみが終了。

1) 1997 MaCallan Aged 16 Years, The Old Malt Cask (Hunter Laing & Co. Ltd.) / MaCallan Distillery (2016/2/28-7/24飲)
700ml。Alc.50%。スペイサイドのMorayの著名蒸留所。Edrington Group (以前のHighland Distillers)が所有。ボトルで買うのは、1999に1980年の18 Years Oldを飲んでおり、2回目。好みのHunter Laing によるボトリング。ややうすめの琥珀色。思ったよりもデリケートで線が細めだが、上品な味わいで楽しめた。

2) 1991 Invergordon Aged 21 Years (William Cadenhead) / Invergordon Distillery (2016/4/2-2016/9/28飲)
700ml。Alc.46%。所在地は、北ハイランドのInvergordon。シングル・モルトとしては、Ben Wyvis Distilleryがこの工場内にあったのだが、1977年に廃止されており、希少銘柄となっている(未飲だが、もう高くなりすぎて購入不能)。Whyte & Mackay Distillersが所有。
William Cadenheadによるボトリング。色合いは、かなりうすい琥珀色。シングル・グレーンはソフトな砂糖菓子ぽい風味があるものが多いが、これはガソリンぽい風味がかなりある(このぐらいのレベルだと個人的には特にいやな香味ではない)。この荒っぽい味わいが逆にアクセントとなって、同時に買った他のシングル・グレーンのボトルよりも飲み切るのが速かった。
以上

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04/08/2016

まだ飲んでいないシングル・モルト

2016年3月末時点で、(妥当な価格で)入手可能なイギリスのシングル・モルトは全て飲んでしまったことになる。残っているのは、以下の12蒸留所(シングル・モルトとして、何らかの形で現在流通しているのはその内7つ)。
a)~d)は、いずれも廃止蒸留所であり、特にa)~c)は操業期間が短く、廃止された時期が古いため、希少銘柄となっており、私にはほぼ購入不能なものとなっている。
d)のLochside Distilleryは、1992年に操業停止した東ハイランドの蒸留所である。3年ほど前までは、Gordon & Macphailの1991年が信濃屋とかで普通に4000円くらいで売っていたのだが、評価本の点数(ウィスキーは同じロットの中でのばらつきが少ないので、ワインよりも出来不出来の評価が一致しやすい)がかなり低かったためにパスしたのが裏目に出て、それ以来、他のボトラーズ物も含めて全く見かけない状態が続いている。
e)のKininvie Distilleryは、今年2月に飲んだCool CelticのAldunie Dufftown Maltが厳密にはシングル・モルトではないため、まだ飲んでないものとしている。
f)のAbhainn Dearg Distilleryは、2007年にできた新しい蒸留所で、最北部のOuter Hebrides諸島のLewis島にある。オフィシャル・ボトルが最近リリースされているが、日本には流通していない。
g)のAilsa Bay Distilleryは、2007年にLowland のGirvan Distillery内にできた新しい蒸留所で、最近オフィシャル・ボトルが販売されたようだが、日本には流通していない。
h)のRoseisle Distilleryは、最大手のDaigeo社が2010年にスペイサイドにつくった最新鋭の蒸留所で、ウィスキーはまだ販売されていない。
i)のDaftmill Distilleryは、2005年にLowlandにつくられた蒸留所で、ウィスキーはまだ販売されていない。
j)のAnnandale Distilleryは、2007年にLowlandにつくられた蒸留所で、ウィスキーはまだ販売されていない。
k)のWolfburn Distilleryは、2013年に北Highland北端のThursoに再開した蒸留所で、ウィスキーはまだ販売されていない。
l)のIsle of Barra Distilleryは、Outer Hebrides諸島南端のBarra島に建設中の蒸留所で、ウィスキーはまだ生産されていない。
これらの他にも計画中の蒸留所がある。

a) Ben Wyvis Distillery
b) Glenflagler Distillery
c) Kinclaith Distillery
d) Lochside Distillery
e) Kininvie Distillery
f) Abhainn Dearg Distillery
g) Ailsa Bay Distillery
h) Roseisle Distillery
i) Daftmill Distillery
j) Annandale Distillery
k) Wolfburn Distillery
l) Isle of Barra Distillery
以上

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04/07/2016

2016/1-3に飲んだ蒸留酒

2016/1-3に飲み終えた蒸留酒のコメント。今回は7本が終了となった。その内、シングル・モルトは4本が終了したが、3番が個性的だった以外は、どれも好み。Leopold GourmelのCognacも非常に良かった。
今回で、日本で(妥当な価格で)入手可能なシングル・モルトは全て飲んだことになる。まだ未飲で残っている銘柄は別途書くことにする。

1) NV Glenglassaugh Evolution (Ex Tennessee Cask Matured) / Glenglassaugh Distillery (2015/10/1-2016/1/17飲)
700ml。Alc.50%。東ハイランドのPortsoyの蒸留所。1986年から2008年まで休止していたが、再開された。最近The Benriach Distilleryが買収し、所有している。休止前のオールド・ボトルもリリースされているが、これは再開後のオフィシャル・ボトルで熟成年数はあまり長くない。
ややうすめの琥珀色。若いが、それなりにまとまった味わいで、なかなかおいしく飲めた。

以下はCognac 3本セット。
2-1) NV Cognac l'Age du Flruit, 10 Carats / Leopold Gourmel (2015/5/11-2016/2/1飲)
200ml。Alc.41%。
2-2) NV Cognac l'Age des Fleurs, 15 Carats / Leopold Gourmel (2015/5/11-2016/2/2飲)
200ml。Alc.42%。
2-3) NV Cognac l'Age des Epices, 20 Carats / Leopold Gourmel (2015/5/11-2016/2/2飲)
200ml。Alc.43%。
所在地もCognac。このうちで2-2番は700mlボトルを飲んでいる。琥珀色が10 Caratsから20 Caratsへと進むにつれて、濃くなっていく。味わいも年数が増えるにつれて、複雑になっていく。ただ、10 Caratsでも非常に旨い。味筋はどれもかなり柔らかい。20 Caratsの上には、Quintessence 30 Caratsという銘柄もあって、高価ではあるが、是非とも飲んでみたいと思う。

3) 1992 Cool Celtic, Aldunie Dufftown Malt (a vatting of Kininvie Single Malt with a spoonfull of another Dufftown Single Malt) / Cool Celtic (2015/12/25-2016/2/15飲)
700ml。Alc.59.6%。スペイサイドのDufftownにあり、William Grant & Sonsが所有する1990年から生産を開始した比較的新しい蒸留所。オフィシャル・ボトル、ボトラーズ・ボトルともほとんどリリースされていない蒸留所。オフィシャル・ボトルはスポット的にごくわずかリリースされているが、日本での価格(375mlのハーフサイズで20000~30000円台)が非常に高いため、今回購入を見送ってしまった。その代りに買ったのが、このHannoverのボトラーズ銘柄で、Kininvie が99%、残り1%が同じ所有になるBalvenyのブレンドとのことであり、厳密にはシングル・モルトではない。
非常にうすい琥珀色。アルコール感が強く、ほとんど樽のニュアンスなし。ピート香も感じず。爆弾のようなウィスキー。

4) 2000 Laphroaig Aged 13 Years Old, The Old Malt Cask (Hunter Laing & Co. Ltd.) / Laphroaig Distillery (2015/4/18-2016/2/22飲)
700ml。Alc.54.8%。Islay島の著名蒸留所。Allied Domecq社が長い間保有していたが、Fortune Brands 社の手に移って、現在は日本のサントリーの系列会社であるBeam Suntory社が所有。自分で買うのはオフィシャルの10年物(2000/5~9に飲んでいる)に次いで、2回目。うすい琥珀色。ラフロイグの常で、かなりピート香が強いが、全くイヤミではなく、スイスイと飲めてしまう。非常に旨い。

5) 1984 Caol Ila Aged 24 Years, (Valentino Zagatti's Personal Choice Celebrating Hhis 50 Years of Collecting) / Caol Ila Distillery (2015/4/18-2016/3/16飲)
700ml。Alc.46%。Islay島の蒸留所。Diageo系列。これもオフィシャルの3本セットに次ぎ、2回目。このボトル自体も新宿のVin Vino Bruleで一度グラスで飲んでいる。
うすめの琥珀色。この蒸留所に特有のピート香はやや穏やかになっている(それでも大多数の蒸留所に比べるとはっきりと感じられる)。いい感じに熟成してかなりこなれており非常に旨い。
以上

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01/08/2016

2015/10-12に飲んだ蒸留酒

2015/10-12に飲み終えた蒸留酒のコメント。いよいよシングルモルトを一通り飲む計画も大詰めに近づいているが、今回は7本が終了となった(シングルグレーン・ウィスキー2本含む)。今回はやはり4番が好み。2015年の総括については、他の酒と併せて書いたのでここでは略する。

1) 1989 Strathclyde Aged 24 Years (Cadenhead, Small Batch) / Strathclyde Distillery (2015/1/24-10/5飲)
700ml。Alc.46%。これはシングルモルトではなく、ロウランドのGlasgow市内のグレーン・ウィスキーの蒸留所。Chivas Brothers社の所有。少し熟成感のある琥珀色。シングル・モルトとは違って、ソフトで砂糖菓子のような香味。ピート香なし。熟成してまろやかな味わいであるが、物足りなさも感じる。なお、この蒸留所に併設されてシングルモルトのKinclaith Distilleryがあったが、1975に閉鎖されている(まだ未入手の1本だが、最近余りに高すぎて購入不能である)。

2) 1979 Closed Distilleries, Carsebridge Aged 28 Years (Part des Anges) / Carsebridge Distillery (2015/1/24-10/26飲)
700ml。Alc.54.6%。これもロウランドのAlloaのグレーン・ウィスキーの蒸留所で1983年に閉鎖されている。旧DCL社(現Diageo社)の系列。熟成感のあるやや濃い琥珀色。これも1番同様に、グレーン・ウィスキーらしく骨太でない特徴があるが、熟成により、深みが出ており、2番よりは楽しめた。

3) NV Tomintoul Aged 10 Years / Tomintoul Distillery (2015/4/12-10/26飲)
700ml。Alc.40%。スペイサイドの内陸部のBallindallochの蒸留所。Angus Dundee Distillers社が所有。これは旧ラベルのオフィシャル・ボトル。ややうすい琥珀色。リリースが少し古いボトルのため、そこそこ熟成感があり、軽めのつくりであるが、まずまず。

4) 1997 Royal Lochnagar Aged 15 Years Old, The Old Malt Cask (Hunter Laing & Co. Ltd.) / Royal Lochnagar Distillery (2015/4/18-11/8飲)
700ml。Alc.50%。東ハイランドのLochnagarの蒸留所。Diageo社の系列。私の好みのHunter Laing社のボトル。うすい琥珀色。穏やかでマイルドな味わい。少し地味だが、味わい深さも持っており、なかなかよかった。

5) NV Inchmurrin Aged 15 Years Old (2014 Release) / Loch Lomond Distillery (2015/4/18-11/11飲)
700ml。Alc.46%。南ハイランドのAlexandriaにある蒸留所。これはオフィシャル・ボトル。この蒸留所はこのInchmurrinが一番出回っているが、それ以外にも幾つかの銘柄をリリースしている。うすい琥珀色。何かケミカルな風味が少しあって、飲んでいて違和感ある。味わいも親しみやすさがなく、どうも好きになれず。

6) 1998 Ben Nevis Aged 15 Years Matured in a Refill Hogshead Peated Type (The Whisky Agency & Three Rivers) / Ben Nevis Distillery (2015/6/25-12/15飲)
700ml。Alc.51.8%。西ハイランドのFort Williamにある蒸留所。この村にはGlenlochy Distilleryもあったが、1983年に廃止されている。ニッカ・ウヰスキーの所有。これはThe Whisky Agency & Three Riversによるボトル。ややうすい琥珀色。アルコール度数の割に端正なニュアンス。まずくはないのだが、何となく親しみやすさに欠ける気がした。

7) 1995 Glen Elgin 18 Years Old (Blackadder Raw Cask) / Glen Elgin Distillery (2015/4/18-12/26飲)
700ml。Alc.58.2%。スペイサイドのElginにある蒸留所。この村には8つほどの蒸留所があるが、これが最後の1本。Diageo社の系列だが、これはBlackadder Raw Caskシリーズのボトル。濃い目の琥珀色。アルコール感強くパワフル。少し強すぎで、エレガントさに欠ける。
以上

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10/08/2015

2015/7-9に飲んだ蒸留酒

2015/7-9に飲み終えた蒸留酒のコメント。いよいよシングルモルトを一通り飲む計画も大詰めに近づいてきた(価格的にもう手が出ない数銘柄を除く)。今回は5本が終了となった。今回は地味なものが多く、突出して好みの銘柄はなかった。

1) 1989 Macduff Connoisseurs Choice (Gordon & Macphail) / Macduff Distillery (Glendeveron Distillers Ltd.) (2014/7/6-2015/7/15飲)
700ml。Alc.43%。東ハイランドのDeveronの蒸留所。オフィシャル・ボトルは所有会社の名前を採って、Glendeveronという銘柄でリリースされる。ややうすい琥珀色。そこそこの熟成ニュアンス。地味なつくりだが、柔らかさもあって、まずまず。

2) 1996 Teaninick Connoisseurs Choice (Gordon & Macphail) / Teaninick Distillery (2014/7/6-2015/7/25飲)
700ml。Alc.46%。北ハイランドのAlnessの蒸留所(Dalmore Distilleryと同じ村)。Diageo系列。
うすめの琥珀色。今一つ特徴のない地味なモルト。モルトの風味がアルコール感に負けている感じ。微妙にケミカルなニュアンスも少し。

3) 1997 Deanston Aged 14 Years (Kingsbury and Co. Ltd.) / Deanston Distillery (2014/12/20-2015/9/1飲)
700ml。Alc.55.1%。南ハイランドのTeith川沿域のDouneの蒸留所。Burn Stewart社(現在はDistell Group Ltd.の傘下)が所有。このボトルはKingsbury社が瓶詰めしたもの。濃いめの琥珀色。アルコール度数が高く、力強いつくり。パワフルさが勝ってやや飲み疲れする。

4) NV The Glenturret Aged 10 Years / Glenturret Distillery (2014/12/20-2015/9/19飲)
700ml。Alc.40%。南ハイランドのCrieffの蒸留所。Highland Distillers社の所有。これはオフィシャル・ボトル。ラベルに、Scotland's Oldest Distillery from 1775との記載がある。ややうすい琥珀色。穏やかな味わい。突出するところはないが、まずまずの味わい。

5) 1989 Speyside Aged 18 Years (Cadenhead, Small Batch) / Speyside Distillery (2015/1/24-9/26飲)
700ml。Alc.62.8%。スペイサイドのかなり内陸部のKingussieにある蒸留所。1990年から生産開始した新しい蒸留所であるが、名前が地域名とかぶっていて、検索で探すのがなかなか難しい蒸留所である。Cadenhead社のSmall Batchシリーズの1本。濃い琥珀色。アルコール感強く、パワフルでストレートな味わい。少し飲み疲れした。
以上

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