2016年総括(酒類編)
まだ、アップしていないものも多いのだが、2016年の酒類関係の全般的な感想を。2016年はここ数年の傾向でもあるが、ワインの消費量がさらに減り、蒸留酒、クラフトビール、日本酒の消費量が増えた(特に日本酒)。ワイン会の参加も低調であった(2015年よりは多かったが)。自身のワイン会の開催はモノポール会2回、イタリア会1回であった。2017年はもう少し開催できればと考えている。
1) シャンパーニュ
2016年はシャンパン会の開催はゼロに終わった。ただ、自宅では、定番銘柄と未飲の生産者主体にたくさん飲んでいる。その他では、3月に平野弥で開催されたシャンパン試飲会 (2007 Herve Jestin vs 2007 Marguet Sapience)が興味深かった(自分のボトルも2017年には開けたいものである)。
2) ブルゴーニュ
2016年はブルゴーニュ・ワイン会の参加は計10回と有名銘柄も色々と飲むことができた。それ以外に自身では2回モノポール会を開催することができた(珍品のJean ChartronのPuligny-Montrachet 1er Cru Clos du Cailleret Rougeもついに飲めた)。2017年はもう少しブルゴーニュ会を開催できればと思う。
3) ボルドー
2016年に飲んだボルドーワインは24本。クリュ・ブルジョワのワインを入手するためにやむなくセット物を買ったことと、手持ちの1999~2001年のワインを7本飲んだため、比較的本数が増えた。新規に飲んだクリュ・ブルジョワのワインは4本。あと残り13本である。気長に探していきたい。
4) その他フランス
例年と同じくラ・ヴィネの現地買い付けワインに大変お世話になった。また、北部ローヌの在庫6本、南部ローヌの在庫9本をせっせと飲み、消費した。
5) イタリア
例年同様、地元品種のワインを中心に主に自宅で飲んだ。今年も飲み頃の在庫ワインを積極的に消費した。年末にはBob Dylanの受賞を記念して、手持ちのLe Terrazzeの2001 Visions of Jなど4本を飲んだ。
6) その他
カリフォルニアは、手持ちではZinfandel系を8本飲み、1994~1997のカベルネを5本飲むことができた。また、5月にはワイン会でDiamond Creekの1990 Lakeをついに飲むことができたのと、6月にアカデミー・ヴァン主催のSilver Oak CellarsのAlexander Valley, Napa Valley & Bonny's Vineyardの1987 と1990の計6本とRidge Monte Bello 1987を飲めたのが収穫。
スペインワインは計28本と前年と比べて色々と飲んだ。シェリーを8本飲んだのと、ラシーヌ輸入のワインを7本飲んだのが大きい。特に5種類飲んだEnvinateは新鮮だった(Blog未記載)。
OZについては、Shirazの熟成物とビオ系ワインを計15本飲めた。ただ、ビオ系はとりあえずもういいかなという印象。
南アフリカは、新しく輸入された生産者のワインを計4本飲み、新鮮だった。2017年もさらに開拓するつもりである。
日本のワインは自分で購入したものは0本と低迷。飲みたいと思うワインが、入手が難しいのがつらいところだ。
7) ビール
ビールはBlogにほとんど書いていないが、外国ビールを中心に相変わらずたくさん飲んでいる(自宅およびビアパブ)。2017年から写真だけでもアップしようと思っている。ビアパブでは、定番のポパイ倶楽部、Devil Craft(神田、浜松町、五反田)にはちょい飲みも含めて月4、5回通っている。
8) 蒸留酒
蒸留酒は、スコットランドのシングルモルト蒸留所制覇はもう煮詰まってしまっていて、まだ飲んでいない閉鎖・廃止蒸留所の4つは永久欠番となりそうである。仕方がないので、有名蒸留所の2回目以降を買ったり、Single GrainやIrish Whiskyにも手を広げつつある。また、新規蒸留所のウィスキーがリリースされるのをじっと待っている。ウィスキーは2016年内に飲み切ったボトルが16本。Kininvie Distilleryもとうとう買ってしまったし、新鋭のWolfburn Distilleryも飲むことができた。
9) 日本酒
日本酒は昨年に増してたくさん飲むようになった。会社の飲み会に未飲の蔵元の4合瓶を2本くらい毎回提供して酒量を減らす努力をしている。県別の生産者のリストをつくって、全酒蔵を制覇するという作業を始めているが、まだ半分弱というところである。これを始めてから、自治体のアンテナショップをよく巡るようになった。
以上
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