2017年に飲んだ南アフリカのワインは22本。結構はまって購入している。Alheitは別途書くので除外している。
1) 2014 Syrah, Swartland / Mullineux (2017/1/7飲)
Riebeek Kasteelの生産者。濃いルビー。比較的さらっとした酒質。あまりニューワールドぽくない。
2) 2014 White Old Vines, Swartland / Mullineux (2017/1/9飲)
Chenin Blanc 73%, Clairette Blanche 13%, Viognier 10%, Semillon 4%からの白。くっきりした色合いのゴールド。アロマティックな芳香、まったり感が強い。
3) 2014 Syrah, Coastal Region / Boekenhoutskloof (2017/1/9飲)
Franschhoekの生産者の上級キュヴェ(七つの椅子のラベル)。濃いルビー。1番と似たつくりで、比較的さらっとした酒質。ただ、価格的には1番の倍以上するので、CP的には期待値に届かず。
4) 2014 Semillon, Franschhoek / Boekenhoutskloof (2017/1/10-11飲)
同上。中くらいの黄。Mullineuxよりもまったり感は少なめだが、凝縮感はこちらの方がやや上。
5) 2013 White Blend, Coastal Region / A. A. Bardenhorst (2017/3/4飲)
Malmesburyの生産者。Chenin Blanc 35%, Grenache Blanc 10%, Roussanne 9%, Viognier 9%, Verdelho 8%, Marsanne 8%, White Grenache 7%, Clairette Blanche 7%, Palomino 5%, Ch 2%からの白。やや濃いめの黄。南仏品種主体のアロマティックなワイン。まったり感は中くらい。
6) 2013 Red Blend, Swartland / A. A. Bardenhorst (2017/3/4飲)
Shiraz 68%, Grenache 18%, Cinsault 10%, Tinta Barocca 4%からの赤。赤みの強い濃ルビー。色合いに比して、酸がしっかりしており、快適に飲めた。
7) 2015 Paper Kite Old Vine Semillon, Franschhoek / Thorne & Daughters (2017/3/5-6飲)
Tin Soldier Semillonを過去に飲んでいるElginの生産者。レモン色の入った黄色。セミヨンのワインとしては、重くなくさらっとした酒質で軽快に飲めた。
8) 2015 Riesling, Constantia / Klein Constantia (2017/4/27-28飲)
Constantiaの生産者。うすい黄。酸が強めで、涼しい細身のニュアンス。リースリングらしい香味ははっきりあるが、ねっとりしたようなところはない。ドライなつくり。他のワインも飲んでみたい。
9) 2015 Brakkuil Barbarossa, St Helena Bay / Bouwer & Bardenhorst (2017/5/6飲)
Malmesburyの生産者。品種はBarbarossa(イタリア起源の品種だが、イタリアワインではたぶん飲んだことがない)。赤みの強い濃ルビー。色合いに比して酸がしっかりしていて、軽快さもあるワイン。
10) 2009 Tulbagh Reserve Shiraz / Rijk's (2017/5/6-7飲)
Tulbaghの生産者。少しカツオ節ぽい熟成ニュアンス。濃厚でやや甘めの味筋。
11) 2015 Clairette Blanche, Stellenbosch / Craven Wines (2017/5/10-11飲)
Stellenboschの生産者。テリの強い黄。芳香、トロピカルなニュアンスは比較的少ない。濃厚ではないが、充実した味わい。
12) 2010 Red, Swellendam / Sijnn (David Trafford) (2017/5/13-14飲)
あまり生産者をみかけないMalgasの生産者。David Trafford が関わっている。Shiraz 42%, Touriga Nacional 27%, Mourvedre 18%, Trincadeira 10%, CS 3%の赤。濃いルビー。少しバック・ヴィンテージのため、熟成ニュアンスあり。濃厚だが、今、飲み頃。
13) 2014 White, Swellendam / Sijnn (David Trafford) (2017/5/14飲)
12番の白。Chenin Blanc 82%, Viognier 11%, Roussanne 7%の白。テリの強いレモン色。芳香系の濃密な白。
14) 2012 Treinspoor, Swartland / The Sadie Family Wines (2017/6/27-28飲)
Adelaide南部Blewitt Springsの生産者。ポートの品種であるTinta Baroccaの赤。中くらいのルビー。酒質はさらっとしている。何となく最近のモダンなスペインワインのような感じ。少し海苔ぽい風味を感じる。
15) 2013 White Wine DOK, Elgin / The Blank Bottle Winery (2017/10/1-2飲)
Elginの生産者。Riesling, Semillon & SBの白。テリの強いゴールド。くせのある薫香。後口にセミヨンらしいほろ苦さあり。
16) 2013 Weather Girl, Elim / The Berrio Wines (2017/10/3飲)
Elimの生産者。SB 60%, Semillon 40%の白。うすめの黄。南アとしては、さっぱり系。少しセミヨン系の薫香が見え隠れする。地味な印象。
17) 2013 Sauvignon Blanc, Cederberg / Driehoek Wines (Du Toit Familie) (2017/10/3-4飲)
Cederbergの生産者。うすい黄。冷涼感のあるSB。快活なタイプではなく、かなり地味なワイン。
18) 2015 Perdeblokke Sauvignon Blanc, Constantia / Klein Constantia (2017/11/26-27飲)
8番に同じ。うすい黄。やや青臭い香味。酸はしっかりしており、凝縮感あり。
19) 2015 Rocking Horse Cape White Blend, Western Cape / Thorne & Daughters (2017/12/1飲)
Roussanne 33%, Ch 20%, Semillon 23%, Chenin Blanc 18%, Clairette Blanche 6%の白。中くらいのゴールド。濃厚な白。薫香が強い。後口に少しほろ苦さ。
20) 2015 El Bandito Cortez, Swartland / Testalonga (2017/12/5-6飲)
Eendekuil, Piketbergの生産者。Chenin Blanc 100%。中くらいの黄色。酸も凝縮感もしっかりしたワイン。薫香がはっきり出ている。少し神経質なニュアンスあり。
21) 2016 Cinsault, Darling / Rall Wines (2017/12/7飲)
Swartlandの生産者。赤みの強いルビー。PNをもう少しタニックでワイルドにした感じ。冷涼な気候のニュアンスあり。
22) 2016 Pinot Noir Cuvee Mabalel, Elandskloof / Crystallum (Andrew & Peter Allan Finlayson) (2017/12/7飲)
Hermanusの生産者。暗いトーンのルビー。冷涼なニュアンスが出ている。凝縮感はまずまず。ブルゴーニュともカリフォルニアともタイプが異なる。
以上
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