昨年10月から12月にフジTVで放映したドラマ。私はリアルタイムで見ていなくて、最近DVDを買って観た。原作は東川篤哉の小説だそうだが、一度も読んだことはない。
大富豪のお嬢様であり、現職の刑事でもある宝生麗子(北川景子)と宝生家の執事である影山(桜井翔)が主人公であり、屋敷でディナーを食べた後に毎回、殺人事件の謎解きをする設定である。したがって、毎回ワインを飲むシーンがあるのだが、銘柄がはっきりわかるのは、この第2話のみであった。
まず、宝生家のディナーの席で麗子がメインディッシュと合わせて飲んでいたのが、1995 Chateau Suduiraut。ぱっと見では、普通の肉料理のような感じだったが、フォアグラだったのだろうか?
青酸カリ入りのワインを飲んで毒殺される獣医はワイン愛好家であり、書斎のキャビネットに並んでいたワインが以下の5本。全てブルゴーニュの赤で1本ずつ影山が名前を読み上げるシーンがある。5本とも獣医一家の誕生年のワインという設定であるが、それ以上の深い意味はない。全部本物のラベルかどうか私にはよくわからないが、古酒に詳しい方ならわかるはず。本物だとしたら、スタッフかその知り合いに相当のコレクターがいるのだろう。
1953 Chambertin Clos de Beze / Faiveley
1957 Clos de la Roche Vieilles Vignes / Ponsot
1974 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Vaucrains / Robert Chevillon
1976 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Sentiers / Robert Groffier
1984 Echezeaux Vieille Vigne / Mongeard-Mugneret
以上
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