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03/17/2020

2019年に飲んだBordeaux

2019年に飲んだボルドー・ワインは14本。未飲のクリュ・ブルジョワを3本発見できたのと、格付けSauternesを9本飲んだ。これで、未飲のクリュ・ブルジョワはあと7本、格付けSauternesで未飲のものは残り1本となった。

 

1) 2009 Chateau de Myrat, Sauternes (2019/1/18飲)
初めて飲むBarsacの2級シャトー。Semillon 88%, Sauvignon Blanc 8%, Muscadelle 4%。濃いめのゴールド。甘みは中の上くらい。よくつくられている。

 

2) 1982 Chateau La Conseillante, Pomerol (2019/2/18飲)
20年前に買ったワイン。M65%, CF30%, Malbec5%。不透明な濃いルビー。熟成感は思ったよりも少なめ。味わいは旨み成分濃厚。さすが1982だけのことはありました。

 

3) 1998 Chateau Climens, Barsac (2019/2/20-21飲)
375ml。10ヴィンテージほど飲んでいるBarsacの1級シャトー。Semillon 100%。オレンジの入ったゴールド。甘みはしっかり。上品で整ったつくり。非常によくできている。

 

4) 2001 Chateau Filhot, Sauternes (2019/3/24-26飲)
Sauternesの2級シャトー。Semillon 50%, Sauvignon Blanc 45%, Muscadelle 5%。輝くゴールド。甘みは中の上くらい。パイナップルのような酸。非常によくまとまっている。

 

5) 2000 Chateau Lafaurie-Peyraguey, Sauternes (2019/3/26-29飲)
Bommesの1級シャトー。Semillon 90%, Sauvignon Blanc 5%, Muscadelle 5%。熟成感のある茶系の入った濃いゴールド。甘みはかなりしっかり。飲み頃に入っている。

 

6) 2006 Chateau de Rayne Vigneau, Sauternes (2019/4/21飲)
ワイン会で飲んだもの。Bommesの1級シャトー。Semillon 83%, Sauvignon Blanc 15%, Muscadelle 2%。色は比較的濃い。もうかなりこなれている。甘みの中の上くらい。

 

7) 2014 Cap Royal Rouge, Bordeaux Superiore (2019/5/23飲)
375ml。人形町のそよいちで飲んだもの。Blanquefortの生産者。M & CS。中くらいのルビー。かすかにコルク臭。ぱっとしないが、ある意味順当な味わい。

 

8) 2003 Chateau Rabaud-Promis, Sauternes (2019/6/1飲)
ワイン会で飲んだもの。Bommesの1級シャトー。Semillon 80%, Sauvignon Blanc 18%, Muscadelle 2%。輝くゴールド。しっかりした甘み。まだ少し若い。

 

9) 1989 Chateau Romer du Hayot, Sauternes (2019/6/20飲)
Barsacの2級シャトー。Semillon 70%, Sauvignon Blanc 25%, Muscadelle 5%。熟成感の出たゴールド。杏ぽい熟成香味。甘みは中の上。しっかり飲めた。

 

10) 2017 Chateau Leyssac, Saint-Estephe (2019/9/21飲)
ついに見つけたSaint-Estepheのクリュ・ブルジョワ。これでSaint-Estephe は全部飲んだ。CS 60%, M 40%。濃いルビー。酸がしっかりしたしなやかなボルドー。高貴さはない。今でも十分飲める状態。なお、このワインだが、価格が約1500円と破格の安さ。

 

11) 1982 Chateau Duplessis Fabre, Moulis-En-Medoc (2019/9/23飲)
これもやっと見つけたMoulis-En-Medocのクリュ・ブルジョワ。これでMoulis は残り1本となった。M 62%, CS 23%, Cf 13%, PV 2%。濃いルビー。相応の熟成感。ただ、1982としては期待値に届かず。あかり洗練されていない。

 

12) 1997 Chateau d'Arche, Sauternes (2019/10/6-8飲)
Sauternesの2級シャトー。Semillon 90%, Sauvignon Blanc 10%。深いコハク色。熟成感出ている。糖蜜的な甘み強い。

 

13) 1986 Chateau de Fargues (Lur-Saluces), Sauternes (2019/12/28飲)
ワイン会で飲んだもの。Fargues de Langonのシャトー。格付けはされていない。Semillon 80%, Sauvignon Blanc 20%。深いコハク色。十分熟成して、こなれている。甘みしっかり。

 

14) 1978 Chateau Larruau (Bernard Chateau), Margaux (2019/12/29飲)
ついに見つけたMargauxのクリュ・ブルジョワの最後の1本。この小規模シャトーは1960年に消滅してしまった3級格付けのChateau Dubignon-Talbotのシャトーでつくられている。CS50%, M50%。このワインだが、液面が少し低く、心配だったが、杞憂に終わった(色調は健全)。もう枯れているかと思ったが、非常に生き生きとしたワインで、まだ若々しさも残っていた。かなり旨く、かっての3級シャトーの意地をみせてくれたと思う。
以上

 

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