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03/30/2020

2019/1-3に飲んだ泡物

2019/1-3に飲んだ泡物は計21本と豊作。

1) 2016 Lambrusco dell'Emilia IGP Sandrone Vino Spumante Rosato Dosaggio Zero La Banda / Az.Agr.Angol d'Amig (Marco Lanzotti) (2019/1/23-24飲)
Modenaの生産者。Lambrusco Sorbara。赤の泡かと思って開けたら、ほとんど赤みのないゴールド。ボトルの最後の方でかすかに赤みがみられた。味わいはドライでリンゴぽい。

2) 2016 Lambrusco dell'Emilia IGP Sandrone Vino Frizzante Rosso / Az.Agr.Angol d'Amig (Marco Lanzotti) (2019/1/24飲)
1番に同じ。品種はLambrusco Grasparossa, Sorbara, Salamino。暗いトーンのルビー。味わいはドライで、深みはないが、これはこれでOK。軽快に飲める泡。

3) 2010 Champagne Oger Grand Cru Extra Brut Vozemieux Blanc de Blancs / Robert Moncuit (2019/1/26飲)
特級Le Mesnil-sur-OgerのRM生産者。最近リリースされたLes Chetillons とは別の畑。Ch 100%。テリの強いゴールド。上品なつくり。端正で派手さのないブラン・ド・ブラン。なかなか旨い。

4) NV Methode Ancestrale Cuvee Brut de Bulles / Domaine de Montrieux (Emile Heredia) (2019/1/26-27飲)
これが7回目となるNaveilの生産者。ロアール川からはかなり北にはずれた位置にある。Chenin Blancの泡。中くらいのゴールド。酸強め。ドライ。少しリンゴぽい風味。

5) 2015 Cremant d'Alsace Pinot Blanc Sans Sulfite Ajoutes / Pierre Frick (2019/1/28飲)
Pfaffenheimの生産者。ややうすいゴールド。かなりドライで淡白な泡。あまり味がしない。

6) 2006 Champagne Extra Brut Millesime Cuvee Jestin / Herve Jestin (2019/2/2飲)
特級AmbonnayのBenoit Marguetでつくっているため、ラベルは、MA名義となっている。品種はCh 2/3, PM 1/3。輝くゴールド。そこそこ熟成感あり。複雑性があり、非常に旨い。MarguetのSapienceを飲むのがますます楽しみになった。

7) NV Champagne Extra-Brut Cuvee No.734 Degorgement Tardif / Jacquesson & Fils (Famille Chiquet) (2019/2/3飲)
1級DizyのNM生産者。2006 73%, Vin de Reserve 27%, Ch 54%, PN 20%, PM 26%。中くらいのゴールド。かなりドライ。つくりが整っており、非常に旨い。

8) 1996 Champagne Brut Blanc de Blancs / Boizel (2019/2/9飲)
焼き鳥の今井の持寄り会に持参したもの。EpernayのNM生産者。Ch 100%。中くらいのゴールド。いい熟成感で深みがある。非常に旨い。

9) 2016 Qui e Ora Vino Spumante Dosaggio Zero, Emilia Bianco IGT / Az.Agr.Angol d'Amig (Marco Lanzotti) (2019/2/11飲)
1番に同じ。品種はTrebbiano di Spagna, Trebbiano di Modene。ややうすいゴールド。開栓時噴き上げて5%ぐらいロスした。非常にドライ。すっきり系でガブガブ飲める。

10) 2015 Tre Dame, Emilia Rosso Bio IGT (Vino Frizzante) / Az.Agr.Ca' de Noci (2019/2/11飲)
Quattro Castellaの生産者。品種はSgavetta, Termamila。うすいルビー。発泡は弱い。かなりドライ。色、味わいともにロゼという感じ。

11) 2018 The Super Nat Sauvignon Blanc Petillant Naturel 100% Estate Grown, Hawkes Bay / The Super Natural Wine Company (2019/2/12飲)
Hawkes Bayの生産者。3日前にSBのスティルワインを飲んでいる。スティルワインに泡をそのまま足した感じ。リンゴぽい風味。ドライ。

12) NV Champagne Extra-Brut Cuvee No.735 Degorgement Tardif / Jacquesson & Fils (Famille Chiquet) (2019/2/17飲)
7番に同じ。2007 72%, Vin de Reserve 28%, Ch 47%, PN 33%, PM 20%。No.734に続いて、No.735。少し深みのあるゴールド。旨み十分で非常に旨い。

13) 2004 Champagne Brut Cuvee Grande Annee Rose / Bollinger (2019/2/19-20飲)
特級AyのNM生産者。2002のデータだが、PN 62%, Ch 38% +7% PN Red Wine。少しくすんだオレンジ色。思ったよりも熟成感あり。そこそこおいしいのだが、個人的には、ロゼ泡で杏ぽいニュアンスがあるものは好みでない。

14) NV Champagne Grand Cru Brut Blanc de Blancs Cuvee Speciale / Pierre Legras (2019/2/26-27飲)
特級ChouillyのNM生産者。何度か飲んでいるR & L Legras とは別のようだ。Ch 100%。ややうすいゴールド。神経質なところはないブラン・ド・ブランでまずまず旨い。

15) NV Champagne Chouilly Grand Cru Brut Cuvee Special F Blanc de Blancs / Sebastian Daviaux (2019/3/2飲)
特級ChouillyのRM生産者。Ch 100%。中くらいのゴールド。まだ少し若めだが、整ったつくりで、なかなか旨い。

16) 2011 Franciacorta Extra Brut Extra Blu Millesimato / Az.Agr.Villa (Bianchi Alessandro) (2019/3/9飲)
Franciacorta としては東部のMonticelli Brusatiの生産者。Ch 90%, PN 10%。テリの強いゴールド。しっかりしたつくりといえばそうなのだが、重たく感じる瞬間も多い。つくりが少しあか抜けない。

17) NV Champagne 1er Cru Brut Cuvee L'immuable / Brisson-Lahaye (2019/3/10飲)
特級/1級Tour-sur-MarneのRM生産者。Ch, PN, PM。輝くゴールド。緻密なつくりで、よくまとまっている。十分に価格相応。

18) NV Champagne Brut Tradition / Edwige Francois (2019/3/16飲)
これが2回目のCharly-sur-MarneのRM生産者。シャンパーニュのエリアとしては西端に位置する。PM 80%, PN 10%, Ch 10%。ややうすいゴールド。少し淡白なところもあるが、よくまとまっていて、グラスが進むワイン。

19) NV Champagne Extra-Brut Cuvee La Source / Domaine de Bichery (2019/3/21飲)
オーブのNeuville-sur-SeineのRM生産者。PN 60%, Ch 40%。初めロゼかと思ったくらいうすいオレンジ色。個性的だが、つくりは上品で快活に飲めた。

20) 2017 Petillant Valdiguie, Mendocino / Broc Cellars (2019/3/23飲)
これが12本目となるBerkeleyの生産者。Valdiguie はLanguedoc-Roussillon起源の品種で、アメリカではNapa Gamayとも呼ばれている。中くらいの紅色。ドライだが、旨みはしっかりある。ぐいぐい飲めてまずまず旨い。

21) 2008 Champagne 1er Cru Extra-Brut Les Romaines / Hugues Godme (2019/3/31-4/1飲)
これが2種類目の特級VerzenayのRM生産者。1級Ville-DommangeのPM 100%。くっきりした色合いのゴールド。黒ブドウの風味が強い。つくりは整っており、なかなかの旨さ。
以上

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03/18/2020

Monopole 47(2019年1月~12月)

1) 2016 Bourgogne Cras Blanc, Coteaux de Dijon / Domaine de la Cras (Marc Soyard)(2019/2/4-6飲)
Dijonの西側のPlombieres Les Dijonの生産者。Dijon周辺はこの他にもモノポールが幾つかある。この畑には赤もあるのだが、今回は出遅れて買えなかった。ややうすい黄。細身で酸は強め。後口にカリンのような果実味。岩清水のような清らかな酒質。赤もぜひ飲んでみたくなった。

2) 2016 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits La Poirelotte Blanc / Domaine Laurent Roumier(2019/3/16飲)
Chambolle-Musignyの生産者。Chambolle-Musignyの村から斜面を上がったところにある畑。過去に2000年と2002年の赤を飲んでいるが、最近、白もリリースされた。うすい黄。酸強め。赤と同じで派手さ、すごさはないが、手堅く旨い。

3) 2016 Monthelie Rouge Chateau de Dracy / Chateau de Dracy (Baron de Charette, Albert Bichot)(2019/8/20飲)
Beauneの生産者。ラベルにモノポールの表記があるが、どの畑なのか不明。暗いトーンのルビー。酸強め。濃度は中くらい。

4) 2017 Bourgogne Cras Rouge, Coteaux de Dijon / Domaine de la Cras (Marc Soyard)(2019/10/5飲)
1番の赤をようやく入手。これはワイン会に出した。価格は6000円ちょっとする。中くらいのルビー。うす味ではないが、透明感のある味わいで好感が持てる。

5) 2017 VdF Chemin des Moines de Vergy Rouge / Domaine Gros Frere et Soeur(2019/10/21-22飲)
Vosne-Romaneeの著名生産者。これは、初リリースのワインで、実質Bourgogne Hautes Cotes de Nuitsの畑であるが、AOCの認定範囲からはずれているためにVin de Franceになっている。ただし、価格は8000円近くする。色合いはやや濃いめ。酸は強め。まだけっこう硬い。凝縮感はしっかりあるが、涼しいニュアンスもある。

6) 2016 Rully en Bas de Vauvry Blanc / Domaine Jean-Baptist Ponsot(2019/11/7-8飲)
初めて飲むRullyの生産者。テリの強いゴールド。いかにもCote Chalonnaiseといった感じの白

7) 2014 Chablis Clos Beru Sans Soufre / Chateau de Beru(2019/12/30-31飲)
1500ml。マグナムのみの限定ワイン。Chablisのエリアの東のはずれのBeruの生産者。ノーマルのClos Beruは2007年を飲んでいる。中くらいの黄色。酸強く、まだ硬め。緻密な味わい。Sans Soufreかといわれてもよくわからなかった。
以上

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03/17/2020

2019年に飲んだBordeaux

2019年に飲んだボルドー・ワインは14本。未飲のクリュ・ブルジョワを3本発見できたのと、格付けSauternesを9本飲んだ。これで、未飲のクリュ・ブルジョワはあと7本、格付けSauternesで未飲のものは残り1本となった。

 

1) 2009 Chateau de Myrat, Sauternes (2019/1/18飲)
初めて飲むBarsacの2級シャトー。Semillon 88%, Sauvignon Blanc 8%, Muscadelle 4%。濃いめのゴールド。甘みは中の上くらい。よくつくられている。

 

2) 1982 Chateau La Conseillante, Pomerol (2019/2/18飲)
20年前に買ったワイン。M65%, CF30%, Malbec5%。不透明な濃いルビー。熟成感は思ったよりも少なめ。味わいは旨み成分濃厚。さすが1982だけのことはありました。

 

3) 1998 Chateau Climens, Barsac (2019/2/20-21飲)
375ml。10ヴィンテージほど飲んでいるBarsacの1級シャトー。Semillon 100%。オレンジの入ったゴールド。甘みはしっかり。上品で整ったつくり。非常によくできている。

 

4) 2001 Chateau Filhot, Sauternes (2019/3/24-26飲)
Sauternesの2級シャトー。Semillon 50%, Sauvignon Blanc 45%, Muscadelle 5%。輝くゴールド。甘みは中の上くらい。パイナップルのような酸。非常によくまとまっている。

 

5) 2000 Chateau Lafaurie-Peyraguey, Sauternes (2019/3/26-29飲)
Bommesの1級シャトー。Semillon 90%, Sauvignon Blanc 5%, Muscadelle 5%。熟成感のある茶系の入った濃いゴールド。甘みはかなりしっかり。飲み頃に入っている。

 

6) 2006 Chateau de Rayne Vigneau, Sauternes (2019/4/21飲)
ワイン会で飲んだもの。Bommesの1級シャトー。Semillon 83%, Sauvignon Blanc 15%, Muscadelle 2%。色は比較的濃い。もうかなりこなれている。甘みの中の上くらい。

 

7) 2014 Cap Royal Rouge, Bordeaux Superiore (2019/5/23飲)
375ml。人形町のそよいちで飲んだもの。Blanquefortの生産者。M & CS。中くらいのルビー。かすかにコルク臭。ぱっとしないが、ある意味順当な味わい。

 

8) 2003 Chateau Rabaud-Promis, Sauternes (2019/6/1飲)
ワイン会で飲んだもの。Bommesの1級シャトー。Semillon 80%, Sauvignon Blanc 18%, Muscadelle 2%。輝くゴールド。しっかりした甘み。まだ少し若い。

 

9) 1989 Chateau Romer du Hayot, Sauternes (2019/6/20飲)
Barsacの2級シャトー。Semillon 70%, Sauvignon Blanc 25%, Muscadelle 5%。熟成感の出たゴールド。杏ぽい熟成香味。甘みは中の上。しっかり飲めた。

 

10) 2017 Chateau Leyssac, Saint-Estephe (2019/9/21飲)
ついに見つけたSaint-Estepheのクリュ・ブルジョワ。これでSaint-Estephe は全部飲んだ。CS 60%, M 40%。濃いルビー。酸がしっかりしたしなやかなボルドー。高貴さはない。今でも十分飲める状態。なお、このワインだが、価格が約1500円と破格の安さ。

 

11) 1982 Chateau Duplessis Fabre, Moulis-En-Medoc (2019/9/23飲)
これもやっと見つけたMoulis-En-Medocのクリュ・ブルジョワ。これでMoulis は残り1本となった。M 62%, CS 23%, Cf 13%, PV 2%。濃いルビー。相応の熟成感。ただ、1982としては期待値に届かず。あかり洗練されていない。

 

12) 1997 Chateau d'Arche, Sauternes (2019/10/6-8飲)
Sauternesの2級シャトー。Semillon 90%, Sauvignon Blanc 10%。深いコハク色。熟成感出ている。糖蜜的な甘み強い。

 

13) 1986 Chateau de Fargues (Lur-Saluces), Sauternes (2019/12/28飲)
ワイン会で飲んだもの。Fargues de Langonのシャトー。格付けはされていない。Semillon 80%, Sauvignon Blanc 20%。深いコハク色。十分熟成して、こなれている。甘みしっかり。

 

14) 1978 Chateau Larruau (Bernard Chateau), Margaux (2019/12/29飲)
ついに見つけたMargauxのクリュ・ブルジョワの最後の1本。この小規模シャトーは1960年に消滅してしまった3級格付けのChateau Dubignon-Talbotのシャトーでつくられている。CS50%, M50%。このワインだが、液面が少し低く、心配だったが、杞憂に終わった(色調は健全)。もう枯れているかと思ったが、非常に生き生きとしたワインで、まだ若々しさも残っていた。かなり旨く、かっての3級シャトーの意地をみせてくれたと思う。
以上

 

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