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06/07/2019

Griotte-Chambertin会

リリース時に買って、キープしていた1999年のGriotte-Chambertin 5本をついに飲んだ。(2019/4/21飲)
Griotte-Chambertinは、2.73haの特級畑で、生産者数はネゴシアン物を入れても10程度。今回のワインの他にリリースしている主な生産者は、以下のとおり。
〇ドメーヌ物
・Domaine Chezeaux(PonsotとRene Leclercとの耕作契約によりリリース。Griotte-Chambertinの約60%を所有)
・Domaine Joseph Roty
・Domaine Marchand Freres
〇ネゴシアン物
・Louis Jadot(基本毎年リリースしている)
・Hubert Lignier
・Henri Perrot-Minot


 


1) 2003 Champagne Brut Les Clos Pompadour (1500ml) / Pommery
ReimsのNM生産者。マグナムのみ生産のキュヴェで、畑はPommeryのメゾンに隣接している。25haと広い区画だが、このワインは3000本のみ生産。Ch 75%, PN 20%, PM 5%。2003が2回目のリリース。最初のリリースのものはNVだった。
整ったつくりで、非常に旨い。誰にでも好まれそうな、わかりやすい味わい。マグナムのため、まだ若々しいが、今、十分飲み頃。


 


2) 2001 Griotte-Chambertin / Domaine Ponsot
Morey St.-Denisの生産者。Domaine Chezeauxとの耕作契約によりつくっている。ポンソらしいうす旨系。これはこれで、なかなか味わい深い。


 


3) 1999 Griottes-Chambertin / Frederic Esmonin
Gevrey-Chambertinの生産者。この中では、やや見劣りするが、かっちりまとまったつくりで、悪くない。この少し前に飲んだ同じ1999のChambertinもなかなか旨かった。


 


4) 1999 Griotte-Chambertin / Domaine Rene Leclerc
Gevrey-Chambertinの生産者。Domaine Chezeauxとの耕作契約によりつくっている。クラシックなつくり。穏やか系だが、これも十分に旨い。


 


5) 1999 Griotte-Chambertin / Domaine Fourrier
Gevrey-Chambertinの生産者。デュガほどではないが、凝縮感は十分。しなやかな酒質で非常に旨い。


 


6) 1999 Griotte-Chambertin / Domaine Joseph Drouhin
Beauneのドメーヌ兼ネゴシアン。この畑は自社畑。線は少し細めだが、上品なつくりで、むしろFourrierやClaude Dugatよりも旨いとさえ感じる。


 


7) 1999 Griotte-Chambertin / Domaine Claude Dugat
Gevrey-Chambertinの生産者。かなりパワフルだが、なめらかな酒質で、もう飲み頃に入っている。


 


8) 2006 Chateau de Rayne Vigneau, Sauternes
Bommesの生産者。Semillon 83%, Sauvignon Blanc 15%, Muscadelle 2%。色は比較的濃い。もうかなりこなれている。甘みの中の上くらい。
以上


 

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