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01/31/2019

Clos Ornasca

コルシカ島南西部のEccica-Suarellaの生産者(Laetitia Tola & Jean-Antoine Manenti)。気に入ったのは、2013のマグナムで計4本も飲んでしまった。けっして薄くはないのだが、するする飲めて、飲み飽きないワイン。

1) 2015 Ajaccio Rose / Domaine Clos Ornasca (2017/5/16飲)
品種はSciacarello。うすめのオレンジ色。ジューシーで軽快な飲み口で、なかなか旨い。ほのかなタンニン。

2) 2013 Ajaccio Rouge / Domaine Clos Ornasca (2017/6/3-4飲)
1500ml。品種はSciacarello 80%, Niellucciu 20%。南仏としては、うすめのルビー。少し熟成感があり、十分こなれていてさくさく飲める。南仏らしい素朴さがいい味出している。

3) 2014 Ajaccio Blanc Cuvee Lesia / Domaine Clos Ornasca (2017/7/4-5飲)
これは上級キュヴェの白。品種はVermantinu。少し深みのあるトーンの黄色。かなり濃密で、やや持て余し気味に飲んだ。

4) 2013 Ajaccio Rouge / Domaine Clos Ornasca (2017/7/21-22飲)
1500ml。2本目。相変わらず旨みたっぷり。

5) 2013 Ajaccio Rouge / Domaine Clos Ornasca (2017/9/1-2飲)
1500ml。3本目。うすめのルビー。少し熟成感。飲み口がよく、すいすいと飲める。

6) 2014 Ajaccio Rouge / Domaine Clos Ornasca (2017/10/20-21飲)
これは750ml。これも若い割に少し熟成ニュアンスあり。2013よりもフレッシュ感あり。

7) 2014 Ajaccio Rouge Cuvee Stella / Domaine Clos Ornasca (2017/10/21飲)
これは上級キュヴェ。品種はSciacarello, Niellucciu。ノーマルのキュヴェよりも少し強いつくりだが、味筋は同じタイプ。1本しっかり飲めた。

8) 2013 Ajaccio Rouge / Domaine Clos Ornasca (2017/10/26-27飲)
1500ml。4本目。売っていればもっと買っていたと思うが、売り切れてしまった。淡い色合い。同様に、少し熟成感のある旨み系ワイン。非常に旨い。

9) 2016 Ajaccio Blanc / Domaine Clos Ornasca (2017/12/4飲)
ノーマルの白。品種はVermantinu。ややうすい黄。3番に比べると、あっさりしているが、こちらの方が好み。
以上

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01/30/2019

Monopole 45(2017年4月~12月)

1) 2010 Givry 1er Cru Clos Saint-Pierre Rouge / Domaine Thenard(2017/7/24飲)
本拠地はGivry。MontrachetやGrands Echezeauxも持っている生産者。中くらいのルビー。酸はしっかりめで、比較的細身。味わいは地味。

2) 2012 Pouilly-Fuisse Clos des Quarts / Chateau des Quarts (Dominique Lafon & Olivier Merlin)(2017/12/16飲)
Chaintreの生産者。ややうすい黄。まだ少し硬くフリンティな香味強い。酸はしっかり。

以下は、年末のワイン会にて飲んだもの。別項を参照。(2017/12/28飲)
3) 2015 Meursault Clos des Corvees de Citeaux / Domaine Chavy-Chouet
4) 2012 Meursault Clos de la Baronne / Domaine des Comtes Lafon
これは、現在は厳密にはモノポールではない。
5) 2011 Meursault 1er Cru Clos des Boucheres / Domaine Roulot
6) 2009 Santenay Clos des Gatsulards Rouge / Domaine Gagey (Louis Jadot)
以上

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01/29/2019

Maison Charles Noellat

F田君情報で、昔と同じようなラベルでCharles Noellat のワインが安く売られているので、4種類飲んでみた。結論的には、あくまでもネゴシアン物でCellier des Ursulinesがシャルル・ノエラのブランド名を名乗る権利を持っていることのようだ。所在地はBligny-les-Beauneになっている。
F田君はChopin-Groffierみたいといっていたが、そこまでの香味はない。柔らかい酒質という意味では似たところもあるが。価格が安い点は評価できる。

1) 2004 Cote de Nuits Villages Rouge / Maison Charles Noellat (2017/1/23-24飲)
もう十分熟成している。軽快にすいすいと飲める。今が飲み頃の最後の方。

2) 2007 Nuits-Saint-Georges Rouge / Maison Charles Noellat (2017/1/25-26飲)
1番に比べると、熟成感は少し少なめ。細身ではかないワインで、これも今が飲み頃の最後の方。

3) 2007 Gevrey-Chambertin / Maison Charles Noellat (2017/1/26飲)
2番よりはしっかりしているが、同系であることには変わりがない。

4) 2014 Fixin Rouge / Maison Charles Noellat (2017/1/30飲)
平凡といえば平凡なピノだが、CP的には十分OK。
以上

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01/28/2019

2017に飲んだBourgogneの白ワイン

個別に書いているもの、1月分、モノポールは別途記載。

1) 2014 Saint-Aubin Les Argillers Blanc / Domaine Gilles Bouton (2017/2/2飲)
Gamay, St Aubinの生産者。うすめの黄。パッションフルーツ系の酸が強めで、まだ硬い。フリンティな香味強く、線は細い。

2) 2011 Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Petits Clos Blanc / Domaine Jean-Noel Gagnard (2017/2/5飲)
Chassagne-Montrachetの生産者。広いMorgeotの中の区画。この生産者の1級畑の中では上のクラス。中くらいのゴールド。線は細めだが、非常に整った味わい。

3) 2011 Chassagne-Montrachet 1er Cru Blanchot Dessus Blanc / Domaine Jean-Noel Gagnard (2017/2/14飲)
2番に続きもう1本。Montrachetの南側に隣接する1級畑(高さ的には谷筋に下っていく方向だが)。価格的には2番と同格。ややうすいゴールド。2番よりも少しデリケート。1本充実して飲める。

4) 2009 Bourgogne Grand Ordinaire Blanc / Domaine Leroy (2017/2/18飲)
Vosne-Romaneeの生産者。Ch 100%(NSG村の区画)。中くらい黄色。もうこなれてきている。酸は強めでありごてかと思うくらい。フリンティな香味が強く今一つ楽しめない。

5) 2007 Corton Blanc / Domaine Maillard Pere et Fils (2017/2/21-22飲)
Chorey-Les-Beauneの生産者。テリのあるゴールド。酸は強め。もうある程度こなれているが、コルトンの白らしい硬質なミネラル感がある。

6) 2014 Saint-Aubin 1er Cru En Remilly Blanc / Domaine Gilles Bouton (2017/3/22-23飲)
1番に続きもう1本。テリの強いうすい黄。まだ酸が強め、ミネラル感も強い細身の白。

7) 2014 Bourgogne Le Chapitre Blanc / Domaine Sylvain Pataille (2017/3/23-24飲)
Marsannay-La-Coteの生産者。テリの強いややうすい黄。酸、凝縮感、テンションともに強めのワイン。

8) 2014 Bourgogne Clos des Six Ouvrees Blanc / Domaine Rougeot Pere & Fils (2017/4/7-8飲)
Meursaultの生産者。ややうすい黄色。Bourgogne Blancとしては、かなり整った味わい。

9) 2012 Bourgogne Cote d'Auxerre Blanc Gondonne / Domaine Guilem & Jean-Hughes Goisot (2017/4/17-18飲)
Saint-Bris Le Vineuxの生産者。上級キュヴェ。やや濃いめのゴールド。北の産地にしては濃密。少し熟成感あり。

10) 2007 Bourgogne Les Violettes Blanc / Domaine Bizot (Jean-Yves Bizot) (2017/5/10飲)
焼鳥の今井の持寄り会で飲んだもの。Vosne-Romaneeの生産者。実質的にはVosne-Romanee Blancである。他に似たワインがあまりない個性がある。

11) 2009 Vougeot Le Village Blanc / Domaine Bertagna (2017/6/15飲)
Vougeotの生産者。この村名には赤もある。モノポールのVougeot Clos Bertagnaからのブドウも使われているはずである。ややうすい黄。シュナン・ブランのような薫香あり。酸は強めで線は太くない。

12) 2014 Bourgogne Blanc Clos du Chateau / Domaine du Chateau de Meursault (2017/6/28-29飲)
Meursaultの生産者。うすい黄。まだ若く酸が強め。凝縮感はそれほどないが、Bourgogne Blancとしては、まずまず普通にうまい

13) 2011 Saint-Romain Blanc Cuvee de la Mesange / Domaine Ponsot (2017/6/29-30飲)
Morey Saint Denisの生産者。最近リリースするようになった畑。レモン色の入ったややうすめの黄。細身で酸は強め。フリンティな薫香が少しある。新樽のニュアンスはない。

14) 2002 Chablis Grand Cru Les Clos / Domaine Vincent Dauvissat (2017/9/24飲)
Chablisの生産者。テリの強いゴールド。少し熟成している。シャブリらしい派手さの少なめな味わい。特級ならではの厚みあり。

15) 2010 Nuits-Saint-Georges Blanc / Philippe Pacalet (2017/11/12-13飲)
Beauneの生産者。テリの強いゴールド。まったり感のある酒質でパカレの風味がよく出ている。

16) 2007 Chablis 1er Cru Vau Ligneau / Philippe Pacalet (2017/11/13-14飲)
15番に続きもう1本。テリの強いゴールド。15番のNSGと味筋は同じだが、酸がより強め。

17) 2005 Chablis 1er Cru Vaillons / Domaine Vincent Dauvissat (2017/12/23飲)
14番に続き2本目。レモン色の入ったくっきりしたゴールド。1級らしい細身のミネラル感と熟成によるまったりした味わいが混じっておいしく飲めた。

18) 2005 Chablis Grand Cru Les Clos / Domaine Vincent Dauvissat (2017/12/28飲)
375ml。17番に続き3本目。熟成ニュアンスのあるゴールド。1級(17番)に比べると厚みがあり、特級らしい。ただ、期待値を大きく超えて抜群に旨いというほどでもなかった。

19) 2004 Puligny-Montrachet 1er Cru Le Cailleret / Domaine de la Pousse d'Or (Patrick Landanger) (2017/12/30飲)
Volnayの生産者。熟成感の出たゴールド。味わいはやや重たく、アルコール感もあり。モカぽいニュアンスも少しあり。ワイン会で飲むにはよいが、1本飲むとややヘビー。
以上

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01/25/2019

2017に飲んだBourgogneの赤ワイン

個別に書いているもの、1月分、モノポールは別途記載。

1) 2014 Savigny-Les-Beaune 1er Cru Les Serpentieres Rouge / Domaine Michel & Joanna Ecard (2017/2/8-9飲)
Savigny-Les-Beauneの生産者。まだ若々しく紫色少し残る。酸は強めで細身だが、好感が持てるつくり。

2) 2010 Savigny-Les-Beaune 1er Cru Aux Clous Rouge Cuvee Bio / Domaine Louis Chenu Pere & Filles (2017/2/25飲)
Savigny-Les-Beauneの生産者。あまり濃くないルビー。柔らかいが、思ったよりもタンニンがあり、2012の方がよかった。

3) 2005 Morey-Saint-Denis Vieilles Vignes / Domaine Jacky Truchot-Martin (2017/2/26飲)
Morey Saint-Denisの生産者。中くらいのルビー。少し熟成感はあるが、完熟には至らず。個人的には現時点でもOK。

4) 2015 Moulin-a-Vent / Yvon Metras (2017/3/1飲)
Fleurieの生産者。少し紫色が残る赤みの強いルビー。酒質は柔らかい。もう少し待った方がよいと思うが、今飲んでもかなり旨い。果実味が豊かで、上品さもある。ただし、ボトルの後半になると、フレッシュ感が少し切れてきた感もある。

5) 2005 Morey-Saint-Denis 1er Cru Cuvee des Alouettes / Domaine Ponsot (2017/3/11飲)
Morey Saint-Denisの生産者。中くらいの美しいルビー。思ったよりもしっかりした骨格があり、2005年らしい。ただ、微妙に熟成感が出ており、飲んでいてもう一つな感じだった。

6) 2014 Bourgogne Le Chapitre Rouge / Domaine Sylvain Pataille (2017/3/18飲)
Marsannay-La-Coteの生産者。中の上くらいの濃さのルビー。テンション高く、いい村名レベルのクオリティがある。

7) 2014 Saint-Aubin 1er Cru Les Champlots Rouge / Domaine Gilles Bouton (2017/3/21-22飲)
Gamay, St Aubinの生産者。中くらいのルビー。酸は強めで線は細め。2016/11に飲んだ2014 Saint-Aubin 1er Cru En Creotよりもやや開いた感じ。

8) 2001 Gevrey-Chambertin Les Evocelles Vieilles Vignes / Domaine Bernard Dugat-Py (2017/7/27飲)
Gevrey-Chambertinの生産者。全くうんともすんともいわないというほどではないが、非常に濃厚。酸、タンニンともに強い。やや持て余し気味に飲んだ。村名だが、1級並の力がある。

9) 2006 Corton Les Marechaudes / Domaine Chandon de Briailles (2017/8/13-14飲)
Savigny-Les-Beauneの生産者。中くらいのルビー。少し熟成してきている。この生産者らしいといえばそうだが、かなりビターでそっけなく、華やかさはない。コルトンらしいミネラル感を感じる。

10) 2005 Gevrey-Chambertin / Domaine Jacky Truchot-Martin (2017/8/20飲)
3番に続きもう1本。少し淡いルビー。酸がやや強め。少し熟成感も出てきて、柔らかくなってきている。あまり濃厚感はない。トルショーらしさはあまり出ていないと思う。村名ワインとしては、何の文句もない。

11) 2002 Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Cazetiers / Domaine Armand Rousseau Pere & Fils (2017/9/10飲)
Gevrey-Chambertinの生産者。それなりの熟成感あり。こなれた味わいで1本ゆったりと飲めた。

12) 2001 Mazy-Chambertin / Domaine Joseph Roty (2017/9/16飲)
Gevrey-Chambertinの生産者。少し茶系の熟成感が出ている。2001年らしいタンニンが残る味わいでもう一つ。特級なりの厚みはある。もうこれ以上はよくならないという印象。

13) 2008 Gevrey-Chambertin Les Evocelles Vieilles Vignes / Domaine Bernard Dugat-Py (2017/9/22飲)
8 番に続きヴィンテージ違い。酸、収れん性強い。ヴィンテージのせいか、この生産者にしては比較的近づきやすい。

14) 2005 Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot Vieille Vigne / Domaine Fourrier (2017/9/23飲)
Gevrey-Chambertinの生産者。まだ熟成ニュアンスがほとんど出ていない美しいルビー。濃厚過ぎないなめらかな酒質でかなり旨い。

15) 2005 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Gruenchers Vieille Vigne / Domaine Fourrier (2017/9/24飲)
14番に続きもう1本。つくりは同様だが、こちらの方が少しパワフル。ほんの少し雑菌系の風味があったのが気になったところ。

16) 2010 Beaune 1er Cru Vignes Franches Rouge / Domaine Didier Montchovet (2017/10/23飲)
Hautes Cotes側のNantouxの生産者。この畑とBeaune 1er Cru Aux Coucherias Rougeは看板ワインで今まで計6本飲んでいる。あまり濃くないルビー。細身で酸は強め。少しタニックだが、旨み系ワイン。全体的にはまずまず旨い。

17) 2012 Savigny-Les-Beaune Vieilles Vignes Rouge Cuvee Bio / Domaine Louis Chenu Pere & Filles (2017/10/31-11/1飲)
2番に続きもう1本。中くらいのアズキ色。味わいもアズキぽい。少し熟成してきている。今一つ香気が冴えなく、神経質なところがあり。

18) 2012 Savigny-Les-Beaune 1er Cru Les Lavieres Rouge / Domaine Louis Chenu Pere & Filles (2017/11/15-16飲)
17番に続き3本目。色はうすめのルビー。味わいもうすめで物足りない。少し紅茶系の熟成ニュアンスあり。

19) 2015 Gevrey-Chambertin Clos des Chezeaux / Domaine Berthaut-Gerbet (Amelie Berthaut) (2017/11/21飲)
Fixinの生産者。美しい中くらいのルビー。香りは今一つ閉じているが、味わいはしっかり。若いが、今でも十分旨い。

20) 2005 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Poulettes / Domaine de la Poulette (2017/11/22-23飲)
Corgoloinの生産者。ほぼモノポールという畑。暗いトーンのルビー。酸強め。味わいにも枯葉系の熟成感あり。赤い花系のブーケはしっかりあり。後半、伸びが出てきた。2005年としては細身で土臭さあり。

21) 2010 Morey Saint-Denis / Domaine Dujac (2017/12/12-13飲)
Morey Saint-Denisの生産者。中くらいのルビー。少し熟成感が出てきている。細身で香味も閉じている。Dujacらしさが出ていない。予想をはるかに超えてさえなかった。
以上

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01/23/2019

Domaine Gauby その2

以下に過去に自分購入して飲んだDomaine Gaubyのリストを示す(既に書いた1998年と2000年のLa Muntadaを除く)。最近飲んだ白(3番と4番)はオレンジワインになっていて驚いた。以前飲んだ8番や9番はそういうつくりではなかったのだが。個人的には好ましい変化には思えず。
他に、Cotes Catalanes IGP Coume des Lloups Blanc(品種はGrenache Blanc、Grenache Gris)というワインがあるが、日本に入っていないようだ。

1) 2011 Cotes du Roussillon Villages Cuvee Coume Gineste Rouge / Domaine Gauby(2016/9/29飲)
品種はGrenache。

2) 2011 Cotes du Roussillon Villages Cuvee La Jasse Rouge / Domaine Gauby(2016/7/31飲)
品種はCarignan。

3) 2013 Cotes Catalanes IGP La Roque Blanc / Domaine Gauby(2016/7/16-17飲)
品種はMuscat。

4) 2011 Cotes Catalanes IGP Muntada Blanc / Domaine Gauby(2016/7/14-15飲)
品種はMuscat。

5) 2011 Cotes du Roussillon Villages Cuvee La Foun Rouge / Domaine Gauby(2015/7/20-22飲)
2番と同じくCarignanのキュヴェ。5番から7番はこちらを参照。

6) 2008 Cotes du Roussillon Villages Cuvee La Roque Rouge / Domaine Gauby(2014/7/24-25飲)
Grenache主体のキュヴェ。

7) 2000 Cotes du Roussillon Villages Cuvee La Muntada Rouge / Domaine Gauby(2012/5/4飲)
品種はGrenache主体+ Carignan。

8) 2000 VdP des Cotes Catalanes Coume Gineste Blanc / Domaine Gauby(2006/10/31-11/2飲)
品種はGrenache Blanc 50%, Grenache Gris 50%。

9) 2002 VdP des Cotes Catalanes La Jasse Blanc / Domaine Gauby(2004/2/29-3/2飲)
品種はMuscat。

10) 2000 Cotes du Roussillon Villages Cuvee Vieilles Vignes / Domaine Gauby(2003/5/16-18飲)
品種はGrenache。
以上

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01/22/2019

2017年に飲んだ南部ローヌのワイン(フレッシュ編)

2017年に飲んだ南部ローヌの若めのワインは8本。

1) 2015 Vin de France Rouge Cuvee Cardinal / Valentin Valles (2017/3/4-5飲)
Tavelから西の内陸側に入ったSaint Quentin la Poterieの生産者。L’Anglore と関係がある生産者。1番~3番と連続飲み。他にRoseを飲んでいる(別途記載)。Grenache Noir 40%, Carignan 30%, Cincault 15%, Mourvedre 15%。赤みの強い濃ルビー。柔らかい酒質で若干ビオ風味あり。

2) 2015 Vin de France Rouge Cuvee Rollier / Valentin Valles (2017/3/8飲)
Syrah 50%, Grenache Noir 25%, Cincault 10%, Roussanne 10%, Mourvedre 5%。赤紫系の濃ルビー。これもビオ風味あるが、後半こなれてきた。

3) 2012 Cotes-du-Rhone Villages Gadagne Rouge / Chateau Grand Dignitaire (Le Vignoble de Terres d'Avignon) (2017/3/19)
Avignonの東側のMorieres-Les-Avignonの生産者。品種はGrenache, Mourvedre。Gadagneは2012に昇格したCotes-du-Rhone Villagesの地区名で初めて飲む。赤みの強い中の上くらいのルビー。ローヌとしては比較的軽めでさらっとしたワイン。CP相応(1600円くらい)。

4) 2015 Vin de France Rouge Cuvee Phoenix / Valentin Valles (2017/3/20)
1500ml。マグナムのみキュヴェ。L’AngloreのTavelと抱き合わせで購入。品種はGrenache, Mourvedre。ローヌとしてはうすめのルビー。やや揮発酸のニュアンスあり。熟成感もややあり。あまりぱっとしなかった。

5) 2014 Cotes-du-Rhone Rouge Cuvee Ceps Centenaires La Meme / Domaine Gramenon (Aubery-Laurent) (2017/3/25)
ローヌ川左岸内陸部のMontbrison-sur-Lezの生産者。Grenache 50%, Syrah 30%, Mourvedre 10%, Carignan 10%。微かに赤紫色が残る濃ルビー。ぼんやり濁っている。柔らかい酒質でぐいぐい飲めた。

6) 2015 Chatillon en Diois Blanc / Monge Granon (2017/5/27-28飲)
ローヌ川左岸内陸部の少し標高が高い位置にあるVerchenyの生産者。Cremant de Dieを2010/9に飲んだことがある。これはスティルワインのAOCワインだが、年号なし。Aligote 100%。でも、初めて飲むAOCでうれしい。赤とロゼもあるので、飲んでみたい(日本で見かけたことはない)。うすめの黄。それほど酸は強くないが、細身のワイン。期待していたよりは十分楽しめた。

7) 2013 Luberon Rouge Cuvee des Consuls / Domaine Les Eydins (Serge Seignon) (2017/10/8-9飲)
ローヌ川左岸内陸部のBonnieuxの生産者。Grenache 70%, Carignan 20%, Syrah 10%。2015年にこれと異なるキュヴェの赤を2種類飲んでいる。赤みの強い濃ルビー。少し熟成感が出ている。南部ローヌの風味がたっぷりだが、少し細身で涼しいニュアンスもある。

このワインは、いつ飲んだか記載なし。購入日から考えて、2017/12前半頃と思われる。
8) 2016 Luberon Blanc Cuvee L'Ouviere / Domaine Les Eydins (Serge Seignon) (2017/12頃飲)
同上。Vermentino 50%, Roussanne 25%, Grenache Blanc 25%。南部ローヌ系のアロマティックな白だっと思う。
以上

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01/21/2019

2017年に飲んだ南部ローヌのワイン(熟成編)

2017年に飲んだ南部ローヌの熟成したワインは10本。7月と8月に固め飲みをしてしまった(ワインを整理していて、南部ローヌの箱が出てきたため)。少しピークを過ぎていると感じたものもあったが、どのワインも南部ローヌを代表するものばかりで、十分楽しめた。

1) 2007 Chateauneuf-du-Pape Pignan Reserve / Chateau Rayas (2017/7/27飲)
Chateauneuf-du-Papeの著名生産者。赤みの強い濃ルビー。こなれてきており、濃厚だが、今でも十分に旨い。

2) 1999 Chateauneuf-du-Pape Cuvee Reserve / Domaine de la Vieille Julienne (E.A.R.L. Daumen Pere et Fils) (2017/7/28飲)
Orangeの生産者。赤みの強い濃ルビー。かなりこなれてきており、思ったよりも重厚感はなく、スムーズな飲み口。旨みはたっぷりあり。

3) 2000 Chateauneuf-du-Pape Cuvee Vieilles Vignes Rouge / Domaine de la Janasse (Aime Sabon) (2017/7/29飲)
Courthezonの生産者。濃いルビー。ボトルの上部はややうすい感じがしたが、その後、復活。熟成してきている。旨み十分。

4) 2000 Chateauneuf-du-Pape Cuvee de Mon Aieul / Domaine Pierre Usseglio & Fils (2017/8/5飲)
Chateauneuf-du-Papeの生産者。ボトルの上部はやや紅茶ぽい熟成ニュアンスがあった。下部は濃厚感強く、しっかり飲めた。

5) 1995 Chateauneuf-du-Pape Rouge Cuvee Laurence / Domaine du Pegau (2017/8/11飲)
Chateauneuf-du-Papeの生産者。1995のCuvee Laurenceは2本目。赤みの強い濃ルビー。かなり熟成しているが、旨みはたっぷりあり。

6) 1995 Chateauneuf-du-Pape Rouge / Chateau de Beaucastel (2017/8/12飲)
Chateauneuf-du-Papeの著名生産者。赤みの強い濃ルビー。熟成して思ったよりも濃厚系でなく、しなやかな酒質になっていた。

7) 1998 Chateauneuf-du-Pape Reserve Vieilles Vignes Cuvee Unique Rouge / Domaine du Caillou (Vacheron-Pouizin) (2017/8/14飲)
Courthezonの生産者。かなり熟成して柔らかになっている。ややピークを過ぎているという印象。

8) 1998 Chateauneuf-du-Pape Rouge Cuvee Reservee / Domaine du Pegau (2017/8/25飲)
5番に同じ。Cuvee ReserveeとLaurenceの比較。赤みの強いルビー。少しニッキのような熟成香味。もうかなり柔らかくなっている。こちらはややピーク越えの感あり。

9) 1998 Chateauneuf-du-Pape Rouge Cuvee Laurence / Domaine du Pegau (2017/8/26飲)
同上。ノーマルよりも濃厚。こちらは、まだまだ十分いける濃密な味わい。

10) 2000 Chateauneuf-du-Pape Blanc Cuvee Arcane / Domaine de Marcoux (2017/12/16飲)
銀座のRempartsで飲んだもの。Chateauneuf-du-Papeの生産者。この白ワインは毎年つくるわけではなく、かなりのレア物。日本では小売りで売っているのをみたことがない。濃いめのゴールド。それなりの熟成感が出て、ドライな風味。1本飲むと、少しヘビー。
以上

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01/18/2019

2017年に飲んだ北部ローヌのワイン

2017年から今まで色々な地域のシラーのワインをまとめていたのをやめて地域別とした。2017年に飲んだ北部ローヌのワインは11本。結構いいワインを飲んでしまった。

1) 2009 Cote-Rotie (Lieu-dit La Gerine) / Domaine Carriere-Ogier (Eric Carriere & Stephane Ogier) (2017/1/13-14飲)
Ampuisの生産者。Stephane Ogier自身のドメーヌとは別のワイン。まだ若干紫色の残る濃ルビー。酸ははっきりした北ローヌらしいワイン。今でもけっこう柔らかく飲める状態。以前飲んだMichel OgerのワインのようなPN的ニュアンスは少なく、濃厚。

2) 2014 Vin de France Rouge Cuvee Le Pavillon Syrah La Petite Gallee / Domaine Regis Descotes (2017/5/21-22飲)
LyonとVienneの中間付近のMilleryの生産者。濃いルビー。しなやかで軽快なシラー。非常にスムーズに飲めた。

3) 2001 Ermitage L'Ermite Blanc / M.Chapoutier (2017/6/16飲)
Tainの著名生産者。赤の方は1996 Ermitage L'Ermite Rougeを2016/12に飲んだ。少しくすんだトーンのある輝くゴールド。思ったよりもドライで酸がしっかりしているため、ヴォリューム感は表面的にはそれほど感じない。少しワックスのような香味。存在感のあるワイン。

4) 1989 Ermitage Le Pavillon / M.Chapoutier (2017/6/18飲)
同上。思ったよりも熟成感が少なめで、充実した味わい。スムーズな飲み口になっているのが熟成した証だろうか。なお、コルクは思ったよりも短かった。

5) 1999 Hermitage Les Greffieres Cuvee Speciale / Domaine de Vallouit (2017/6/25飲)
Saint-Vallierの生産者。少し熟成感のある濃いルビー。初めやや酸化ニュアンスがあったが、その後、次第にまとまってきた。あまり濃過ぎずしなやかなシラ-。

6) 2012 Condrieu / Domaine Aurelien Chatagnier (2017/7/2飲)
Saint Pierre de Boeufの生産者。白は2012のSaint-Joseph Blancを飲んでいるが、Condrieuは初めて飲む。少しくすんだトーンのあるゴールド。Viognierの香味がよく出ている。少し熟成したニュアンス感じる。

7) 1999 Condrieu Essence d'Automne / Yves Cuilleron (2017/9/24飲)
375ml。Chavanayの生産者。甘口Condrieu。かなり濃い紅茶色。甘みは強い。ヴィオニエの香味はほとんど感じられない。色ほどには、味わいに熟成感は出ていない。

8) 2005 Hermitage / Alain Graillot (2017/12/2飲)
持ち寄り会で銀座のヴィヴィエンヌで飲んだもの。Pont de l'Isereの著名生産者。この人のHermitageは初めて飲む。なかなか旨い。

9) 1999 Cote-Rotie La Chatillonne(Cote Blonde) / Domaine J.Vidal-Fleury(2017/12/2飲)
現在はE. Guigal の傘下にあるAmpuisの生産者。非常に旨し。

10) 1999 Cote Rotie La Barbarine / Mathilde et Yves Gangloff (2017/12/29飲)
1999はLa Sereine Noire の方を先に飲んでしまった(2012/7)。赤みの強い濃ルビー。もうそれなりに熟成している。線はやや細めでデリケート。状態が今一つだったかもしれない。

11) 2005 Crozes Hermitage La Guiraude / Alain Graillot (2017/12/30飲)
8番に同じ。このキュヴェを飲むのは4ヴィンテージ目(ワイン会ではもっと飲んでいる)。赤みの強い濃ルビー。やや細身で、乾いたタンニンを感じる。安定して旨い。そこそこの熟成感あり。毎回思うが、シラーらしさを強く感じる。
以上

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01/17/2019

2017年7~12月に飲んだRose

2017/7~12月に飲んだロゼ・ワインは15本。

1) 2015 Rosato, Toscana IGT / San Giusto A Rentennano (Martini di Cigala) (2017/8/1-2飲)
Gaiole in Chiantiの生産者。品種はSangiovese。このRosatoは比較的最近リリースされた。美しいやや濃いめのロゼ色。かなり赤ワインの風味があり、Sangiveseらしい風味も感じられた。ただ、少しもさっとしていて、ロゼらしい軽快感には欠ける。

2) 2016 Bearn Rose / Domaine Lapeyre (2017/8/13飲)
Salies-de-Bearnの生産者。CF 50%, Tannat 50%。美しいロゼ色。少し石鹸ぽい香味。ほのかなタンニン。まずまずだが、若干ゆるいと感じる瞬間もあり。

3) 2016 Alpilles IGP Cuvee Gourmande Rose / Mas de la Dame (2017/8/15飲)
Les Baux de Provenceの生産者。品種はSyrah 50%, Grenache 50%。少し妖しい色合いのロゼ色。ロゼとしてはけっこうまったりしている。

4) 2015 Reuilly Gris La Grande Piece / Domaine Claude Lafond (2017/8/23-24飲)
1500ml。Reuillyの生産者。Pinot Grisからつくられるグリワイン。2001年についで2回目。かなりうすいロゼ色。酸がしっかり、果実味もしっかり、旨みも十分で、非常に良い。色はうすいが、ほのかなタンニン。

5) 2016 Fronton Rose Rosenc / Chateau Bouissel (Nicolas Selle) (2017/8/27-28飲)
Campsasの生産者。品種はNegrette, Malbec, Syrah。中くらいのロゼ色。比較的さっぱりとした味わい。色の割には白ワイン的。切れはあまりない。

6) 2015 Bandol Rose Cuvee Sainte Catherine / Domaine La Suffrene (2017/8/31飲)
La Cadiere d'Azurの生産者。Mourvedre 95%, Carignan 5%。美しいロゼ色。ドライ。フローラルな香味。少しアルコール度数が高いリッチな感じがある。

7) 2015 Langhe Rosato / Az.Agr. Brezza Giacomo e Figli (2017/9/26飲)
Baroloの生産者。品種はNebbiolo。少し杏色の入ったロゼ色。かすかに甘い香味。しっかりした凝縮感があるが、軽快に飲めるロゼ。

8) 2016 Colli delle Toscana Centrale Rosato / Az.Agr.Monteraponi (2017/9/28飲)
Radda in Chiantiの生産者。品種はSangiovese。オレンジ色の混じった少し妖しい紅色。色合いに似合った芳醇で柔らかい風味。かすかに甘みを感じる。グラス1杯ならば、印象的。1本飲むと、甘いニュアンスが少し気になる。

9) 2016 Secateurs Rose, Swartland / Bardenhorst Family Wines (2017/10/1-2飲)
Malmesburyの生産者。Cinsault 50%, Shiraz 48%, Grenache 1%, Carignan 1%。オレンジ色混じりの薄紅色。さっぱり系だが、酸がきりっとして軽快に飲める。

10) 2015 Corse Figari Rose / Domaine de la Murta (2017/10/6-7飲)
Figariの生産者。品種はSciacarello主体。うすいオレンジ色。あっさりしたボディ。味わいはデリケート。

11) 2016 Coteaux d'Aix en Provence l'Oratoire Rose Cuvee Divine / Chateau Pigoudet (2017/10/8飲)
プロヴァンス内陸部のRiansの生産者。品種はGrenache, Cinsault, CS等。この生産者は色々なロゼをつくっていて、これで3種類目。うすいオレンジ色。軽めのボディだが、つくりは上品に整っている。とてもうまくつくられている。

12) 2016 Amanda Rosado de Lagrima / Alfredo Maestro (2017/10/27-28飲)
Ribera del Dueroのエリアに近いPenefielの生産者。Garnacha Tintorera 100%。美しい紅色のロゼ。思ったよりもデリケートな酒質だが、なかなか旨い。

13) 2015 Partida Pedrer Rosado / Rene Barbier I Sara Perez (2017/10/30-31飲)
PrioratのGratallopsの生産者。Garnacha 50%, Mourvedre 40%, Garnacha Blanca 10%。ややうすいオレンジ色。ロゼとしては高級品で、味わいにもデリケートさ、上品さが備わっている。ただ、CP的には不満が残る。赤と白の中間的なロゼ。

14) 2016 Alchymiste Rose VdT / Domaine S.Sclavos (2017/11/27-28飲)
ギリシャ西部のKechrionas Cephaloniaの生産者。品種はMavrodaphne。この生産者のワインはこれが11本目だが、ロゼは初めて飲む。紅色。けっこうタンニンがあり、赤ワインに近いが、少し白ワイン的な薫香もある。

15) 2016 Cotes de Toul Gris / Domaine Vincent Laroppe (2017/11/29-30飲)
LorraineのBruleyの生産者。品種はGamay 80%, PN 20%。うすめのオレンジ色。軽快な味わい。フローラルな香味。酸が切れている。

16) 2015 Patrimonio Rose / Domaine Antoine Arena (2017/12/5飲)
コルシカ島北部のPatrimonioの生産者。Nielluccio 80%, Vermantinu 20%。この2015は2月にも飲んでいる。紅色の入ったオレンジ色。ジューシーで快適に飲める。このボトルは若干甘みが感じられた。
以上

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01/15/2019

2017年4~6月に飲んだRose

2017/4~6月に自宅で飲んだロゼ・ワインは10本。

1) 2015 Cassis Rose Cuvee F / Chateau de Fontcreuse (J-F Brando) (2017/4/4-5飲)
プロヴァンスのCassisの生産者。Grenache主体。美しいうすめのロゼ色。軽快だが、上品なつくり。飲み口がジューシーで心地よい。

2) 2012 Costa d'Amalfi Rosato / Tenuta San Francesco (2017/4/17-18飲)
Tramontiの生産者。品種はTintore, Aglianico & Piedirosso。紅色のロゼ。酸が少し立った感じ。ほのかなタンニン。少しバック・ヴィンテージのため、熟成感あり。

3) 2011 Bellet Rose / Chateau de Bellet (G. de Charnace) (2017/5/6飲)
プロヴァンスのBelletの生産者。赤、白を1本ずつ飲んだことがあるが、久しぶりに輸入された。杏色。少し熟成ニュアンスあり。味わい深く飲めた。

4) 2015 Tavel / L'Anglore (Eric Pfiffering) (2017/5/14飲)
最近は入手困難になってしまったTavelの生産者。これは抱き合わせ販売で購入したもの。紅色のロゼ。相変わらず旨し。

5) 2015 Ajaccio Rose / Domaine Clos Ornasca (Laetitia Tola & Jean-Antoine Manenti) (2017/5/16飲)
コルシカ島のEccica-Suarellaの生産者。品種はSciacarello。うすめのオレンジ色。ジューシーで軽快な飲み口で、なかなか旨い。ほのかなタンニン。

6) 2012 Languedoc Rose Cuvee Tutti Frutti / Domaine La Jasse Castel (Pascale Riviere) (2017/5/21-22飲)
赤、白、蒸留酒合わせて10本目となるSaint-Jean-de-Fosの生産者。品種はGrenache, Cinsault & Syrah。オレンジの混じった美しい紅色。ジューシーで飲み心地最高。ほのかなタンニン。

7) 2015 Palette Rose / Chateau Simone (Rougier) (2017/5/24飲)
プロヴァンスのMeyreuilの生産者。ロゼを飲むのは5ヴィンテージ目になる。薄紅色。いつもと比べると、やや平板な感じも少しあるような気がするが、旨いことは旨い。

8) 2015 Sancerre Rose L'Authentique / Domaine Thomas-Labaille (2017/6/1-2飲)
Chavignolの生産者。品種はPN。ややうすめのロゼ色。思ったよりもあっさりした味わい。2日目よくなってきた。酸が美しいワイン。

9) 2015 Cotes du Roussillon Ma Vertigo Rose / Mas Amiel (2017/6/3飲)
Mauryの生産者。品種はGrenache, Carignan, Syrah & Mourvedre。淡い紅色。少し赤ワイン的な風味あり。ジューシーで親しみやすい味わい。

10) 2015 Cassia, Grenache Rose, Mendocino / Broc Cellars (2017/6/25飲)
Berkeleyの生産者。品種はGrenache Gris 100%。ほのかなオレンジ色。旨みが詰まったロゼ。ドライでほのかなタンニン。カリフォルニアとしては、デリケート。
以上

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01/11/2019

2017年1-3月に飲んだRose

2017年の1-3月に自宅で飲んだロゼ・ワインは12本。

1) 2014 Vin de France Rose / Julien Courtois et Heidi Kuka (2017/1/7飲)
Soings en Sologneの生産者。この生産者のワインは、Claude名義のものも含めると30本以上飲んでいるが、ロゼは初めて飲む。Romorantin 100%。ロゼ色。酸はしっかり。少し甘酸っぱく、ほのかなタンニン。すっと体にしみわたるような味わい。

2) 2014 Vers La Maison Rouge, Vin de France Rose / Domaine Jean-Yves Peron (2017/1/14-16飲)
1500ml。サヴォアのAlbertvilleの生産者。品種はMondeuse。ぼんやりと濁りのある薄紅色。酸強めで梅ぽい。少しビニールぽい香味あり。

3) 2015 Irouleguy Rose / Domaine Arretxea (Therese et Michel Riouspeyrous) (2017/1/22-23飲)
Irouleguyの生産者。2013年を飲んでいるが、2015年が入荷したので、さっそく購入。Tannat 75%, CF 25%。紅色。酸のしっかりした少し甘酸っぱいような味わい。少しタンニン感じる。軽快に飲めて、安定して旨い。

4) 2014 Vin de Corse Porto-Vecchio Rose Oriu / Domaine de Torraccia (2017/2/14飲)
Rempartsで飲んだもの。コルシカ島のPorto Vecchioの生産者。うすいオレンジ色。フルーティーで軽快に飲めた。

5) 2015 Patrimonio Rose / Domaine Antoine Arena (2017/2/22-23飲)
コルシカ島北部のPatrimonioの生産者。偶然3番と同じで、これは2013年を2本飲んでいるが、またまた購入。Nielluccio 80%, Vermantinu 20%。美しいロゼ色。ジューシーで酸もしっかりしており、毎回安定して旨い。

6) 2015 Vin de France Rose Cuvee Lundi / Valentin Valles (2017/3/5-6飲)
Tavelから西に20kmほど入ったSaint Quentin la Poterieの生産者。品種はGrenache Noir 55%, Cincault 15%, Syrah 15%, Mourvedre 15%。この他に赤を3本飲んでいる。暗いトーンの紅色。少し甘み残る。ややビオニュアンスが出ており今一つ。

7) 2015 Vino Rosato Monte della Guardia / Az.Agr. Ca' Lojera (2017/3/12飲)
以前Luganaを飲んだGarda湖南岸のSirmioneの生産者。品種はCS, M。紅色。甘酸っぱい香味。まずまずだが、もう少しドライな仕上げの方が好み。

8) 2015 Rosato Serra Lori, Isola dei Nuragi IGP / Argiolas & C. (2017/3/15-16飲)
赤のTurrigaが有名なサルジニア島南部のSerdianaの生産者。品種はCannounau, Monica, Carignano, Bovale。美しい少しうすめの紅色。ジューシーでスムーズに飲めて、グラスの進みが早かった。

9) 2015 Patrimonio Rose / Domaine Clos San Quilico (2017/3/26飲)
コルシカ島北部のPatrimonioの生産者。品種はNielluccio 80%, Grenache 20%。かすかに紅色の入ったロゼ色。酸は強め。フローラルな香味。

10) 2015 Vin de Corse Porto-Vecchio Rose / Domaine de Torraccia (2017/3/27-28飲)
4番のスタンダード版。品種はNielluccio, Sciacarello, Grenache & Cinsault。すこしうすめのオレンジ色。飲み口は軽快にさくさく飲める。なかなか旨い。

11) 2015 Coteaux du Lyonnais Rose Clos de la Petite Gallee Le Clos / Robert & Patrice Thollet (2017/3/30-31飲)
Lyon南方のMilleryの生産者。品種はGamay。美しいロゼ色。ジューシーでみずみずしく、グラスが進む。ほのかなタンニン。

12) 2015 Moselle Les Boseres Rose / Chateau de Vaux (Molozay) (2017/3/31飲)
モゼールのMetz南西のVauxの生産者。色々飲んでいてこれが4種類目。PN.のロゼ。美しい紅色。酸が美しくかなり旨い。
以上

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01/10/2019

2018 NHK紅白歌合戦

2018年の大晦日のNHK紅白歌合戦のコメントです。
今年も内村光良の司会を中心にうまくまとめていたと思うが、個人的には2017年ほどの感動はなかった。
・AIKO(カブトムシ)
歌は1番のみで、他の有力歌手に比べて扱いがかわいそうだった。ユーミンとサザンの登場時に大はしゃぎしていたのが印象的。
・サザンオールスターズ(希望の轍、勝手にシンドバッド)
桑田さん悪乗りしずぎ。ユーミンも悪乗りしすぎ。
・松任谷由実(ひこうき雲、やさしさに包まれたなら)
声が出るかどうかハラハラしながらみていたが、危ういながらも手堅くまとめていた。
・椎名林檎と宮本浩次(獣ゆく細道)は期待したが、演出過剰で何だかよくわからず。
・Perfume(Future Pop 紅白SP)は、ハイテクになりすぎてもはやよくわかりません。
・星野源(アイデア)は、貢献度を反映し、フルバージョンに近い形での演奏だった。ただ、去年もそうだったが、今一つ声が出ていないように思った。
以上

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01/07/2019

2018年総括 (Music)

2018年も色々な音楽を楽しめた。2018年に買った中でよく聞いたCDを3枚挙げてみる。

1) 宇多田ヒカル/初恋(エピックレコードジャパン, 2018)
宇多田ヒカルとしては、Fantomeに引き続いての新作。どちらかというと前作の方が好みだが、これも力作でした。

2) サザンオールスターズ/Umi no Oh, Yeah!!!!!(ビクターエンターテインメント, 2018)
サザンオールスターズとしては、30年ぶりくらいに買ったCD。いい曲が詰まっているし、桑田の歌唱力もまだまだ健在だ。

3) Bob Dylan / More Blood, More Tracks : The Bootleg Series Vol.14 (Sony/Columbia, 2018)
毎年恒例となっているボブ・ディランの発掘音源。今年は、1975年のBlood on the Tracksの未発表音源をまとめたもの。CD6枚組の大作である。元々力作アルバムとして知られているが、制作過程がわかるような構成となっていて興味深かった。まだ1回ずつしか聞いてないのだが。

その他、旧作を買ってよく聞いたもの。
a) Chris Smither / I’m a Stranger too / Don’t drag it on (Collectables, 1997)
1970年と1971年のレコードのカップリングCD。プロデューサーがMichael CuscunaでBonnie RaittのGive it upと共通の雰囲気がある。30年くらい前に2枚ともLPで持っていたが、売ってしまい、久々の再会。独特のブルースぽさが個性的。

b) エレファントカシマシ / All Time Best Album The Fighting Man (Universal Music, 2017)
2017年末の紅白でのパフォーマンスが最高で、今までCDを持ってなかったので、ベスト盤を買いました。ハードな曲とメロディアスな曲どちらもよい。やはり宮本浩次の歌力がすごい。今年も椎名林檎とペアで紅白に出るようなので、楽しみだ。

c) Rhiannon Giddens / Tomorrow is my turn (Nonesuch, 2015)
d) Rhiannon Giddens / Freedom Highway (Nonesuch, 2017)
去年初めて聴いたのだが、深みのある歌が非常によかった。ブルース、ゴスペル、フォークソングなどが混ざり合った音楽。

(その他)毎年年末に楽しみにしているのが、2018年も出ました”Classic Blues Artwork From The 1920s Calendar”。 今回はWilliam Harrisの2曲(Gennett 6737, 1928)とこれまでリイッシューされてなかったPapa George Lightfootの2曲(Sultan 1425, 1950)が初めてCD化された。100年近く前の、しかもほとんど売れなかったレコードがよく見つかるものである。来年も新たな発見を期待したい。

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