熟成フリウリワイン
これで自宅に残っていた熟成フリウリワインは全て飲んでしまった。
1) 1995 Oslavje, VdT Bianco della Venezia Giulia / Radikon (2015/12/30飲)
Friuli Venezia Giulia州の東部のOslavjeというスロヴェニアとの国境に近い村の生産者。白っぽい旧ラベルで、この当時はオールヴァンというインポータが輸入。色合いは琥珀色。少し酸化しており、Vin Jauneのような味わいがでていて残念な結果に。酒質はしなやかで、酸は強め、ドライ。
2) 1994 Rujno Gravner, Venezia Giulia IGT / Francesco Josko Gravner (2015/12/30飲)
こちらもOslavjeの生産者。品種はMerlot。色合いは暗いルビー。熟成して酸が前に出てきており細身のワイン。香りは立たず、さえない。
3) 1994 Rosso Gravner, VdT del Friuli Venezia Giulia / Az.Agr.Francesco Josko Gravner (2016/1/10飲)
地元宇都宮の山仁酒店で買った、なつかしのワイン。MWを取得した大橋氏の弟さんがイタリアワイン好きでこのワインが店にあったと記憶している。品種はCSとMerlot。色合いは暗いルビー。酸は強めで細身。酸化ニュアンスはないが、ピークを少し過ぎた感じ。
4) 1994 Collio Merlot / Radikon (2016/1/10-11飲)
思ったよりも明るいルビー。3番ほど酸は強くないが、やはり熟成して線が細くなっている。
5) 1995 Breg, VdT del Friuli Venezia Giulia / Francesco Josko Gravner (2016/1/16飲)
この5番と6番も山仁酒店でリリース時に購入したもの。山吹色。酸化ニュアンスはないが、熟成感は出ている。細身でもう一つ。新樽のニュアンスはほとんど感じない。
6) 1995 Ribolla, Collio / Francesco Josko Gravner (2016/1/17飲)
Bregと似てはいるが、こちらの方がデリケート。酸はしっかり。これはなかなかよかった。
7) 2000 Sauvignon (Black Label), Colli Orientali del Friuli / Ronco del Gnemiz (2016/2/16飲)
San Giovanni al Natisoneの生産者。黒ラベルのSBの上級キュヴェでアルコール度数も15%ある。この黒ラベルは結構入手が難しかった記憶があり、1997はタッチの差で買えなかった。茶系のニュアンスが入るまったり系。樽由来と思われる栗ぽいニュアンスの香味。いわゆるSBぽくなく、ブラインドではシャルドネというと思う。
8) 1998 Oslavje Riserva, Collio Bianco / Radikon (2017/7/23飲)
Riservaは初めて飲んだ。深みのあるオレンジ色。まったり感強い。酸はしっかりある。十分飲み頃。
9) 1994 Picolit Riserva, Colli Orientali del Friuli / Livio Felluga (2018/9/5-6飲)
500ml。Brazzanoの生産者。土着品種のPicolitの陰干しぶどうによる甘口。熟成憾のあるゴールド。甘みはかなり強い。杏ぽい香味。なかなかよかった。
10) 1996 Picolit Vigneto Montsclapade, Colli Orientali del Friuli / Girolamo Dorigo (2018/12/28飲)
500ml。Buttrioの生産者。これもPicolitの甘口。黒糖系のくすんだ濃い琥珀色。甘みはかなり強い。熟成感あるが、旨みが濃厚。
以上
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