2016/10-12に飲んだ蒸留酒
2016/10-12に飲み終えた蒸留酒。
1) 2008 Talisker Aged 5 Years / Talisker Distillery (2016/6/15-10/2飲)
700ml。Alc.59.0%。北方のIsle of Skyeの蒸留所。Diageo社が所有。ボトルで買うのは、1999に1980年の18 Years Oldを飲んでおり、2回目。Kingsbury社によるボトリング。かなりうすめの琥珀色。ガソリンぽい香味が出ているが、個人的にはOK。ピート香は中くらい。パワフルで飲みごたえあり。熟成年は若いのだが、なかなか旨かった。
2) 1991 Cambus Aged 23 Years (Signatory Cask Strength Collection) / Cambus Distillery (2016/6/15-10/2飲)
700ml。Alc.53.9%。ロウランドのCambusにあったシングル・グレーンの蒸留所。Diageo系の所有。1993年に廃止されている。Signatory社によるボトリング。中くらいの琥珀色。アルコール度数が高いせいもあるが、シングル・グレーンとしては、メリハリがあって、まずまず飲みごたえあり。
3) 1988 Port Dundas Aged 25 Years (William Cadenhead, Small Batch) / Port Dundas Distillery (2016/2/28-10/9飲)
700ml。Alc.46%。所在地はロウランドのGlasgowにあったシングル・グレーンの蒸留所。Diageo社が所有。2009年に廃止されている。William Cadenheadによるボトリング。色合いは、ややうすめの琥珀色。シングル・グレーンらしいソフトな砂糖菓子ぽいニュアンス。熟成感は出ているが、もう一つ深みやインパクトが欲しい。
4) NV Connemara (Peated Single Malt) / Cooley Distillery (2016/4/23-10/16飲)
700ml。Alc.40%。所在地はアイルランドのRiverstown。これはシングル・モルトのアイリッシュ・ウィスキー。現在はサントリーの子会社であるBeam Suntory社が所有。色合いは、中くらいの琥珀色。味わいはまとまっているが、全体的にはもっさりした風味があって、あまり洗練された味わいではない。
5) NV Ballantine's Aged 21 Years / Georges Ballantine & Sons Ltd. (2016/4/16-10/17飲)
700ml。Alc.40%。所在地はロウランドのDumbarton。Pernod Ricard社が所有する著名銘柄。
色合いは、中くらいの琥珀色。マイルドで飲みやすいが、熟成年から期待したわりには、香味がもう一つあっさりして、インパクトがない感じだった。
6) NV Bushmills Aged 21 Years / The Old Bushmills Distillery (2016/4/2-2016/11/2飲)
700ml。Alc.40%。所在地は北アイルランドのAntrim。シングルモルトとしては、20年ほど前にBushmills Aged 10 Yearsを1本飲んだことがある。最近、Diageo社からJose Cuervo社に所有が移った模様。濃いめの琥珀色。やや野暮ったいニュアンスあり。熟成感はあるが、深みや旨みに直結していない気がする。Bushmillsに関していうと、前のボトルもそうだったが、シングルモルトではない、Irishタイプのウィスキーの方が旨い気がする。
7) 1989 Cameronbridge Aged 24 Years (William Cadenhead) / Cameronbridge Distillery (2016/6/15-2016/11/17飲)
700ml。Alc.46%。東ハイランドのCameron Bridgeにあるシングル・グレーンの蒸留所。Diageo社が所有。William Cadenheadによるボトリング。色合いは、中くらいの琥珀色。それなりに熟成感出ている。シングル・グレーンぽいソフトな味わいが強く、もう一つ。
8) 1996 Glengoyne Aged 17 Years, The Old Malt Cask (Hunter Laing & Co. Ltd.) / Glengoyne Distillery (2016/6/15-2016/11/25飲)
700ml。Alc.50%。南ハイランドのDumgoyne。Lang Brothers社が所有。初回はオフィシャルのGlengoyne Aged 17 Yearsを2012~2013にかけて飲んでいる。今回は、好みのHunter Laingによるボトリング。色合いは、うすめの琥珀色。落ち着いた上品な味わい。デリケートでじっくり飲める。インパクトがあるウィスキーではないが、前回と同様に非常に好み。
9) NV Lambig Melenig, Eau-de-Vie de Cidre de Bretagne Reglementee / Cidrerie Melenig, Christian Toullec & Christian Saccardy (2016/7/30-2016/12/13飲)
700ml。Alc.40%。所在地はブルターニュ地方のElliant。2010, 2013と飲んで、これが3本目になる。
色合いは、うすいほのかにオレンジが入った琥珀色。前に飲んだ2本と比べると、少しアルコール感や香味が弱めの印象。ただ、ウィスキー中心に飲んでいる中で、これをたまに飲むと、非常に味わい深く感じられ、十分に楽しめた。
10) NV Wolfburn 3 Years / Wolfburn Distillery (2016/9/23-2016/12/18飲)
700ml。Alc.46%。所在地は北ハイランドのThurso。これまでは、Great Britain本島としては、Pulteney Distilleryが最北に位置していたが、2013年からこの新鋭蒸留所が最北の蒸留所となった。これは最少熟成年数の3年を満たしてリリースされた最初のバッチ。
色合いは、うすい琥珀色。若いウィスキーだが、骨太かつまとまった味わいで非常によい。また、違うボトルを試してみたい。
11) 1998 Lagavulin Double Matured, The Distillers Edition / Lagavulin Distillery (2016/11/9-12/30飲)
700ml。Alc.43%。所在地はアイラ島。Diageo社が所有。2000年にLagavulin 16 Years Oldを飲んでいる。色合いは、濃いめの琥珀色。ピート感強く、味わいもパンチ力ある。前回のものより印象がよく(価格も高いのだが)、飲み切るのが速かった。
以上
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