日光例幣使街道Walking その3(静和~家中)
年末に実家に帰る機会を有効活用して、日光例幣使街道を完結させることにした。
この日は昼に自宅を出たので、半日弱の街道歩きである。宿場としては、富田、栃木、合戦場(かっせんば)の3宿である。おおむね北向きに歩いて行く。代表地点の標高としては、静和(31m)、栃木(約45m)、家中(67m)であり、非常にゆるいに登りとなっている(登っている感覚は全くない)。
東武線を乗り継いで、前回途中でリタイアした静和駅を13:40にスタート。雨が時折少しぱらぱら降るうすら寒い天気である。
駅から約7分で旧道の分岐に到着。
旧道は県道を斜めに横切り、約1km続く。
さらに反対側に斜めに横切っていく。このあたりから旧大平町である(現在は栃木市)。この先で、Y字路を左にいかなければならないところを直進してしまい、300mほどオーバーラン。
Y字路の少し先の箇所。
こんな案内板があった。
富田の交差点(14:21)。東に400mほどで東武線の新大平下駅である。
旧道は県道に接近してまた右に折れていく。
県道に接近する箇所からみた太平山(標高341m)と晃石山(一等三角点、標高419m)。小学校の遠足で行ったことがある山である。25年くらい前に岩舟駅から縦走したことがある。正面の道は例幣使街道ではない。
旧道は県道の東側に沿って続いているが、一部、開発で50mほど寸断されている箇所がある。さらに県道を斜めに横断する。
西側には太平山(標高341m)。
永野川を渡る。
県道を横断し、東武日光線(右側)に沿って歩いていく。
JR両毛線の下をくぐる。
栃木駅の北側はくねくねと路地を歩いて行く。例幣使街道の標識(木製)が交差点に計4つあった。
佐野街道との交差点。
みつわ横町との交差点。
栃木駅前通りとの交差点(15:31)。
巴波(うずま)川を渡る。
大通りに合流すると、古い建物や黒い色調で統一された最近の建物が現れる。栃木市は蔵の街として売り出している。個人的には駅で乗り換えたことは何度かあるが、この辺を歩くのは初めてである。
ファミリーマート。
スターバックスコーヒー。
足利銀行栃木支店。
栃木市役所の少し南側の例幣使街道。
下野新聞社栃木支局。
万町交番前の交差点。ここを左折して、一つ目の交差点を右折し、嘉右衛門町に入っていく。
交差点にあった案内板。
嘉右衛門町の街並み。
例幣使通り交差点。
だんだんと郊外の風景になってくる。やがて、県道に合流して、東武日光線を陸橋で越える。
旧都賀町(現在は栃木市)に入る。合戦場郵便局前を16:19に通過。
合戦場駅と家中駅の中間付近に右側に400mほど残る旧道。
家中の交差点。実際はこんなには暗くないが、上手く撮れなかった。
東武線の家中(いえなか)駅に16:48到着。
この日は3時間8分の歩行だった。東武線で新栃木駅まで戻り、東武宇都宮線で実家に帰った。
この日は寒かったが、歩きやすかった。栃木市内はもう少しゆっくりしたかった。同じようなタイプの街である川越に比べると少し地味である。
(2017/12/31(日))
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