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07/06/2017

旧中山道Walking その13(洗馬~福島)

中央西線の木曽谷の区間は、特急停車駅(木曽福島、三留野)以外は普通列車の本数が非常に少なく、不便なため、今日は福島まで頑張って歩かなければならない。この日歩く宿場は、洗馬、本山、贄川、奈良井、藪原、宮ノ越、福島である。
代表地点の標高としては、洗馬(757m)、本山(約800m)、贄川(約880m)、奈良井(約950m)、鳥居峠(約1200m)、藪原(925m)、宮ノ越(約860m)、福島(約780m)である。この区間は、洗馬から鳥居峠までは奈良井川(犀川の支流、信濃川水系)に沿って標高を徐々に上げていき、鳥居峠の前後は山道になる。鳥居峠から先は木曽川に沿ってゆるやかに下っていくルートである。水系が木曽川ではないが、区分上は贄川、奈良井は木曽谷の宿場となっている。
塩尻のホテルを出て、塩尻駅6:51発の中央西線で洗馬駅に6:55着。駅を6:56出発。
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駅から50mほど歩くと中山道とのT字路になり、左折してすぐに洗馬宿本陣跡を通過。
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静かな洗馬宿の中山道。元の国道19号線のため、立派な道である。
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中央西線の下をくぐって、台地のへりに沿って歩いていくと、牧野一里塚跡を通過。
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ゆるやかな登りで台地の際を歩いていく。
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まもなく、国道19号線に合流する。この日の午前中は雲が多く、雨がかすかにぱらぱらすることもあった。降ってきたらいやだなと心配していたが、結局、本降りにはならず、助かった。
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本山宿の手前で旧道は、右側に国道から分かれて、本山宿に入る。
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本山宿の案内板。7:39通過。
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案内板から木曽方面の本山宿。
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本山宿の南のはずれにある表示板。
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旧道は関沢と釜之沢を高巻いていたらしいので、案内板のところから左に入って、沢沿いの巻道を歩いてみた。
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巻道が終わると、国道を横断し、中央西線との間を100mほど歩く。
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中央西線を第2中仙道踏切で横断する。
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日出塩一里塚跡を通過。
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日出塩駅前を通過。
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国道19号線の下を一度くぐってから国道に合流。
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桜沢出合にある古中山道(江戸時代以前の古道)入口。下諏訪~岡谷~三沢峠~小野~牛首峠~桜沢出合というルートであった。
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桜沢出会い付近から山が両側から迫り、渓谷ぽくなってくる。桜沢は境川とも呼ばれ、信濃と木曽の境であった。
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桜沢橋を渡ったところにある「是より南 木曽路」の地名表示板と石碑。
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旧道は尾根を高巻きして、桜沢の集落に下る。写真は塩尻側の旧道登り口。
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国道の旧道に架かる片平橋(奈良井川に架かる1935年につくられたRCアーチ橋で土木遺産に選ばれている)。
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左岸側から片平橋のたもとまで下りてみた。初めは右岸側からアプローチして、左岸側に渡ろうとしたのだが、右岸側の道が新道建設の際の地形改変で消滅しており、断念した。
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左岸側からみた片平橋と案内板。
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片平の集落には旧道が150mほど残っている。
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若神子集落の入口にある若神子一里塚。
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国道から若神子の集落に上がっていく旧道。
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国道に戻って、500mほどで、贄川駅前を通過。
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線路を歩道橋で越えたところにある贄川関所。
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贄川本陣前を9:30に通過。
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贄川宿のはずれで線路を渡り返し、国道に出る。
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国道を600mほど歩いて切通しを抜ける箇所で左に上がり、切通しの擁壁の上を歩いて、桃岡の集落内を抜けていく。国道に合流する手前にある押込一里塚。
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平沢の集落の手前にある道の駅でトイレ休憩。
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平沢集落の案内板。
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尾根の先端部にあるため、一段高い場所にある諏訪神社を通過。
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諏訪神社からの下り道。
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平沢集落の旧道。
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平沢集落の出口の手前で、旧道は左に入り、50mほど歩いて、中央西線の線路を渡る。
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前述の踏切。信号機がないため、横断禁止の立札があったが、バリケードされているわけではないので、ここを渡る。
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奈良井川の右岸に沿って歩いていく。
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奈良井川を渡り、線路を越えると、奈良井宿に入る。
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奈良井駅。
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奈良井宿は昔の面影がよく残されている。
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奈良井宿本陣跡を11:14に通過。奈良井宿には、杉の森酒造があったのだが、残念ながら比較的最近に廃業していた。みやげ物屋には空き瓶が置いてあったが、もうストックは残っていなかった。
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枡形。
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奈良井宿は細長く1kmほど続いている。
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奈良井宿のはずれから鳥居峠の登りとなる。峠までは標高差約250mである。
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山道は山腹をトラバースしながら、徐々に高度を上げていく。途中にある鳥居峠一里塚。
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登ってきた中山道を振り返る。
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登りついた鳥居峠の休憩所(標高約1200m)。この日はイベントで、無料で山賊汁(鹿の肉が入った豚汁のようなもの)を配っており、体が温まった。持参していたビールと併せて軽い昼食(12:01~12)。ここで、塩尻市から木曽郡木祖村に入る。
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峠から藪原方面への中山道。
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藪原への下りの最下部には、石畳が残っている。
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山道を下り終わって、中央西線の線路を細い歩道橋で越える。
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藪原宿を12:51通過。ここに木祖村の役場がある。また、街道沿いに湯川酒造店(銘柄は木曽路、十六代九朗右衛門など)があったのだが、知らずに通過してしまった。
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藪原宿の南のはずれ付近(左に藪原駅がある)。
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旧道は線路で分断されて、現在は横断できないため、本来よりも少し手前からアンダーパスで線路を越える。
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しばらく国道を歩き、道路改良によりできた獅岩橋の手前で旧道は左に300mほど分かれる。
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吉田洞門(約300m)の歩道。
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吉田橋からみた木曽川の流れ。なお、木曽川の源流部は、昨日、諏訪湖畔や塩尻峠付近から遠望した鉢盛山(2447m)にある。
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吉田橋を渡ると、250mほど旧道が残る。
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道路改良で山吹トンネルができたため、旧国道は荒れてしまっている。ここから木曽町に入る。
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巴ケ淵に架かる巴橋で木曽川を渡る。
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次の葵橋の手前に200mほど残る旧道。
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葵橋で木曽川を渡り、宮ノ越宿に入る。
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宮ノ越宿本陣跡を14:28通過。
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宮ノ越一里塚跡。
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第5中仙道踏切で中央西線を横断。
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原野駅の手前付近は尾根が張り出しており、ゆるい登り坂になっている。
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原野駅を過ぎると、中山道中間地点の案内板がある。
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小沢の集落で、旧道は小道となって右に分かれる。
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すぐ下流で木曽川に合流する正沢川(木曽駒ヶ岳(2956m)が源流)沿いに歩いて行く。
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途中で未舗装の道となり、正沢川を鉄橋で横断。
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鉄橋の先にも50mほど草道が続く。
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上田集落を抜けると国道に出る。出尻一里塚までは、鉄道と国道の建設により、旧道が消滅しているため、やむをえず国道を歩いた。出尻一里塚跡を通過。
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出尻一里塚の地点から、少し戻って旧道跡を探索した。写真は線路を横断する旧道のカルバート。このすぐ先が出尻一里塚。
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カルバートで線路を横断した側で旧道が消滅している部分。
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出尻一里塚まで戻り、急な坂道を下る。
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矢崎橋の手前に50mほど残る旧道。国道が整備されるまでは、沢(2枚目の写真。中央西線の橋脚が古めかしい)を巻いていた箇所である。
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福島の関所の手前に400mほど残る旧道。
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福島関所の門。
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関所跡へは、左に少し登っていく。
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逆方向からみた関所の門。
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福島関所跡。
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反対側から。
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関所を後にして、福島宿の中心部に入る。
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福島宿本陣前を16:23通過。
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本陣跡の少し先にある七笑酒造(銘柄は七笑(ななわらい))。なお、福島には、もう一つ中善酒造店(銘柄は中乗さん)があるが、木曽川を渡った向こう側にある。
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七笑酒造の先から小道となり、クランク状に進んで行く。
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喜又橋。この付近が、上の段といわれる地区である。低い尾根が少し張り出した箇所にあたり、宿の西側の地区や木曽川の河畔部よりも少し高い位置にある。
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上の段の風情のある旧道。
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中山道から大通寺へ向かう小道。
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上の段からの下り坂。
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坂の下部からみた中山道。ここから木曽福島駅までは600mほどだが、駅までの写真は撮っていなかった(あまり記憶がない)。木曽福島駅に16:41到着。この駅は、30年近く前に御嶽山(標高3067m。開田高原から登山し、濁河温泉に下山)に登るために下車したことがある。
塩尻まで普通列車で出てから、中央本線の特急あずさで帰途についた。
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帰りの中央本線の特急列車で飲んだ麗人の純米吟醸(前日に直売で購入)。
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この日は贄川付近までは、山にガスがかかって、天候が心配されたが、以降は薄曇りから晴れに変わり、気持ちよく歩けた。
(2016/11/06(日))


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