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05/19/2016

旧中山道Walking その8(大井~太田)

2日目(2016/5/1)は、大井宿から西に太田宿まで歩いた。この日の宿場は、大井(46番目)、大湫(おおくて)、細久手、御嵩(みたけ)、伏見、大井(51番目)である。前半は高原状の丘陵地形の尾根を幾つも越えていくトレッキングぽい区間であり、後半は平地となって、最後に木曽川を右岸側に渡って太田宿に到着する。
主要地点の標高は、大井(約275m)、最高点(中仙道ゴルフ場、約540m)、大湫(約510m)、細久手(約430m)、御嵩(約130m)、伏見(約125m)、太田(約70m)である。
JR土岐市駅6:05発の電車に乗り、恵那駅に6:26着。駅を6:35出発。
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西に1kmちょっと歩いて、JR中央本線を踏切(中仙道踏切)で横断する。
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踏切から左斜めに折れて、正面の山に登っていく。
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登り口にある十三峠の標識と石畳道。十三峠は、大湫宿まで十三の峠(坂)を越えていくことから名付けられているが、名前が付いた坂の数は13以上ある。
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尾根上に出てほどなく、槇ヶ根一里塚を通過。この山越え区間は、明治以降に道路の拡幅がされなかったため、道の両側に一里塚が残っている。
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下街道との分岐(槇ヶ根追分)付近。
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下街道は、ここから山を斜めに下って、土岐、多治見から名古屋へと続いている。
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尾根道を下って、四ツ谷の集落を過ぎていく。何となく隠れ里ぽい高原的なところである。中山道の舗装には色のついた細かい石材が使われている。石材の色は馬篭付近はうすいピンク色と白だったが、落合宿から先は、クリーム色と白になっている。
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尾根を一つ越えて、紅坂一里塚を通過。
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深萱の集落に下る途中で、これから歩くルートを遠望する。中山道は、権現山(右側のピーク。標高約600m)の南側を越えていく(おおむね送電鉄塔に沿った位置)。深萱で国道418号線を横断(8:02)。だらだらと権現山方面に登っていく。登りの途中で瑞浪市に入り、標高差70mほどの観音坂の登りとなる。観音坂を登り切ったところにある休憩所で10分ほどビール休憩。
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権現山の頂上に登る山道(中山道は手前の左右の舗装路)。
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権現山一里塚を通過して、中仙道ゴルフクラブの中を登って行く(道の両側には森が少し残されており、あまり殺風景ではない)。ルートの最高点(標高約540m)からは一度下っていくが、大湫宿の手前でもう一つ尾根(八丁坂)を越えなければならない。
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最高点から下ったところにある三十三観音。
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大湫宿を見下ろして。
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宗昌寺横にある大湫宿の道標。
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静かな大湫宿(9:20~25)。東海道でいうと日坂宿のようなところである。大湫宿には中山道の展示館があり、この日は宿場のイベントが開かれていた。
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大湫病院の先から右側に琵琶峠の登り坂となる。この区間は登りも下りも石畳が続いている。琵琶峠の周辺ではハイキングの人を10名ほど見かけた。
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琵琶峠は狭い峠ですぐに下りとなり、途中に八瀬沢一里塚がある。初めの写真は斜面の上から撮ったもので、次の2枚は坂を下って撮ったものである。
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八瀬沢の集落に下ると、また、ゆるやかな尾根の登りとなり、犬の訓練場の横を過ぎて、東西方向に延びる尾根上の県道を歩いて行く。途中の弁天池で5分休憩。
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さらに尾根上の県道を歩いて行くと、奥之田一里塚がある。近くにサーキットコースがあって、非常にうるさい。
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やがて、尾根をゆるやかに下ると、細久手宿に到着。宿はゆるやかな沢に沿って、下り坂になっている。
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歴史ある大黒屋旅館(10:48通過)。
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細久手から平岩の集落まで出て、また、尾根の登りとなる。秋葉坂の途中にある三尊石窟。
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尾根上に出て、林道を歩いて行く。途中にある鴨之巣一里塚。
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鴨之巣一里塚を過ぎると、御嵩(みたけ)町に入る。尾根道の下りの途中からみる津橋の集落。
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津橋の集落に下る(11:40)。ここから標高差90mの謡(うとう)坂の登りとなる。正面の小道が中山道。
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謡坂を登り切ったところが物見峠で、御殿場跡がある(11:55~12:05)。
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物見峠から下っていき、謡坂一里塚を通過。
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途中から立派な石畳の道となる。
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坂を下り、西洞の集落に出て、小さな尾根を越える(右側の登り坂)。
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小尾根から牛の鼻欠け坂を下り、御嵩町の平地部に出る。写真は牛の鼻欠け坂を振り返って。
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国道21号線に出る手前にある和泉式部廟所。
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国道を300mほど歩くと、南側にバイパスが分岐し、旧道は静かになる。ほどなく中山道は左に折れる。
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静かな御嵩宿。
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中山道みたけ館。
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枡形跡。
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名鉄広見線御嵩駅前を右折(13:15通過)。
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国道21号線に出て左折し、これからおおむね国道の歩道歩きとなる。写真は途中に3箇所残る旧道の一つ目(右側の道)。旧道の入り口の手前にあるコンビニで昼食休憩(13:28~45)。
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国道の南側にほぼ並行する可児川。
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二つ目の旧道入口にある比衣一里塚跡。
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三つ目の旧道入口にある道標。
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三つ目の旧道を出ると、すぐゆるやかな登り坂となり、伏見宿に到着(写真は本陣跡)。伏見宿の付近は木曽川と可児川に挟まれた微高地上に位置している。
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一本松公園の休憩所で小休止する(14:25~30)。
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伏見郵便局のレトロな建物。
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国道21号線がバイパスと合流する付近から可児市に入る。国道21号線沿いに進み、数km上流の木曽川から取水している愛知用水を横断する。ここから中山道は国道から右側にそれていく。
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前日のテレビニュースでも取り上げられた大型クレーンで吊った鯉のぼり。
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JR太多線の中仙道踏切。
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右は木曽川を渡る太田橋への道路。江戸時代は太田橋よりも少し下流で木曽川を渡っていたようなので、左の道を少し先まで行ってから木曽川沿いに太田橋まで戻った。さらに古い時代では、もっと下流側で木曽川を渡っていたため、太田橋付近の地名が今渡、下流部の地名が渡となっているのが興味深い。
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可児市側からの太田橋。
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太田橋を渡ると、美濃加茂市に入る。太田橋のたもとから木曽川右岸堤防の天端道路を1kmちょっと歩く。
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右岸側からみた太田橋。
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堤防から少し離れて、旧街道を1kmほど歩き、JR美濃太田駅前からの道路との交差点でこの日は終了。太田宿の中心部はここからもう少し先にある。この日の宿は美濃太田駅前なので、駅前通りを1kmほど歩き、宿に16:10到着。
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この日も晴天だったが、前日よりも少し暑かった。歩行距離は約43kmと長めで、累積標高差も前半部のアップダウンのため730m程度あったが、思ったよりも早めに目的地にたどり着くことができた。前半部は、一種桃源郷のような雰囲気のところもあるなかなか面白いコースで変化に富んでいたが、後半部は単調な国道、県道歩きが多く、今一つだった。
夕食は連休中の日曜日ということもあり、やっている店が少なく、駅前のホテル1階の洋食店で軽めにとった。酒はビールと太田の地酒(御代桜)を飲んだ。さらに、部屋に戻ってから、真田丸を見ながら、前日買った中乗さん特別純米300ml瓶(中善酒造)を飲んだ。
(2016/5/1(日))


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