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05/31/2016

旧甲州街道Walking その1(日本橋~矢川)

徳川家康が整備した5街道の中で、まだ手がついていなかった甲州街道。正式には、甲州道中というのが、江戸時代の呼び方とのことである。
GWの前半に中山道を3日間歩き、やや疲れが残っていたので、少し短めに区間を設定した。この日の宿場としては、他の街道と同様に日本橋からスタートし、内藤新宿、下高井戸、上高井戸、布田5宿(国領、下布田、上布田、下石原、上石原)、府中と過ぎて、途中のJR南武線の矢川駅まで歩いた。本来は、次の日野宿まで歩けば、駅からも近くて一番よいのだが、体調も考慮し、少し短めとした。距離的には約33kmである。甲州街道は、交替で宿場業務を担当する近接した小さい宿場が多く、高井戸や布田5宿がそれにあたる。
代表地点の標高としては、日本橋(約3m)、半蔵門(約20m)、内藤新宿(約35m)、下高井戸(約47m)、調布(約38m)、府中(約55m)、矢川(約70m)である。基本的にはゆるい登り基調であるが、半蔵門への三宅坂の登りと世田谷区から調布市にかけて野川や仙川の低地を横断する箇所以外は、ほとんどアップダウンを感じない。
朝、少し出遅れて8:50に日本橋を出発。
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日本橋のたもとにある由来を記した記念碑。
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日本橋交差点で、国道15号線(旧東海道)は直進、国道1号線(国道20号線と重複。旧甲州街道)は右折。
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東京駅日本橋口。ここから東京駅の構内通路を丸の内側に突っ切っていく。
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トラストタワーと鉄鋼ビルの間の植え込みにある北町奉行所跡。
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丸の内方面への構内通路。
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正面の道路を和田倉橋まで歩いて左折する。右側の建物は新丸ビル。
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和田倉橋。ここから皇居を時計回りに約半周ほど歩く。
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和田倉門前。
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日比谷交差点を右折。正面は日比谷公園。
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桜田門前の警視庁。
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桜田門。皇居ランナーはここを通過していく。もう20年以上走っていないが、たぶん通算100周はしたことがある。
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桜田門の交差点の道路標識。ここで国道1号線と国道20号線が分かれる。
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先般の熊本城の地震被害から連想すると、想定される首都直下地震でも皇居の石垣に被害が出るのではないかと心配される。この辺から三宅坂の登り坂(堀の左側の道)となる。東京湾沿いの低地から山手台地へと標高差約15mの坂道を登っていく。
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半蔵門で国道20号線を左折。
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やまや麹町店前を通過(2回しか行ったことがないが)。
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四谷駅前を10:00に通過。
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四谷見付の石垣。四谷駅前で、旧道はクランク状に進み、四ツ谷見付橋を渡る。
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新宿通り(国道20号線)の歩道を歩いて行く。途中、10時を過ぎてイオンリカーのショップが開店していて、数分ほど覗いてみた。Sierra Nevadaの初めてみかける缶ビールOtra Vezをみつけて、つい買ってしまう(初台の休憩で飲んだ)。サボテンとグレープフルーツの果肉を加えたゴーゼタイプの少し酸味のあるビールである。
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四谷四丁目で、国道20号線はトンネルで新宿二丁目まで地下にもぐる。
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新宿御苑前を通過。このあたりから新宿三丁目付近までが内藤新宿の宿場だった。内藤町という町名にその名が残っている(内藤町の大部分は新宿御苑である)。
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新宿伊勢丹前を左折。ここが青梅街道との追分である。
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国道20号線に合流し、新宿駅南口陸橋を10:40通過。
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新宿駅西口側に出て、国際通りを200mほど歩く。西新宿でもやまや新宿店前を通過するが、つい7、8分ほど中を物色してしまう。ここでもFuller’sのLondon Prideの缶ビールをつい購入。
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初台の新国立劇場のベンチで10分ほど小休止。初台から笹塚までの区間はイメージに反して、渋谷区である。警察も代々木警察署の前を通る。
昼食は、幡ヶ谷駅前のめんこやで豚の竜田揚げ、瓶ビールとざるうどんを食べた(11:30~12:08)。明大前から下高井戸にかけては、道路脇に緑地があって歩きやすい。下高井戸宿の本陣は、京王線の桜上水駅の北側付近にあった。
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鎌倉街道入口の分岐(京王線の駅で云うと、上北沢駅の北側)を13:04に通過。国道20号線は中央高速道路と分かれて、左側の道を直進する。
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環八を横断した少し先で、旧道は国道20号線と分かれる(左側の道を直進)。上高井戸宿の本陣は、この分岐の少し手前にあった。
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旧甲州街道は、京王線の芦花公園~千歳烏山~仙川の駅にかけて、線路北側の商店街、住宅地の中の道となり、歩いてなかなか楽しい。
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国道20号線に合流する手前で仙川を横断。このあたりは河川の低地部を横断していくため、ゆるいアップダウンが少し出てくる。仙川の少し先から調布市に入る。
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仙川とつつじヶ丘の間に200mほど旧道(右側の道)が残る。ここにも段丘崖があって、少し下りがある。さらにつつじヶ丘の西側でも、ゆるい下り坂がもう一か所ある。
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野川を横断する。
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野川を横断して200mほどで、国道20号線は右に折れていく。旧道は左の道を直進。
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映画のまち調布の幟。調布は、布田5宿として、国領、下布田、上布田、下石原、上石原の小規模な宿場の集合体である。
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にぎやかな調布駅前の中心街を14:32に通過。
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調布の中心街を抜けると、旧甲州街道の標識が出てくる。
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調布駅を過ぎて、下石原、上石原と歩いて行く。飛田給駅の少し先から府中市に入る。
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まだ一度も乗ったことがない西武多摩川線の踏切を横断する。
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住宅地の中を歩いていき、京王線東府中駅の手前で、旧道は左側の道を直進する。
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府中の中心街に近づくと、FC東京の幟が出てくる。
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大國魂(おおくにたま)神社前の交差点を15:45に通過。正面は、府中駅に続くケヤキ並木。
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大國魂神社の境内。
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神社から西側の甲州街道。
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分倍河原駅の北側で掘割構造の京王線を横断する。国道20号線に合流するまでは、比較的静かな道路を歩く。
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国道20号線に合流してからは、狭い歩道をただひたすら歩く。同じく掘割状のJR南武線を横断すると国立市に入る。まもなく、国道20号線はパイパスとなって、左に大きく迂回していく。旧道をさらに500mほど歩くと、JR谷保駅入口を通過(写真は府中方面を振り返って撮影)。
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さらに1.5kmほど歩くと、JR矢川駅入口に到着し、この日の行程を終了した(写真は府中方面を振り返って撮影)。矢川駅までは300mほどで、16:47に到着。
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この日の天候は晴れで日差しがけっこう暑かった。
立川まで南武線で2駅乗って、中央特快で神田に行き、Devil Craft神田店でビールを4種飲んで帰宅した。
この日の前半部である日本橋~笹塚間は、過去にウォーキングとは関係なく歩いた区間をいろいろ寄せ集めると、ひととおり歩いたことがあるが、今回通して歩いてみて、変化もあり、楽しく歩くことができた。笹塚以降は歩道歩きが退屈な区間が半分ほどあったが、全体としてはまずまずのコースといえるだろう。
(2016/5/8(日))


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