旧日光街道Walkingその2 日本橋~粕壁
9月に小山~宇都宮間の日光街道を歩いて以来、部屋のリフォームと荷物移動に追われ、季節のよい時期に中山道の1回(10/24)しかウォーキングができなかった。年末年始の休みを利用して、3回で日光街道を完結させる計画を組んだ。
この日歩く区間の宿場は、千住、草加、越ヶ谷、粕壁の4宿である。出発は例によって日本橋であるが、この日は朝もたもたしている内に、日本橋出発が9:38になってしまった。粕壁に着く頃には、確実に日が暮れてしまうだろう。
数100mは中山道と同じ区間を歩く。COREDOの横を通過。
旧日光街道は、室町三丁目の交差点の少し手前で中山道から分かれて、裏通りを右に入る。
昭和通りを地下道で横断し、日比谷線の小伝馬町駅横を通過する。
横山町問屋街あたりから少しにぎやかになってくる。
靖国通りを横断したところで、横山町通りを振り返る(中央の路地)。
神田川に架かるその名も浅草橋を渡る。
屋形船が並ぶ神田川。写真奥で隅田川に合流する。
JR浅草橋駅前のガードを10:23通過。北側から振り返って撮影。
駒形どぜうの横を通過。渋谷店は20回は行ったことがあると思うが、この本店はまだ入ったことがない。
駒形橋西詰の交差点からみた東京スカイツリー。ここで斜め左方向の雷門前に続く通りに入っていく。
観光客で混雑する雷門。
雷門前を右折し、神谷バー横を通過。
浅草駅前を10:46通過、右の道路(国道6号線)を進む。
言問通りを横断して、斜め左の吉野通りを進む。緑道化されている山谷堀(かって吉原の脇を流れていた)を横断。
明治通りと交差する泪橋の交差点から吉野通りを振り返る。泪橋はこの近くにあった刑場にちなんだ名前。この近くには、金澤國蔵商店があるが、もう10年以上行っていない。
南千住駅横を11:16通過。
国道4号線に合流。
千住大橋からみた隅田川(下流側)。
テラス形式の防潮堤。鉄筋コンクリートの壁の高さは3m以上ある。
千住大橋は手前が1973年竣工の新橋(上り線)、奥のアーチトラス橋が1927年竣工の旧橋(下り線)。
千住大橋を下りたところで、旧道は右に入っていく。
旧道入口脇にある足立市場(魚河岸)。
写真奥は北千住駅(この道路は日光街道と交差する駅前通り)。
千住宿のあった旧道は北千住の商店街となっている。ここの柏屋という蕎麦屋で昼食。豚の炙り焼とビールをとり、もろこしうどん(炒めたとうもろこしのあんかけうどん)というあまり見かけないうどんを食べた。もろこしうどんのあんかけが腹にもたれて、少し食べ過ぎた。他にもかきそばとか食べてみたいメニューが幾つかあった(11:42~12:29)。
2回行ったことがある煮込みの有名店「大はし」横を通過。
荒川に近づくと、商店街は終わって住宅地となる。写真は30mほどの区間だけ完成しているスーパー堤防。荒川区の施設となっている。
荒川の河川敷。対岸の茶色いビル(中央やや左より)の付近が日光街道の対岸になる。なお、この付近の荒川は昭和初期に完成した放水路なので、江戸時代はここに川はなかった。
千住新橋で荒川を横断。
左岸側から上流方面を望む。
千住新橋から400mほど上流側に入ったところから旧日光街道に入る。
旧日光街道の看板が数か所あった。
東武線梅島駅のガードをくぐる(13:09)。
旧日光街道ほぼ真っ直ぐに北進していく。
竹の塚駅の少し先(西保木間)で、旧道らしいカーブが一部みられる。周辺は開発が進んでいる。
草加バイパスの下をくぐる。
毛長川を渡る。川を境に、東京都(足立区)から埼玉県(草加市)に入る。
谷塚駅近くの浅間神社脇を通過。
草加の中心部に近づいたところで、旧道は左に折れていく。
草加市役所横を通過。
草加駅前通りとの交差点を14:20通過。
草加宿の北のはずれで、街道は右にカーブする。
県道に合流。
伝右川を渡る。
綾瀬川の川岸は草加松原の公園となっており、約1.5km続いている。
車道横断箇所にアーチ型の歩道橋が2箇所ある(傾斜が急で歩きにくい)。
2つ目のアーチ型の歩道橋。
草加松原の北端。
外環道の下をくぐった先で、綾瀬川を横断する。ここから越谷市に入る。
蒲生駅の南側で県道に合流するまでは、住宅地の中を進む。
南越谷駅に近づいたところで、某○ッチーが毎週食べにくるというラーメン屋「でん」の横を通過。私自身2回食べたことがあるが、今回は時間がないため、スルーした。
越谷の中心部に近づいたところで、旧道は左に入る。
越ヶ谷駅前通りの交差点を15:41通過。
中町のあたりは少しだけ宿場の面影が残っている。
元荒川を渡る。
北越谷駅横を16:00に通過し、東武線を斜めに横断。
郊外の住宅地の中をただひたすら歩く。せんげん台駅手前で、国道4号線に合流。せんげん台駅横を16:48に通過。日が暮れてくる。せんげん台駅の少し先で新方川(にいがたがわ)を渡り、ここから春日部市に入る。
単調な国道4号線の歩道をえんえんと歩く。一ノ割駅の手前で、志村酒店の横を通過。過去に車で2度訪問したことがあるが、10数年ぶりである。セラーが手前に増設されていたが、何も買わないのも何なので、夏子物語の純米吟醸生貯蔵酒(4合瓶、久須美酒造)を購入(17:17~31)。
志村酒店から3kmほど歩いて、春日部市街に入る。宿名としては、旧名の粕壁であり、駅周辺の町名としても残っている。
東武線の春日部駅に18:10到着。出発が遅かったため、完全に暗くなってしまった。暗くなってからの区間が、単純な国道の歩道歩きだったので、助かったが。
(2015/12/29(火))
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