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09/17/2015

旧中山道Walking その3(赤坂~高宮)

今年のGWは、5/2~5/4の3日間かけて中山道の京都寄りの区間を歩いておくことにした。毎度のことながら直前に計画したため、希望の宿が全く取れず、無理無理の計画となった。1日目の宿が彦根となったため、距離的な制約から、自動的に1日目の区間は赤坂(56宿目)~高宮(64宿目)となった。この区間は関ヶ原付近の山間部を越えて、琵琶湖のある近江盆地へ抜けるため、前回の軽井沢~長久保間と同様に宿場間の距離が短いため、宿駅数が多い。
東京駅6:00発ののぞみに乗るべく、常磐線の始発で出発したのだが、のぞみの自由席はもう少しのところで席が埋まってしまったため、急遽6:06発ののぞみに切り替えて自由席を確保し、名古屋駅に7:42着。東海道線に乗り換えて、大垣駅には8:25着。21分の待ち合わせで、初めて乗る東海道線の支線に乗車。写真は大垣駅の支線のホーム。
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2駅乗車し、終点の美濃赤坂駅に8:53着。駅ではウォーキングの団体が30名近く下りた。赤坂宿(56宿目)は往時のにぎわいは全くないが、歴史を感じさせる静かな街並である。ここは大垣市の北のはずれになる。
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写真は赤坂宿から東に向かう中山道。
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谷汲道の道標。
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垂井宿までは、中山道は南西方向に向かっていく。
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関ヶ原の戦い前哨戦の死者を埋葬したという兜塚。
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大垣~関ヶ原間の急勾配を避けるためにつくられた東海道線の別線のガード(下り線専用で、現在は貨物列車や特級列車しか通らない)の下をくぐる。この迂回線にはかつて新垂井駅があったが、現在は廃止されている。
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迂回線の近くにあった中山道の標識。
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遠くに望むは養老山地(最高点の標高859m)。
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中央のピークが伊吹山(標高1377m)。
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このあたりの中山道沿いには田畑と事業所、住宅が混在する。青野一里塚跡にある常夜灯を過ぎると、垂井町に入っていく。
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垂井宿(57宿目)の手前で相川を渡る。
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垂井宿を10:01通過。垂井宿は昔の面影を残しているが、この日は垂井祭りが開かれており、一層にぎやかだった。写真は枡形の箇所を通る曳山(山車)。なお、中山道の参勤交代をテーマにした浅田次郎の小説「一路」が最近テレビドラマ化され、放映中である。主人公が仕える蒔坂家の領地は、田名部という架空の地名であるが、この垂井宿の南の方に設定されており、初めに垂井宿を経て中山道を東に江戸に向かう設定となっている。
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垂井宿の西のはずれ付近。
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けっこう暑くなってきて、立派な垂井一里塚でビール小休止(10:18~23)。
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国道21号線を斜めに横断(右の道が旧中山道)すると、両側から丘陵地がだんだん迫ってきて、旧中山道は、国道21号線、東海道線、東海道新幹線とほぼ並行して西に進んでいく。
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野上の集落から関ヶ原町に入る。
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野上の集落の先には松並木が残っている。
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国道21号線に合流すると、関ヶ原宿(58宿目)に入る。関ヶ原付近は扇状地地形で、西方向にゆるい登り坂となっている。垂井宿の標高約30mに対して、関ヶ原宿の標高は約120m(関ヶ原駅付近)であり、思ったよりも高低差がある。なお、関ヶ原宿は国道21号線の拡幅により、昔の宿場の面影はあまり残っていない。
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関ヶ原宿の西側の中山道・国道21号線(正面の道)と国道365号線の交差点。左手のコンビニで軽く昼食をとる(11:11~21)。
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国道21号線から左側に折れる箇所の標識(正面の道は中山道ではなく、中山道は右側に続いている)。
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不破の関跡(園地になっている)を通過し、藤古(ふじこ)川に下っていく。
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不破の関跡からは、さらに地形が狭まってきて、ゆるやかな登り坂となる。
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新幹線と東海道線が立体交差する箇所。新幹線(白い防護柵)の方が在来線の下を通っていて、一瞬不思議に思うが、後からできた新幹線はトンネルで直線的にルートをとっていることによる。
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標高約160mの今須峠を越えると、下り坂となる。
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今須峠を越えると国道21号線に100mほど合流するが、すぐに左に分かれ、今須(います)宿(59宿目)に入っていく。
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宿の入り口にある今須一里塚。
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静かな今須宿(標高約150m)を12:10通過。
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今須宿を抜けると、滋賀県(米原市)に入り、ゆるい鞍部(野瀬坂)を越える(標高約180m)。この辺が滋賀県側と岐阜県側の分水界となっている。
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野瀬坂をゆるく下り、東海道線を越えて柏原宿(60宿目)へ入る。
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静かな柏原宿(標高約175m)。ここは町並みが整備されている。休憩所でビール休憩(12:55~13:05)。最近は、コンビニで普通のラガー以外のビールが何種類かは買えるのでなかなか楽しい。
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柏原宿を抜けて、柏原一里塚を通過。
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柏原宿から醒井(さめがい)宿(61宿目)へはゆるく下っていき、国道21号線に合流し、さらに左に入り、ゆるく下りていく。左側上部には名神高速道路が並走する。写真は醒井宿の入り口の枡形。
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醒井宿(標高約119m)は、居醒(いさめ)の清水の湧水が有名である。このあたり少しじりじりと太陽が暑い。茶店の前で10分休憩(14:05~15)。
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醒井宿の西のはずれで国道21号線に再合流。
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中山道は米原JCTの脇を抜けて、番場宿(62宿目、標高約120m)へと入っていく。番場宿は今須宿と同様にかなり鄙びている。暑いのでここでも10分休憩(15:01~11)。長谷川伸の戯曲「瞼の母」の主人公である番場の忠太郎は、この宿名にちなんでいる(沓掛時次郎と同様に、これも小林まことの漫画で読んだ)。
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番場宿を過ぎると、名神高速道路に沿った道となり、標高約190mの鞍部(小摺針峠。ただし、こちらの方が、実際は摺針峠よりも標高が少し高い)を越える。ここから彦根市に入る。一度、下ってから摺針峠への登りとなり、標高約180mの峠に15:43到着。峠には摺針神明宮がある。
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峠から舗装道をショートカットして歩道を下り、近江盆地に出るとすぐに鳥居本(とりいもと)宿(63宿目、標高約100m)に入る。近江盆地に出たとはいっても、鳥居本宿と彦根市街の間には佐和山の丘陵が細長く、立ちふさがっている。
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鳥居本宿の入り口の枡形。ここでも10分休憩(15:54~16:04)。
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中山道は名神高速道路、東海道新幹線に並行して南下していく。写真は名神高速道路上に架かる奇妙なアーチ。後で調べてみると、石灰石輸送用のリフトがかつて道路上を横断しており、その防護柵として造られたとのこと。
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佐和山の丘陵との低い鞍部を越えると、琵琶湖岸の平地部に出て、郊外の住宅地となり、車も増えてくる。退屈な郊外の道路を4kmほど歩いて、疲れてきた頃に、高宮宿(64宿目、標高約100m)に入る。
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近江鉄道本線の高宮駅に17:20到着。この日は少しまだ時間があるので、彦根の市街地への途中にある一等三角点の雨壺山(標高137m)に登ることにした(別項)。
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この日は、日差しが暑く、けっこうバテた。垂井宿~鳥居本宿間は、地形が複雑で地図を見ながら歩いていると、色々おもしろいことが発見できる区間であった。
(2015/5/2(土))


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