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09/16/2015

旧中山道Walking その2(軽井沢~長久保)

昨年の6月に旧中山道のウォーキングで長久保(27宿目)~下諏訪(29宿目)間を歩いたのだが、第2日目として、その手前の区間である軽井沢(18宿目)~長久保(27宿目)間を歩いてみた。この区間は、山あいの交通の便の良くない小さな宿場が多く、宿場間の距離は短く、宿場の数が多い。この点が東海道と大きく異なっている。なお、終着地点の長久保の最終バスが休日は17時台なので、それに間に合うように歩く必要がある、という制約がある。
なお、この日の地点通過時間を書いたメモを紛失したため、通過時間は省略。
大宮駅6:54に北陸新幹線が開通してから初めてはくたかに乗車し、軽井沢駅7:36下車。軽井沢駅にはまだほとんど人がいなくて、非常に静かである。
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軽井沢の宿場は駅から北に2kmほど離れている。今回は、宿場までは行かずに、その手前で駅前通りを斜め左に曲がって、六本辻の交差点で旧中山道に出る。
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六本辻は、その名のとおり6本の道(その内の2本が旧中山道)が放射状に交差しており、その交差部は小さなロータリーとなっている。
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街道沿いは針葉樹の林が多く、高原ぽい。別荘も点在する。
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季節的にこぶしの白い花が美しい。
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写真は国道18号線との合流地点(東京方面に向かって)。左の道が旧中山道。
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国道を1kmちょっと歩いて、旧道は左に折れる。写真は湯川の橋の手前からみた浅間山。
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しなの鉄道の下をくぐって再び国道に合流。沓掛宿(19宿目)に到着。現在は中軽井沢という名前に変わってしまい、沓掛の地名は学校や郵便局、病院などにも残っていないのが残念である。なお、長谷川伸の小説「沓掛時次郎」にその名前が残されているが、私は数年前に小林まことの漫画で初めて読んだ。
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中軽井沢駅前から300mほど歩いて、国道から左に折れていく。
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一度、国道に合流してから、国道18号パイパスとのランプ部の先で、旧道は再び左に分かれ、借宿(かりやど)の集落を通過していく。
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だらだらとした登り道になって、再び国道に合流し、標高1003mの地点を通過(この付近での中山道の最高点)。
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国道から右へ旧道が折れる地点に追分一里塚がある。
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静かな追分宿(20宿目)を通過。旧街道は遊歩道としてよく整備されている。
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追分宿を抜けて、国道に合流した少し先に北国街道との分岐(追分)がある。右の道が北国街道。
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追分の少し先で旧中山道は国道18号と分かれて、左に折れていく。
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旧中山道は、ここからだらだらとした下り道となる。写真はその途中にある千ヶ滝湯川用水温水路。用水の水深を20cmとして、太陽光で水を温め、水田に流す農業用施設である。ここから軽井沢町を出て、御代田(みよた)町に入る。
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しなの鉄道の下をくぐって、御代田駅の東側を通過。ここの標高が約825mであるので、最高点から178mの標高差を下ってきたことになる。
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静かな街道を進み、南北に細長い小田井(おたい)宿(21宿目)を通過。現在は小田井宿の北半分(上宿)は御代田町、南半分(下宿)は佐久市に分かれている。
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小田井宿を抜けると、県道と合流し、退屈な歩道歩きとなる。次第に周辺がにぎやかになり、岩村田宿(22宿目)を通過。この付近は佐久平といわれ八幡宿あたりまで小広い盆地になっている。
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町の中心部で右折し、そこから先は、また鄙びた街道となる。
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佐久市立総合病院の脇のコンビニで、軽く昼食をとる。街道は水田の中を進んでいく。この辺の中山道は、地形をうまく利用しており、北陸新幹線とほぼ並行しているのがおもしろい。
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駒形神社の森の先で、下り坂となり、静かな塩名田宿(23宿目)に到着。
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塩名田宿の西のはずれで、千曲川にかかる中津橋を渡る。千曲川の両側は段丘地形になっており、少し高低差がある。この付近がこの日の最低標高で、622mである。追分の最高点とは381mの標高差である。
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千曲川左岸の段丘地形のだらだらした登り道を歩き、八幡(やわた)宿(24宿目)を通過。
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八幡宿の中心部。
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八幡宿を過ぎると、これから越えていく瓜生坂の丘陵が見えてくる。
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百沢の集落の手前で、旧道は一旦右に分かれていく。
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瓜生坂の登りは、国道142号線に分断された旧道をつないでいく。
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峠には瓜生一里塚がある。峠の標高は746m、八幡宿の標高は665m、望月宿の標高は約670mであるから、峠との標高差はそれぞれ81m、76mである。
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峠からの下り道も未舗装の旧道をつないでいく。
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下り終わると、鹿曲(かくま)川を渡り、望月宿(25宿目)に到着。
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望月宿に入り、右折し、宿場を北上する。
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望月宿を出てからは、ゆるやかな丘(青木坂)を越えていく。間の宿である茂田井(もたい)の手前付近は、かなり鄙びたところ。
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茂田井宿に入ると、だらだらとした登りとなり、側溝の水が勢いよく流れている。街道の右側に武重本家酒造(銘柄は牧水)と大澤酒造(銘柄は明鏡止水)の蔵元があったのだが、歩いているときは、車が入口の前に停まっていて、酒蔵だとは気づかず通り過ぎてしまった。小田井宿の場合と同様に、なぜか茂田井宿の東半分は佐久市だが、西半分は立科町に分かれている。
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茂田井一里塚跡を通過。
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茂田井宿を過ぎると登りは終わり、芦田宿(26宿目)に入っていく。
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芦田宿には、立科町の町役場があるが、町はかなりさびれた様子であった。町の中心部の商店やガソリンスタンドが廃業しているのが目についた。
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芦田宿を出て、国道142号線を横断したところから、見事な松並木が1kmちょっと続いており、遊歩道のだらだらとした登り坂を歩いて行く。
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国道142号線に合流してからも登り坂は続き、標高約900mの笠取峠を通過。芦田宿の標高が約720m、次の長久保宿の標高が682mであるため、峠との標高差はそれぞれ180m、218mである。笠取峠から長和町に入る。
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笠取峠からの下り道は、歩道で舗装道を何箇所かショートカットしていく。
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坂を下り終えて、長久保宿(27宿目)の入り口からは、ゆるい坂道を下りていく。
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写真は長久保宿の交差点から笠取峠方面。長久保にはほぼ17時に到着。最終バスには、20分くらい余裕があった。この日の行動時間は、約9時間20分である。
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この日は、やや腰が痛かったが、何とか歩き切った。この区間は、浅間山山麓の高原、盆地、河岸段丘、丘陵地の峠越え2箇所と非常にバラエティに富んでおり、歩いていて面白かった。
帰りはバスで上田に出て、新幹線で帰宅。なお、上田駅前の蕎麦屋では、この日通過した茂田井の酒蔵の牧水を飲んだ(冷酒の瓶の住所をみて、茂田井の酒じゃないか、とわかった次第である)。
(2015/4/26(日))

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