« 熟成Languedoc (Mas des Mortiers & 1997 Clos Marie Simon) | Main | ウルトラマン・スタンプラリー2015 前編 »

02/07/2015

小関越

天気:晴れ
旧東海道を踏破した翌日は、奈良街道(大阪~奈良、大阪からの伊勢街道でもある)を歩く予定であったが、大津に泊まったこともあり、大阪へ行く際に、大津~山科間の東海道の間道である、小関(こぜき)越を歩いて山科に出ることにした。
大津のホテルを8:25に出発。昨日は左折した札の辻の交差点(8:39通過)を今日は直進する。写真右方向が小関越方面、写真左端を直進する道が旧東海道である。
P1010050
札の辻から400mほど歩いた所にある小関越の入口の道標。ここまでは北国街道と重複している。
P1010053
小関越までは上り坂をゆるゆると登っていく。
P1010054
小関越の最高点(標高約200m)に9:08着。旧東海道の大津~山科間の最高点が大谷駅付近の162mであったが、これは小関越が迂回せずに、ほぼ直進的なルートになっているため、旧東海道よりも少し標高が高い峠を越えているためでなる。ここからは山科に向かって下っていく。
P1010055
峠から30mほどで舗装道路から左に分かれた歩道を下るが、途中に琵琶湖疏水運河の立坑があった。疏水運河のトンネルが小関越のルートのほぼ真下を通っているのである。地形から見ても琵琶湖と山科を結ぶ最短ルートであり、誰が設計してもこうなるだろう。なお、琵琶湖疏水運河は、明治の初めに幕末の戦乱で疲弊した京都の街を復興させるために、計画された公共事業で、当時の工部大学校(今の東大工学部の前身)の学生だった田辺朔郎が卒業研究として設計したものを実際に施工したものである。彼は卒業後そのまま運河施工の土木技師として工事の設計・監理を行っている。大学を出てすぐに、設計主任、工事主任になってしまうのだから、今の時代では考えられないことである。
P1010056
国道161号線の高架をくぐり、住宅地に下ってくると、疏水運河のトンネル出口の横を通る。ここから運河は1kmほどの区間は開水路となる。
P1010057
P1010058
疏水運河の東側には、東海道本線と湖西線が並行しており、それを横断する歩道橋はけっこうな高さがあった。
P1010059
京阪四宮駅の横の踏切を渡り、昨日歩いた旧東海道に出る。そこから1km弱で山科駅に到着(9:55)。奈良街道を歩くために、ここから東海道本線で大阪に向かった。
なお、家に戻ってから、調べてみたところ、本来の小関越のルートは東海道本線の東側の道だということで、途中から並行する道を歩いてしまったことになるが、疏水運河の水路も見ることができたので、とりあえずよしとする。また、来る機会もあるだろう。(2014/12/7)

|

« 熟成Languedoc (Mas des Mortiers & 1997 Clos Marie Simon) | Main | ウルトラマン・スタンプラリー2015 前編 »

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 小関越:

« 熟成Languedoc (Mas des Mortiers & 1997 Clos Marie Simon) | Main | ウルトラマン・スタンプラリー2015 前編 »