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06/10/2013

旧東海道Walking その3(日本橋~東戸塚)

前回、スルーした区間を歩くべく、首都高が真上を通る日本橋(日本橋川の橋梁)を9:45に出発。東野圭吾の小説「麒麟の翼」の舞台となった麒麟の像が橋の真ん中付近にある。
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中央通り(国道15号)を南西に進み、高島屋、丸善、京橋、銀座(写真は銀座4丁目の交差点)と通過し、新橋のJR線のガード下ではビアパブのDRY-DOCKを横目に見る。
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国道15号はさらに浜松町、田町の駅前を過ぎて、都営地下鉄の泉岳寺駅脇には大木戸跡が残っている。
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品川駅前を11:10に通過。品達の脇を通り過ぎるが、まだお腹はすいていない。八ツ山橋で国道15号と分かれて、北品川の商店街となっている旧街道に入っていく(写真は旧街道の入口)。小綺麗な風情ある道を快適に歩いていくが、当日は品川神社の祭礼で神輿や出店が出ていた。
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山手通り、目黒川を過ぎ、南品川、東大井、南大井と街区を過ぎていき、鈴ヶ森刑場跡で国道15号に合流。
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国道15号を1kmちょっと進み、平和島口で再び分かれて、旧道は左手の美原通を進む。ここもいい感じの商店街で、老舗の海苔屋さんを数軒みかけた。途中の旭庵というそば屋で、鴨せいろとビール大瓶で昼食(12:15-12:40)。美原通は1km程で終わり、国道15号と再び合流。京急蒲田駅付近は、京急線の高架化とリンクした国道の拡幅事業が進められている。国道はさらに南西方向に伸びて、雑色駅を通過した先の六郷神社も祭礼の出店でにぎわっていた。六郷土手で多摩川を渡り、神奈川県へ。
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六郷橋を渡ると、国道から離れて右手に旧道は折れていき、堀之内の風俗街のはずれを通って、川崎の駅前を13:50に通過し、砂子(いさご)通に入る。この通りとその先の小川町本通りは歓楽街でもあり、薄汚れた感じであまり快適とはいえない。
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八丁畷駅で京急線の踏切を渡り、1kmちょっとで鶴見川を渡る。京浜河川事務所の見慣れた建物が対岸にみえる。鶴見川の川崎側は歩道もなく歩きにくかったが、鶴見側は歩道も整備されて快適に歩ける。
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京急鶴見駅で京急線の下を通り抜け、さらに国道15号を斜めに横断して、旧道は生麦に入る。旧道の中間付近に幕末の生麦事件の現場があるが、今では車もあまり通らない静かな住宅地となっている。また、この辺の旧道沿いには、江戸前の穴子を売り物にした飲食店が幾つかあって、興味をそそられたが、我慢して通過。旧道が国道15号と合流する箇所にキリンビールの生麦工場があり、誘惑に耐え切れず吸い込まれてしまう。場内のパブ・ブルワリー・スプリングバレーでこの工場限定のビール3種(各400ml)を飲んだ(15:15-15:40)。この周辺は首都高の横浜環状北線の工事が進められていて、工事ヤードの囲いなどで雑然としていた。
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キリンビールを出て、国道15号に沿って、新子安、東神奈川を通過した少し先で、旧道は右手の宮前商店街に折れていく。ここで、国道15号線とはお別れで、ここから先は、旧東海道は国道1号線と合流したり、別れたりしながら進んでいく。京急線の神奈川駅を16:35通過。旧東海道は現在の横浜駅の500m~1kmほど北側を回り込むようにして、少し登り下りしながら進んでいく。この付近が神奈川宿である。
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浅間下の分岐から浅間神社の祭礼の人混みが始まり、道を間違えて浅間神社の北側の道を500mほど進んでしまい、引き返す。正しい旧道は浅間神社の東南側を南西方向に進んでいく。この道の600mほどが出店と神輿の通過で猛烈な人混み。私が今まで見た中では最大の規模の出店であった。くたくたになって、やっと人混みを脱出。その先も賑やかな商店街(松原商店街)が続く。旧道は、帷子川を渡り、相鉄線の天王町駅の下をくぐっていく。
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JR保土ヶ谷駅前を17:35に通過(写真は保土ヶ谷駅前の戸塚方面への旧道)。神奈川宿と保土ヶ谷宿間は4.9kmと比較的近いのだが、次の戸塚宿までは8.8kmと距離があり、明るい内に着くのが無理なため、今日はJR東戸塚駅までで終了と決定。
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保土ヶ谷駅の先でJR線の踏切を渡り、国道1号に合流し、800mほどで、国道1号は左側に別れていく。この先で箱根駅伝でも有名な権太坂の登りとなる。ただし、箱根駅伝で走る国道1号と旧道はコースが違い、国道1号は最高点が52mであるが、旧東海道は87mであり、尾根の最高点付近を通過している。保土ヶ谷駅の標高が5mであるので、82mの標高差を登ることになる。旧道は保土ヶ谷パイパスの大きな切通を陸橋(写真は陸橋上部から)で通過し、さらにだらだらと登っていく。
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最高点付近(写真)は学校や住宅となっており、立派な境木地蔵尊がある。そこから道は下ってまた少し登っていくと、品濃一里塚を通過。このあたりの道はか細く、道標もほとんどなく、住宅地や畑の中で分岐も多いため、少し不安になる(1/25000地図に道がきちんと表示されていない箇所もある)。右手に品濃坂を下って環状2号線を陸橋で越え、左手に下っていくと東戸塚駅への分岐に到着。東戸塚駅までは600m(18:45着)。9時間の歩行でかなりぐったり。これで、抜けている区間は、東戸塚~国府津となったが、結構長い(40kmくらい)ので、朝もう少し早く出発しないといけないだろう。
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夕食は、藤沢の中華料理の茶馬燕で食事。この日は帰宅してからも飲んだので、ビールを合計4リットル、紹興酒を500ml飲んでしまった。天候はあまり暑くなく、国道15号線も休日のせいか車もそれほど多くなく、比較的快適に歩くことができた。(2013/6/9)

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Posted by: ルイヴィトン財布偽物 | 12/19/2020 19:55

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