日出鮨その3(京都市左京区)
2008年に2度訪れたことがある日出鮨へ3回目の食事に出かけた。きっかけは、かねがね飲みたいと念じていた1er Cru Brut Cuvee L.d'Harbonville(Ployez-Jacquemart)の1996年がリストアップしたことを店主のBlogで発見し、現在進行中の旧東海道Walkingと併せて飲みに行くことにしたものである。当日は雨でかなりつらい歩きだったが、19:50に店に到着。ワイン会を始めているカウンターの端に着席。結果的に、2時間で2本飲んでしまい、かなり散財してしまったが、料理、ワインともに十分満足できた。帰りは地下鉄、JRと乗り継いで大津のビジネスホテルに宿泊(直前の予約のため、京都市内は予約が取れなかった)。今年中に旧東海道を踏破するつもりでいるが、その際には再訪するつもりである。(2013/6/15飲)
1) 1996 Champagne 1er Cru Brut Cuvee L.d'Harbonville / Ployez-Jacquemart
2012/4/25 Degorgement。1級LudesのNM生産者のトップ・キュヴェ。1995、1998とラ・ヴィネが入れたものを飲んで非常に気に入った銘柄。この1996はそれらよりもデゴルジュマンが遅く、後出しされたもの。まだ、色、味わいともに熟成感は表面的にはあまり出ていないが、味わいは練れており、グラスが進む。酸はかなり強めで、酸っぱすぎると感じる人もいるだろう(私はこのくらいが好み)。1995も非常によかったが、これも申し分ない出来。
2) 1992 Chablis 1er Cru Les Fourneaux / Domaine Jean-Pierre Grossot
料理の半ばでワインがなくなってしまったので、もう1本。前回2回と違って、今回は翌日が日曜日なので、迷わずに追加注文。個人的に気に入っているGrossotのバック・ヴィンテージを選択。一番古いものでは、1996のChablis 1er Cru Vaucoupinを飲んでいるが、今回の1992は今、非常に旨い状態。いわゆる蜜系やバタースコッチ的なニュアンスはほとんどなく、硬質なシャブリ1級らしい味わいなのだが、柔らかさが出ており、グラスがすいすい進み、飲み切るのが早かった。
以上
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