蜜月(下高井戸)
3回目の蜜月訪問。ここのワインリストは大変にすばらしく飲みたいワインがいろいろあって困るほど。グラス・ワインもボトル・ワインも料理も非常によくて、飲みすぎました。(2013/5/10飲)
1) 2010 Coteaux du Languedoc Rose / Mas Jullien
グラスで。飲むのは4ヴィンテージ目になるうす紅色のロゼ。軽快だが非常にスムーズに飲める。
2) 2010 Regnie / Julien Sunier
グラスで。柔らかいつくりの自然派ガメイ。ラフィネの輸入で小売で見かけないが1本飲んでみたい。
3) 1991 Oregon Pinot Noir / Domaine Drouhin
グラスで。昨年初めに1995のバック・ヴィンテージを飲んだオレゴンPN。1988が初リリース(購入ブドウによる)なので、1991は初期のワインである。熟成しているがへたったようなところはなく硬質なところも残しており、楽しめた。
4) 2011 Vin de France Cuvee J'en Veux / Jean-Francois Ganevat
ボトルで。輸入本数が少なく、小売りに出ていないGanevatのキュヴェ。ジュラの土着品種を18種類混釀している。ラベルは生産者本人が描いたというショートパンツ(水着?)姿の女性の絵柄。色は淡いルビーで、味わいはPNやPoulsard系だが、おそらく白ブドウも混ぜていると思われ、もう少しタンニンは柔らかめに感じる。なかなか味わい深く、グラスの進みが早い。機会があればまた飲んでみたい。
5) 2007 Bellet Le Clos Rouge / Le Clos Saint Vincent (G.Sergi)
飲み足りず、もう1本ボトルで。この生産者はロゼ、白と飲んできて、この赤が3種類目。2種類ある内のスタンダードの方のキュヴェ。Folle Noire 90%, Grenache 10%。濃度はそれなりにあるが、南部ローヌほど暑苦しくなく、いい意味でプロヴァンスらしさがあるワイン。少し熟成してきて柔らかさが出ており、非常に美味。上のキュヴェ(Cuvee Vino di Gio)も飲んでみたくなった。
6) 1995 Coteaux de Saumur Selection de Grains Nobles / Clos Rougeard
最後に激レア物の甘口をグラスで。ワインリストでの価格はフルボトルで30000円ちょいであるが、特別の年しかつくっていないようで、日本の小売でみかけたことがない。ややうすいアンズ色。甘みはすごく強いわけではなく、ねっとり感も強くないが、バランスよく非常に美味い。これは自分でも1本欲しくなった。
以上
Recent Comments