2012年10～12月に飲んだRose

2012年の10～12月に飲んだロゼワインは計5本。やはり1番と4番が好み。

1) 2010 Palette Rose / Chateau Simone (2012/11/3-4飲)
1997、2000、2006に続いて4回目となるロゼ。うす紅色のロゼだが、今回は赤ワイン的な風味が少なく、ややあっさり目に感じられた。もちろん非常においしいことはおいしいが。9月に飲んだVdPのロゼよりはやはり1ランク上の味わい。

2) 2007 Cotes de Provence Rose Esclans / Chateau d'Esclans (Domaines Sacha-Lichine) (2012/11/13-14飲)
プロヴァンスのロゼ専門のドメーヌ。これは以前なかったキュヴェで、真ん中のクラスに相当するようだ。ややうすいロゼ色。メリハリの効いたやや派手なつくりのロゼ。ただし、上のクラスのGarrusの方がもっと派手なつくりだった。2010/7に飲んだ2006 Cotes de Provence Roseとはほぼ同じタイプの味わい。

3) 2011 Tsugane Rosato / Beau Paysage (2012/12/4飲)
T野原さんから譲っていただいたもの。くすんだ玉ねぎ色。きのこぽいビオ風味はそこそこあるが、柔らかい味わいでそれなりに旨い。

4) 2010 Bellet Rose Le Clos / Le Clos Saint Vincent (G.Sergi) (2012/12/8飲)
下高井戸の居酒屋おふろで飲んだもの。松中屋酒店が輸入。珍しいBelletのACでは3生産者目（過去に飲んだのはChateau de BelletとChateau de Cremat）になる。品種はBraquet 100%。やや淡いピンク色。つくりが上品で柔らかい味わいだが、凝縮感もあり、バランスよし。赤と白も飲む予定。

5) 1980 Cabernet d'Anjou / Domaine de Bablut (2012/12/28飲)
1980年生まれの課員がいるので、買っておいた蔵出しのバック・ヴィンテージ（松澤屋が輸入）。同じ作り手の1980 Coteaux de l'Aubance Moelleuxとともに会社の納会で飲んでもの。
色合いは茶系の入ったくすんだオレンジ色で、ロゼワインとして、飲み頃を過ぎていた。ほのかな甘味はまだ残っている。

以下、記載漏れのため追加
6) 2011 Corbieres Rose Coule Douce / Domaine La Treille Muscate (Catherine Marin-Pestel) (2012/12/21-22飲)
ラングドック南部Padernの生産者。品種はGrenache 100%。やや淡い紅色。少し赤ワインのタンニンを感じる。つくりは軽めで、梅っぽい風味が個人的には今一つ。

7) 2005 Rose d'Anjou / Chateau Pierre-Bise (Papin-Chevalier) (2012/12/15-16飲)
色々と飲んでいるBeaulieu-sur-Layonの生産者。うす紅色のロゼ。これはバック・ヴィンテージを購入したものだが、甘めであるのと、ピークを少し超えた感じで飲み切るのがきつかった。
以上