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12/13/2012

2012/10に飲んだワイン色々

個別に取り上げた以外に飲んだ2012/10月分は11本。今月は特に印象的だったワインは見当たらず。

1) 2008 Mirum 20 Anni, Verdicchio di Matelica Riserva / La Monacesca (2012/10/3-4飲)
マルケ州の沿岸部にほど近いPotenza Picenaの生産者。Mirum というVerdicchioの上位キュヴェは10年以上前に1994を2回飲んだことがある。当時はテーブルワイン名義だったが、今回飲んだワインはVerdicchio di Matelica 名義になっており、20周年記念としてリリースされたものである。メインのヴィンテージは2008年だが、古めのワインが4ヴィンテージ計15%ブレンドされている(2008:85%, 2004, 2002, 2001, 2000:15%)。味わいは樽熟ニュアンスのある少し厚ぼったいつくりで、この点は以前飲んだ1994と同じ。少し熟成ニュアンスがあり、今、既に飲み頃。すごく好みのタイプではないが、なかなか興味深く飲めた。

2) 2009 Cote de Nuits Villages Blanc / Domaine de l'Arlot (2012/10/5飲)
このワインは2009が初リリースで、2010のボトルにはAu Leurey(Clos de l’Arlotの斜面下部の畑)という区画名表記が付くようになった。味わいはClos de l’Arlot Blancほど樽香が強くなく、今でもスムーズに飲めるつくりで、非常においしく飲めた。

3) 2000 Arbois Pupillin Ouille (Savagnin) / Maison Pierre Overnoy (Houillon-Overnoy) (2012/10/7飲)
500ml。Vin Jauneを名乗っていないが、一般の生産者のVin Jauneよりも少し高い値付けがされているワイン。アルコール度数は12.5%で、14%前後のものが多いVin Jauneと比べて少し低めである点も、Vin Jauneを名乗っていない理由かもしれない。味わいはVin Jauneと見分けがつかないものだが、他の生産者のものと比べて特にすごいということはなく、むしろMacleTisootのものの方がずっと印象的だったと思う。
なお、Overnoy のVin Jauneは、数年前ヴァンビオ・ジャパンのHPで一度みたことがあるきりで、当時、他の生産者のVin Jauneの2倍くらいの価格だったため、購入を見送ったことがあった。今となっては時既に遅しであるが、是非飲んでみたいものだ。

4) 2007 Monthelie Le Clos Blanc / Domaine Changarnier (2012/10/8飲)
初めて飲むMonthelieのドメーヌ。畑名がモノポールぽいので購入。2007という早熟なヴィンテージのニュアンスが出ており、やや線は細めだが、十分おいしく飲めた。

5) 2011 Collio Sauvignon Ronco delle Mele / Venica & Venica (2012/10/8-9飲)
これまでに2種類飲んでかなり気に入ったフリウリの生産者の白の3種類目。ヴィナリウス輸入のため、価格が高いのが難点だ。ロワールやボルドーのSBとはタイプが異なり、線が細くミネラル感が強いワイン。ただ、2011と若いせいかもしれないが、価格からすると、凝縮感が今ひとつで期待値を下回った。

6) 2003 Cotes de Provence Rouge Cuvee Cesar / Chateau Coussin (2012/10/8飲)
Marseilleの北東部のTretsの生産者。最近購入したバック・ヴィンテージで、品種はSyrah, Mourvedre, Grenache。それなりに熟成しており、丸み、柔らかさが出ているが、ややゆるく締まりがないように感じる瞬間もあり、もう一つというところ。

7) 2009 Nathan, Vallee d'Aoste Blanc de Morgex et de la Salle / Ermes Pavese (2012/10/21-23飲)
3月にノーマル・キュヴェを飲んでいるが、こちらはその時、買い逃した上級キュヴェ。テリのあるうすい黄色で、一般に線が細めの山のワインとしては、確かに凝縮感はなかなかある。十分旨いが、個人的にはこのワインに関しては、ノーマル・キュヴェの方が好み。

8) 2011 Nativo Siciliano, Inzolia, Sicilia IGT / Cantina Ericina (2012/10/24-25飲)
8~9月にかけて3種飲んだシチリアの生産者の別の白。品種はInzolia。既に飲んだ3種と同様に、ラシーヌが輸入するだけあって、シチリアにしては繊細さもあるワイン。香味はトロピカルなニュアンスがややあり。価格的に十分満足。

9) 2007 Valpolicella Classico Superiore / L'Arco (Fedrigo Luca) (2012/10/28-29飲)
2年前にPario というValpolicella とAmaroneの中間のようなキュヴェを飲んでいるが、今回ノーマルのValpolicella を試してみた。品種はCorvina 50%, Londinella 35%, Molinara & Croatina 15%。Parioと違って、干しブドウのニュアンスはほとんどなく、軽快に飲めるワイン。価格的にも十分ではあるが、個人的に気に入っているVilla Belliniあたりとは凝縮感にかなり差があり(価格も違うのだが)。

10) 2010 Vin de France Coquelicot / Alexandre Bain (2012/10/30-31飲)
初めて飲むTracy-sur-Loireの生産者(Pouilly Fumeのある地区)。この赤の品種はPN & Gamay。中くらいのルビー色で、味わいはというと、少し揮発香があるビオ風味のワインで、飲んでいてどうにも好きになれず。

11) 2010 Pouilly Fume Cuvee Pierre Marguerite / Alexandre Bain (2012/10/31-11/1飲)
10番の生産者の白。3、4種類リリースしているPouilly Fumeのスタンダードなキュヴェ。こちらはそれほどビオ風味はなく、柔らかいつくりで、まずまず。ただ、上のキュヴェを飲んでみたいという気にはならなかった。

以下は、当初、記入漏れだったもの。
追加) 2009 Montravel Sec / Chateau Le Raz (Vignobles Barde) (2012/10/28-29飲)
Bergeracの西側に位置するSaint-Meard-de-Gurconの生産者。初めて飲むAOCである。品種はSB 50%, Muscadelle 40%, Semillon 10%。かなり軽めの白であるが、1000円ちょっとのワインなので、特に文句もなし。
以上

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