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03/07/2011

2011/2に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2011/2月分は12本。今回はどれもまずまず良かったが、特に印象的だったのは8番。

1) 2003 Coteaux du Languedoc Pic Saint Loup Cuvee L'Olivette / Clos Marie(Francoise Julien, Christophe Peyrus) (2011/2/1飲)
個人的に気に入っているラングドック北部の生産者。Gr 50%,Sy 40%,Mv 10%。最近ラ・ヴィネが入れたバック・ヴィンテージだが、このキュヴェは2001(2004/5に飲んでいる)に次いで2度目になる。
色は赤みが強い。中堅クラスのピノ(ニュイではなくボーヌ)的な味わい。酸は低め(2003年という影響もあるかも)。抜群というまではいかないが、やはりラングドックのワインとしては上品な仕上がり。

2) 2007 E ISS Tintore Prephilloxera Vigna Paradiso, Campania IGT / Tenuta San Francesco (2011/2/2-3飲)
カンパーニャ州Tramonti(ナポリの南東)の生産者。初めて飲む地品種Tintore 100%。テラヴェールが輸入。色は濃いルビー。濃厚なワインだが、派手さはあまりなく、しなやかさもある。酸味が南部イタリアのワインらしい。思ったよりもよかった。

3) 2002 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Porets Saint-Georges / Domaine Alain Michelot (2011/2/5飲)
NSGの有力ドメーヌだが、あまり日本で売っていないため、自分で買うのは初めて。現状でそれなりに飲めるが、まだがっしりしたタンニンが硬め。NSGらしさ、ポテンシャルはしっかりあり。この生産者については、2010ヴィンテージが初リリース予定のNSG 1er Cru En la Perriere Noblotの白を飲んでみたい。

4) 2007 Bourgogne Tonnerre Chardonnay (Chevalier d'Eon) / Vignoble Dampt (2011/2/6飲)
375ml。シャブリの東側のCollanの生産者。Tonnerreはシャブリの北東にある地区名。うすい黄色。個人的にはほとんどシャブリと見分けがつかない味わい。軽めだが、価格的に十分旨い。

5) 2007 Ladoix Bois de Grechons Blanc / Maison Sylvain Loichet (2011/2/8-9飲)
Chorey-Les-Beauneに最近設立された生産者(B.B.&R.が輸入)。Bois de Grechons はラドワの奥まった所にある村名畑(白のみ)。モノポールの可能性もあるが、詳細不明。かすかに緑がかったうすい黄。まだ酸が強めで、フリンティな香味も強い。線は細いがモダンなつくり。価格的には十分OKの味わい。この生産者については、もう少し他のワインも試してみたい。

6) 2005 Barbera della Stoppa, Emilia Barbera IGT / La Stoppa (Elena Pantaleoni) (2011/2/13-14飲)
この生産者は、日本に入ったキュヴェはほとんど試したが、まだ飲んでいなかったキュヴェに挑戦。かなり濃く粘着質なワイン。バルベーラを濃くつくるとこういう感じになるのが多いのだが、あまり得意ではない。ただ、3日目でもほとんど変わらず飲めた。

7) 2007 Vin d'Alsace Sylvaner Mittelbergheim / Domaine Lucas et Andre Rieffel (2011/2/17-18飲)
初めて飲むアルザス北部のMittelbergheimの生産者。まだ飲んだことがないZotzenbergという特級畑を持っており、ショップの表示ではSylvaner Zotzenbergとなっており、買ったのだが、ボトルには表示がなかった(ZotzenbergではSylvanerも特級を名乗ることが認められている)。返品するのも面倒なので、飲んでしまった。うすい黄。他の特級を名乗れる品種に比べると芳香はあまりなく、細身のドライなワインだが、十分価格に見合った味わい。

8) 2008 Coteaux du Languedoc Montpeyroux Rouge Cuvee Vent de Terre / Domaine des Grecaux (2011/2/19飲)
2008/12にCoteaux du Languedoc Montpeyroux Rouge Cuvee Hemeraを飲んでいるが、これはGrenache 100%の上級キュヴェ。ラングドックのワインとしては、非常に柔らかいつくりで今でも十分に飲める。赤い果実系の味わいが確かにグルナッシュを感じさせてくれるが、CdPのようなパワフルさはない。おそらく気候的に涼しいところにあるためだろう。なかなか印象的。

9) 2009 Cinque Terre / Giuliani e Pasini (2011/2/19-20飲)
Riomaggioreの生産者。インポータはDomaine Rietschを輸入しているW。品種はBosco, Albarola, Vermentino。若いわりに色はかすかにくすんだニュアンスがあり、熟成感が少しある。揮発香も少しあって、ややくせがある。Walter de Batteもこういうタイプのつくりだった。

10) 2008 Savennieres Roche aux Moines / Chateau Pierre-Bise (Papin-Chevalier) (2011/2/21-22飲)
気に入っているロワールの生産者。このRoche aux Moinesは初めて飲む(同じ所有になる1996 Savennieres Clos de Coulaineというワインは10年ちょっと前に飲んだことがある。かなりアルコール感の高い重厚なワインだった)。中くらいの黄金色。これはそれほど重たいニュアンスは出ていないが、エキス分はかなりしっかりしており、強いつくり(この人の場合、モダンな派手なところがないのが良いところ)。非常に飲みごたえあり。

11) 2006 Ladoix 1er Cru Le Rognet Blanc / Domaine d'Ardhuy (2011/2/26-27飲)
Cote de Nuits-Villages Clos des Langres等いろいろ珍しい畑を持っているCorgoloinの生産者(ネゴシアンのドメーヌ部門)。これは最近昇格した1級畑(白のみ認められている)。Corton Renardesと接した斜面上部の区画で特級Corton Le Rognet として認められていない部分である。色はややうすい黄。線は細めながらも、やや派手なところもある白だが、まずまず旨い。

12) 2000 Sagrantino di Montefalco Ugolino / Terre de'Trinci (2011/2/26-27飲)
Folignoの生産者。稲葉が輸入(おそらく今は輸入していない)。最近購入したバック・ヴィンテージの上級キュヴェ。少しガーネットが入った濃いルビー。一見濃厚なのだが、飲んでいてやや抜けたようなところがあり、意外とあっさりと飲めてしまう。熱でへたったような感じではないが、状態的に今一つか。
以上

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