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02/15/2011

2011/1に飲んだワイン色々(イタリア編)

個別に取り上げた以外に飲んだワインの2011/1月分の内、イタリアワインは10本。印象的だったのは1、4、6、7番。

1) 2006 Caggio Al Vescovo, Rosso Toscano IGT / Fattoria del Cerro (Saiagricola) (2011/1/6-7飲)
Montepulcianoの生産者(Vino Nobile di Montepulciano Antica Chiusinaが最上級ワイン)がつくるColorino 100%のワイン。赤みが強いが非常に濃度が濃いのだが、けばけばしくはない。酸もそれなりにあって、Sangioveseのようでもあるし、Aglianicoのようなところもあり。なかなかおいしかった。

2) 1998 Brunello di Montalcino / Podere Salicutti (Francesco R.Leanza) (2011/1/8飲)
最近2004のRiservaを買ったのだが、この生産者はまだ飲んだことがなかったので初体験。少しだけ熟成して落ち着いてきた味わい。ブルネッロに時々ある揮発香が少し出ている。凝縮感もあって悪くないのだが、時折かすかに濁ったようなニュアンスが乗っているように感じられたのが残念だった点。

3) 2005 Montefalco Sagrantino / Cantine Novelli (2011/1/9-10飲)
初めて飲むMontefalcoの生産者。過熟感がかなりあるパワフルなサグランティーノ。現時点で強すぎてやや持て余し気味に飲んだが、しっかりとつくられている。サグランティーノはアマローネほどのくせはないが、飲み頃が難しい。

4) 2009 Vallee d'Aoste Chambave Muscat / Societa Cooperativa La Crotta di Vigneron (2011/1/10飲)
Vallee d'Aoste のワイン地区では中くらいの標高にあるChambaveの共同組合。Vallee d'Aoste Pinot Noir Vinificato in Biancoを何度か飲んだことがあり、気に入っていた(ビアンコと表記されているが、グリ・ワインでうすいオレンジ色)。このMuscat はChambaveの白としてはただ一つ地区名表示が認められているものである。若干緑のニュアンスのあるうすい黄色。Muscatの芳香が鮮烈で、なかなか個性がある。次は現在輸入されていないかもしれないが、Muscat Passitoを飲んでみたい。

5) 2009 Vallee d'Aoste Nus Rouge / Lo Triolet (Marco Martin) (2011/1/10-11飲)
Introdという4番のChambave よりも西の少し標高が高い地区。Nusも上記Chambave と同様に白はMalvoisie(Pinot Grisの地方名)に地区名表示が認められており、今回飲んだ赤はVien de Nus 50%, Cornalin 30%, Petit Rouge 20%という地元品種のブレンド。紫の混じった明るいルビー。軽めで、山のワインらしい草ぽさあり。素朴なワインで単体で飲むと今一つ。

6) 2004 Coste della Sesia Rosso Uvaggio / Proprieta Sperino (Soc.Agr. Vigneti De Marchi) (2011/1/12-13飲)
ピエモンテ北部の丘陵地帯のLessonaの生産者。Coste della Sesiaは初めて飲むDOC。トスカーナのIsole e Olenaが所有している。品種はNebbiolo, Vespolina, Croatina。重量感はそれほどでもないが、タンニンもしなやかで上品なつくりのピエモンテらしいワイン。事前の予想ではもっとモダンに仕上げているかと思ったら、非常に抑制が効いている。思ったよりもずっと良いワイン。さすがIsole e Olenaがつくっているだけのことはあり。価格はこのDOCとしては高めだが、納得。

7) 1989 Ronco dei Roseti, VdT del Friuli-Venezia Giulia / Abbazia di Rosazzo (Zamo & Palazzolo) (2011/1/23飲)
このワインは北イタリアの赤の中でも最も好きな銘柄の一つ。ものすごくはないのだが、毎回とてもおいしいし、熟成もきちんとする。お世辞抜きにボルドー5級くらいの味わいはある。やや線が細いが、穏やかな、滋味溢れる味わい。今回も非常に旨かった。

8) 2009 U Neigru, Vino Rosso da Tavola / Possa (Bonanini Samuele-Heydi) (2011/1/27-28飲)
2008/11にCinque Terreを飲んでいる生産者の赤。品種はBonamico, Canaiolo。比較的明るい赤紫色。若いぶどうの風味強い。イタリア品種らしい酸がやや高めのワイン。軽めではあるが、なかなか旨みあり。ただ、生産性の悪い土地である分、価格的には高い。

9) 2008 Case, Emilia IGT Rosso (Pinot Nero Frizzante) / Alberto Anguissola (2011/1/29飲)
Piacenzaの南西にあるTravoの生産者。ピノ・ネロによる微発泡の赤(発泡は弱い)。ランブルスコのような赤紫色。思った以上にピノぽい味わいが前面に出ていて、軽快に飲めてなかなか旨い。事前の期待値を上回った。

10) 2007 Nonna Concetta, Sicilia IGT Nerello Mascalese / Calabretta (2011/1/30-31飲)
この生産者のワインはこれが6本目だが、これは初めて飲む畑名付のワイン。赤みの強い濃ルビー。やや焼けたようなニュアンスがり、過熟なのか、熟成過程でゆるく酸化しているのかよくわからないが、Nerello Mascaleseにはこういう味わいのワインが結構ある。以前、何度か飲んだノーマルのEtna Rossoの方が好みだった。
以上

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