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10/05/2010

2010/9に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2010/9月分は13本。暑さも収束してきてビールからワインにシフトしてきた。なかなか良かったのは1、5番、がっかりしたのは13番、個性的なワインだったのは8番。

1) 1999 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Perrieres / Liger-Balair (Guy Dufouleur) (2010/9/1飲)
モノポールぽい畑名のため買ったバックヴィンテージ。Perriereという1級畑では、今回のClos des Perrieres以外にHenri Gougesのピノ・ノワールの変異種による白ワイン(1er Cru La Perriere)が知られていているが、それ以外のボトルは見かけたことがない。ややモダン系のかなりしっかりつくったピノ。色合いもまだあまり熟成感が出ていない。十分価格に見合った味わい。

2) 2009 Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Le Vaglie / Santa Barbara (2010/9/2-4飲)
ウィンターローズ・ジャパンが輸入したBarbaraの生産者。Burton AndersonがBest Italian Winesの本中で取り上げているVerdicchioのワイン8銘柄(生産者)の内、唯一つ飲んだことがなかったワインがやっと飲めました。テリのある黄色。かなりメリハリのある味わい。個人的にはもう少し線の細いつくりの方が好みであるが、価格的に2000円ちょっとなのでCPは良い。

3) 2008 Vallee d'Aoste Tourrette Superieur / Ottin Elio (2010/9/2-4飲)
ヴィントナーズが輸入したValle d’AostaのQuartの生産者。Petit Rouge 80%, Fumin 10%, Cornalin 10%。酸が前に出た細身の山のワイン。野ブドウぽいニュアンスもかなりあり。つまみ程度で飲むよりも料理が欲しくなるワイン。

4) 2008 Vinujancu, Sicilia IGT Bianco / I Vigneri (Salvo Foti) (2010/9/4-6飲)
ついに飲めました。I Vigneri の白。品種はCarricante, Riesling Renano, Grecanico, Minnella。ややうすい黄色。若いワインの割りに熟成感が少しあるつくり。酸はしっかりしており、すごく分厚いワインではないが、南イタリアのワインらしさは十分前面に出ている。でも、印象度はVinupetra(赤)Vinudilice(ロゼ)の方が上。価格的にも7000円台後半なのが痛い。

5) 2008 Collio Bianco / Edi Keber (2010/9/10-11飲)
Cormonsの生産者。かなり以前から知ってはいたが、日本では数回しか見かけたことがない生産者であり、今回飲むのが初めて。Friulano, Ribolla Gialla, Malvasia, Pinot Bianco。ややうすいワラ色。初めの内、若干微発泡あり。派手過ぎないつくりで、個人的には非常に好きなタイプの白。凝縮感もまずまずあり。

6) 2004 Sagrantino di Montefalco / Milziade Antano (Fattoria Colle Allodole) (2010/9/12飲)
数年前にテラヴェールが輸入したBevagnaの生産者。個人的に入手しそこなっていたのだが、最近売れ残り品を発見して購入(新ヴィンテージは輸入されていないようだ)。やや熟成が進んだようなボトルで、時期的にまだ暑いせいもあって、あまりグラスが進まず。ただ、この品種は過熟させたつくりのものが多いので、その影響もあるかもしれない。

7) 2001 Chateauneuf-du-Pape Cuvee Speciale / Tardieu-Laurent (2010/9/10-11飲)
セラーはLourmarinというAvignonから東側に入ったプロヴァンスの村にある。そこそこ熟成してきたが、まだまだ濃さが前に出た重量級ワイン。おいしいことはおいしいが、まだ、季節的には暑苦しかった。

8) 2008 Alsace Klevener de Heiligenstein / Domaine Rietsch (2010/9/14-16飲)
Wという新しいインポータが輸入したアルザス北部Mittelbergheimの生産者。くっきりしたレモン色。粘性が高く、ぬるっとした感触あり。ボトルの最後の部分は糸を引くような感じ。サヴァニャンに由来する酸化ニュアンス少しあり。酸もしっかりあり、味も濃い目。Klevener de Heiligensteinは今まで計3生産者(他の2つはEugene KlipfelCharles Wantz)飲んだが、これが一番個性的。なお、この生産者は特級畑としてZotzenbergとWiebersbergの2つを持っているが、なぜかキュヴェ数の多いZotzenbergの方が今のところ日本で売られていないので、是非輸入してほしい(この特級畑ではSylvanerが指定品種として例外的に認められている)。

9) 2005 Collioure Cuvee Pascole / Bruno Duchene (2010/9/18飲)
Banyuls-sur-Merの生産者。Grenache 100%。初めて飲んだ2004ヴィンテージにはこのキュヴェは買わなかったので、2005年はこのPascoleのみを購入。今回は少し熟成させて飲んでみた。前回と比べると、かなり落ち着いてしまっている。旨いことは旨いのだが、このワインは早めに飲んだ方がおいしいと思った。南部ローヌのワインと比べると少しクールなニュアンスがある感じ。少しグラムノンを思わせるところもあるが、自然派ワインの柔らかさがある点では共通しているものの、個人的にはグラムノンの方が好み。

10) 2008 Grechetto Colli Martani / Terre de la Custodia (2010/9/18-19飲)
初めて飲むウンブリア州Gualdo Cattaneoの生産者。Colli MartaniはMontefalco Sagrantinoのエリアをすっぽりと包含するより広域のDOCで、赤、白あるが、これはGrechettoの白ワイン。テリのある黄色。メリハリがかなり効いたモダンなワイン。CP的には十分。次回はこの生産者のSagrantinoを飲んでみたい。

11) 2006 Nosiola, Vigneti delle Dolomiti IGT / Cesconi (2010/9/19-20飲)
Pressanoの生産者。早飲み型の白品種としては少しバックヴィンテージのため、かなり柔らさが出ている。テリのあるうすい黄色。線の細いワインだが、うまくつくっていて2日間にわたって楽しめた。

12) 2007 Cheverny La Caillere / Le Clos du Tue-Boeuf (2010/9/23-25飲)
PN 100%。少しぼんやりと濁りのあるルビー。色はあまり濃くない。何度か飲んでいるが、いつもの梅っぽさのある柔らかな味わい(La Gravotteと比べると穏やかな印象)。ものすごく好きというわけではないが、たまに飲んでみたくなるワインである。

13) 1995 Flaccianello della Pieve, Colli Toscana Centrale IGT / Fontodi (2010/9/25飲)
リリース時に買ったボトル。熟成感が強く出ているわけではないが、今一つ酸が前に出て果実味は引っ込み気味で、スケールは小さく感じられた。本来の味わいかどうかやや疑問。これであれば、もっと早飲みした方がよかったのかもしれない。
以上

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