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08/02/2010

2010/7に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2010/7月分は12本。12本中9本はイタリア。熟成したボトルを数本、家飲みしてみた。特に良かったのは4、9番と番外の蒸留酒。

1) 1988 Barolo Bricco Bussia Vigna Colonnello / Poderi Aldo Conterno (2010/7/2飲)
WCサッカーのオランダ-ブラジル戦を観ながら飲んだもの。10年くらい前に大丸で買ったボトル(当時既にバック・ヴィンテージ)だが、こじんまりと熟成した感じで、香りも今一つ。ベストの状態であるかどうかは疑問。まあ、一応飲めることは飲めるのだが。

2) 1999 Chateauneuf-du-Pape Les Quartz / Domaine du Caillou (Vacheron-Pouizin) (2010/7/4-5飲)
ル・テロワールが輸入していた時代のボトル。このキュヴェはこの1999が初リリースでReserveに次ぐ位置づけ。Reserveおよびノーマル・キュヴェとの違いは、畑の位置の違いによるようだ。また、このキュヴェはドメーヌ名がLe Clos du Caillou表記ではない。味わいは派手な樽香ではないが、少しモダンさがあるつくり。かなりこなれてきているが、まだ濃厚さを残している。最高に好きなスタイルかといわれると違うのだが、旨いことは旨い。2日目はやや落ちた。

3) 2008 Bourgogne Blanc / Domaine Christophe Chevaux (2010/7/8-10飲)
ヌーヴェル・セレクションが輸入しているVosne-Romaneeの生産者。初めて飲む。ラベルがクラシックでいい感じ。今でも十分開いた感じのシャルドネ。価格相応の味わい。

4) 2003 Cotes-du-Rhone Cuvee A.Pascal S. / Domaine Gramenon (Michele Aubery-Laurent) (2010/7/10飲)
パスカルの2003年を飲んでみた。濃厚だが、柔らかさがあって、暑い時期にもかかわらず、すいすいと飲める。いわゆるビオ香はしないが、自然派らしさは確かにあり、例えば上記2番とは全くつくりが異なる。ただし、現状の価格的にはやや高い気がする。飲み頃としては今でもおいしいが、もう少しキープしてもよい感じ。

5) 2003 Sagrantino di Montefalco Sor Anna / Cantine Martinelli (2010/7/11飲)
初めて飲むBevagnaの生産者による上級キュヴェSor Anna。フィラディスが輸入。非常に濃厚で過熟感強い。時期的に暑いせいもあって、やや持て余してしまった。

6) 2008 Dis Cumieris, Malvasia Istriana, Friuli Isonzo / Vie di Romans (Gianfranco Gallo) (2010/7/13-15飲)
Vie di Romansのワインは、甘口を除き、だいたい一度は飲んだことがあるのだが、このMalvasia Istrianaの上級キュヴェは初めて。色はややうすい黄色。マルヴァジアらしいフルーティさもあるのだが、思ったよりも太めで、若干苦味(ネガティヴな意味ではない)も感じるような、どっしりしたワイン。ブドウの特徴というよりは、この生産者のつくりが全体的にこうなのだが、夏に飲むには重たいワインだ。

7) 2008 Vallee d'Aoste Gamay / Institut Agricole Regional (2010/7/13-15飲)
昨年10-12月に7種類飲んだValle d'Aostaの生産者がつくるガメイ。これは、既に飲んだ他のキュヴェと比べると、青っぽさがあり、抽出も強めで、グラスが全く進まない。

8) 1990 Carmignano Riserva Le Vigne Alte / Fattoria Ambra (2010/7/17-18飲)
Rigoli家が所有するCarmignanoの生産者。Sangiovese, CS 主体に少量の Canaiolo, Coloriono, Mammolo, Merlot。2002/1に1997ヴィンテージを飲んでいる。Carmignanoでは古くからカベルネが栽培されていたようで、DOCの規定でも当初からサンジョヴェーゼとカベルネの混醸が認められている。カベルネぽいニュアンスが飲み初め感じられたが、飲んでいく内に、渾然としてきた。酸化風味とは違うのだが、少しどろんとした熟成感が出ているのが今一つな点。

9) 1990 Il Querciolaia (Capitolare di Biturica), VdT dei Colli della Toscana Centrale / Castello di Querceto (Alessandro Francois) (2010/7/19飲)
Greve in Chianti の生産者で、日本ではCignale (CS 90%, M 10%)が有名であるが、こちらはSangiovese 65%& CS 35%。1985が初リリース。酸はしっかりしているが、おそらくカベルネ由来するまったりした濃厚さもある。いい熟成感でじっくり飲めた。

10) 1998 Chateauneuf-du-Pape Les Origines / Domaine Grand Veneur (Alain Jaume) (2010/7/24飲)
初めて飲むドメーヌ。少し熟成ニュアンスが出てきている。上級キュヴェなので、厚みはしっかりとあるが、味わい的にはやや地味。

11) 2008 Hiera, Sicilia IGT / Carlo Hauner (2010/7/25-27飲)
シチリアの北に浮かぶEolie諸島のワイン。ワイナリーはSalina島にあるが、幾つかの島ごとにワインをつくっており、このキュヴェはVulcano島のワイン。名前のとおりラベルは火山から出る赤い溶岩らしいイラストである。品種はCalabrese(Nero d'Avola), Alicante, Nocella。色は濃紫。若いブドウのニュアンス強い。見た目にはかなり濃いイメージだが、酸味が思ったよりもしっかりしていて、重たい酒質ではない。でも、夏向きとはいえず、グラスがあまり進まない。味わいは新樽を使っていない若いバルベーラと似ている。

12) 2008 Cinque Terre / Campogrande (2010/7/29-30飲)
Cinque Terreでも一番南に位置するRiomaggioreのブドウ園。Marc de Graziaが関与しており、Elio Altareが実質的につくっている。ラシーヌが輸入。品種はBosco 90%, Albarola 10%。色は少しくすんだ黄色で、マセラシオンをしているためのようだ。味わいも若い割りに少し熟成ニュアンスが感じられる。表面的にはヴォリューム感があるのだが、酸がしっかりしており、意外と線は細いワインだ。同じ村で、似たようなつくりをしていると思われるWalter de Batteのワインはもう少し繊細で柔らかいニュアンスがあったように思う。ただ、いずれにせよ、価格は6000円台であり、割高に感じる(ワイン生産が過酷な急斜面のテロワールであることは理解するが)。

番外) 2003 Distillato di Lamponi Selvatici / Distillati Capovilla (2010/5/15-7/2飲)
500ml。自分で買うのは2種類目のCapovillaあと1種はレストランで)。透明タイプ。野生のキイチゴのフルーツ・ブランデー。非常に柔らかで尖ったところがなく、キイチゴの若干甘めの香り高い。他の種類もいろいろ飲んでみたいが、ホイホイとは買えないのが残念だ。
以上

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