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08/17/2010

ギリシャのワイン1(Domaine S.Sclavos)

昨年からラシーヌがギリシャのワインの輸入を始めている。3000~5000円くらいの価格帯であるが、試飲せずに買うのはやや冒険的で手を出せずにいた。今年4月、試しに下記1番を飲んでみてかなり印象的だったため、追加で購入しようとしたところ、意外にもほとんど売切れ状態となっていたのだが、7月に新しいロットが入荷し、5本購入して飲んでみた。いずれも大手生産者ではなく、ブルゴーニュでいうドメーヌと同じで、今後がさらに期待できそうである。今回は計3本飲んだDomaine S.Sclavosを取り上げる。3本ともかなり印象的なワイン。もう1種類Efranorという白が輸入されているので、そのうち飲んでみる予定。

1) 2006 Orgion / Domaine S.Sclavos (2010/4/9-10飲)
これが4月に飲んで印象的だった赤ワイン。こちらを参照

2) 2008 Vino di Sasso, Robola Kefalonia / Domaine S.Sclavos (2010/7/31-8/1飲)
これはRobolaという品種の白(これは原産地呼称ワイン)。おそらくイタリアでいうRibollaと同じ品種であろう。色はややうすい黄色。筋がぴーんと張り詰めたような香気と凝縮感がある。Vino di Sassoと名付けたのが何となく理解できる。似ているワインというと、フリウリのRibollaは軽めにつくっているか、でなければ自然派系なので、むしろ(Tocai) Friulanoあたりかもしれない。ただ、このワインは新樽の風味は全くなく、ピュアな仕上げなので、あまり似ている銘柄が浮かばない。なお、下記3番と違って、自然派風味は全くない。

3) 2008 Metageitnion / Domaine S.Sclavos (2010/8/2-3飲)
2番に続いて飲んだのはVostilidiという品種による白(これはテーブルワイン名義)。Metageitnionというのは古代ギリシャの暦で真夏のひと月を表す言葉のようだ。2番と違って、これは果皮をマセラシオンしてSO2無添加で仕込んだ実験的なキュヴェ。色は少し妖しいオレンジ色。味わいはRadikonやGravnerと比べると、まったり感がやや弱めで酸がはっきりした感じなのだが、酸が良質で非常に印象的。RadikonやGravnerが好きな人には是非お勧めしたいワイン。
以上

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