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06/02/2010

2010/5に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2010/5月分は11本。今一つさえなかったのが2番と7番。良かったのは8、9、10、11番だが、特に印象的だったのは8番。

1) 2006 Bourgogne Chardonnay / Domaine Amiot-Serville (2010/5/3-4飲)
Chambolle-Musignyのドメーヌのつくる白。ドメーヌのHPをみると、1994年に植えたLes Maladières(0.26ha)からとされている。したがって、斜面下部の区画であるが、赤をつくれば村名Chambolle-Musignyを名乗れる区画。うすい黄金色。シンプルな味わいであるが、価格相応。

2) 1998 Gigondas Cuvee Florence / Domaine Les Goubert (Jean Pierre Cartier) (2010/5/3-4飲)
4/29の1997南部ローヌワイン会の余波として開けてみました。もう熟成感がそこそこ出ている。過熟感が強く今一つ好みでない感じ。以前違うヴィンテージ(1995とか)をワイン会で飲んだ際はもう少し洗練されたニュアンスもあり、印象がずっとよかったのだが。

3) 2002 Savigny-Les-Beaune 1er Cru Les Hauts Jarrons Blanc / Domaine Louis Jadot (2010/5/8-9飲)
最近入荷したジャドのドメーヌ物のバック・ヴィンテージ。Maurice Ecardで有名な畑であるが、エカールはピノ・ブラン、ジャドはシャルドネ&ピノ・ブランである。また、ジャドでは同じ畑名で赤もリリースしている(未飲)。
色はかすかにくすんだ黄金色でモカぽい熟成感が出ている。もう飲み頃。あと数年の内に熟成感が強くなっていくだろう。

4) NV(2004) VdT Francais Blanc Cuvee Zozo 04 / Julien Courtois (2010/5/14-15飲)
先月のElement Terre 06に続いて初めて飲むクルトワのキュヴェ(Menu Pineauの白)。ラベルは白黒で蝶が描かれている。色は黄金色。2日目はかなり色が濃くなった(味わいは大して変わらず)。熟したリンゴのニュアンスが強い。クルトワの白はいろいろなキュヴェがあるが、こういう感じのが多く、違いがよくわからず(同時に比べれば別だと思うが)。

5) 2007 Lunisole, Rosso del Veneto IGT / Ca'Orologio (2010/5/19-21飲)
ヴェネト(Paviaの南西側のBaoneという村)の女性生産者。4種類のワインをリリースしているが、飲むのは今回これが初めて。フィラディスが輸入。Barbera 80%, 地元品種数種類20%。色あいはかなり濃い赤みの強い紫色。つくりはモダンで凝縮感もあるが、樽香は表に出ていない。酸がやや強く、少し地品種ぽいニュアンスもあり、食事と一緒に飲むと力を発揮するタイプ。1日目は金属的なニュアンスが強めで、2日目、3日目の方がよかった。赤の他の2種類のワインはボルドー系品種メインなので、次は白(Salarola)を飲んでみたい。

6) 2006 Alsace Riesling Grand Cru Engelberg / Domaine Pfister (2010/5/22-23飲)
アルザス北部Dahlenheimのドメーヌ(Strasbourgの西側)。アルザス特級はこの付近に5つの区画が固まってあるが、その一つ。5つの特級畑ともほとんど日本に輸入されたことはないと思われ、私としては今回、このEngelbergが初めて飲むものである。色はややうすい黄色。地味だが、まずまず旨いリースリング。ふくよかさがあるドライな味わい。

7) NV(2006) Pirouette 6, VdT de France / Domaine Fontedicto (Cecile et Bernard Bellahsen) (2010/5/25-26飲)
ラングドックのCarignan 100%のキュヴェ。2006/5にPirouette 3(2003ヴィンテージ)を飲んでいるが、今回は2006ヴィンテージ。抜栓してみると、微発泡しており、味わいも過熟感があって、少し煮詰まったようなところがあり、状態的に今一つの感じ。少なくとも前回飲んだときと印象がかなり異なる。

8) 1996 Macon Clesse Cuvee Tradition / Domaine de la Bongran (Jean Thevenet) (2010/5/26飲)
甘口のCuvee Botrytisでも有名な生産者であるが、これは通常のキュヴェ。リリース時に買ったワインだが、何となく飲まずに残っていて、14年経過した今、どうなっているかやや心配だったワイン。深い黄金色。味が非常に濃厚で、焼きリンゴのようなニュアンスもあり。少しくどいと感じる瞬間も時々あるのだが、不思議とグラスが進む。アルコール度数14%もうなずけるが、カリフォルニアのシャルドネとは一線を画す味わい。印象に残るワインだ。

9) 2000 Chablis 1er Cru l'Homme Mort / Domaine de Chantemerle (A. & F. Boudin) (2010/5/29-30飲)
ワイナートに出ていたので久しぶりに飲んでみました。ル・テロワールが輸入していた時代のワイン(現在はミリオン商事が輸入)。シャブリの集落の北側に位置するLa Chapelle-Vaupelteigneの生産者。l'Homme Mort(死人というシュールな畑名)は1er Cru Fourchaumeの斜面の北側に連なり、Fourchaumeも名乗れる畑だが、この生産者は別々のキュヴェとしてリリースしている。生産本数が少なく、2回しか売っているのを見かけたことがない。
色は少し熟成した中くらいの黄金色。シャブリらしいミネラル感のしっかりした味わいだが、蜜ぽいニュアンスと丸みが出てきており、飲み頃。同じ2000年のFourchaumeを2002/11に飲んでいるが、その時はこれよりもずっとフレッシュであったが、その時点でも十分おいしかった記憶があり、早飲みしてもおいしい生産者である。

10) 1998 Chateauneuf-du-Pape Rouge / Domaine Le Vieux Donjon (Michel Lucien) (2010/5/29飲)
2番に引き続いてグルナッシュ最高の年1998の南部ローヌ。表面的な熟成感はそれほどでもないが、暑苦しさもかなりすっきりしてぐいぐい飲める。厚みも十分。まだ熟成もできるが、個人的には今くらいが好みの熟成度合。これから少しずつ他の1998も飲んでいくことにしよう。

11) 2006 Chablis 1er Cru Vaugiraut / Domaine Oudin (2010/5/30-6/1飲)
9番に続いてシャブリの珍しい1級畑。南東側の集落であるChicheeの生産者。VaugirautはChicheeの西側の斜面にあり、Vosgrosも名乗ることができる1級畑。色合いはうすい黄。ミネラル感がかなり強く細めの味わい。樽香は表に出ていない。シャブリ1級の特徴がよく出たワインで好感が持てる。
以上

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