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05/26/2010

1999ブルゴーニュ飲み会

前半は、単一畑の泡と白のモノポール2本、後半は1999年のVosne-Romaneeの特級を4本飲む企画(個人的には8番の甘口が一番飲みたかったワインであるが)。赤ではRene Engelに最も期待したのだが、近年品質が向上しているという噂のClos-Frantinの2本についても、どの程度のものか関心があった。結果としては、4本とも旨いことは旨いのだが、特別ぐっとくるまではいかず。(2010/4/4飲)

1) 2004 Champagne Brut Cuvee Grande Sendree Rose / Drappier
ドラピエのトップキュヴェのロゼ。Grande Sendreeは南部Urville村にある単一畑名。ノーマルのグラン・サンドレは以前から見かけたのだが、ロゼは入手できず、じっと我慢を重ねていたところ、ヴィノラムが輸入してくれました。2008/6 Degorgement。色はそれほど濃くなく、繊細なところもあるが、全体としてはメリハリもあって誰が飲んでもおいしいと思うだろう。ノーマルのグラン・サンドレも非常に好きな銘柄であるが、これもかなり良い。

2) 1999 Meursault-Blagny 1er Cru Chateau de Blagny / Louis Latour
Chateau de Blagnyが所有するモノポール(Louis Latourが独占的にリリース)。思ったよりも熟成感が希薄で、一般的なムルソーのイメージからすると線がやや細めのワイン。ブラニーのテロワール的にこういう感じになるのだろうかと思ったが、あまり経験がなくよくわからない。価格からすると今一つか?

3) 1999 Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos Les Murees Blanc (1er Cru Clos Saint-Jean) / Domaine Fontaine-Gagnard
Clos Saint-Jean内にあるモノポール。最近バック・ヴィンテージを購入したものだが、ほとんど出回っていない畑で、フィネスが入れているボトルは見たことがない。なお、この1999のラベルにはモノポールの表記はないが、最近のヴィンテージ(海外のHPの写真)では表記がある。飲んだ印象としては、経年なりの熟成感あり。酸化ニュアンスは特に出ていないのだが、やや下り坂の印象も。

4) 1999 Grands-Echezeaux / Domaine Gros Frere et Soeur
この生産者ではRichebourgに継ぐ畑。0.37ha所有。9年前にNiftyのブルゴーニュ会で、この生産者の1998の特級3本(Clos Vougeot Musigni, Grands-Echezeaux, Richebourg)を比較して飲んだことがあったが、その際、最も抑制が効いていて個人的に好みのタイプだったのが、Grands-Echezeauxであった。今回、飲んでみた印象は、5番や6番に比べてしまうと、抑制が効いたというよりはやっぱり濃厚なニュアンスが前に出ていて、こういうつくりなのだと感じた。一般的には十分おいしいワインだと思う。

5) 1999 Grands-Echezeaux / Domaine Rene Engel
この生産者のトップワイン。0.50ha所有。当主Philippe Engelの死去により、2004ヴィンテージを最後にドメーヌはDomaine d'Eugenie(Chateau Latourのオーナーが所有)に売却。同時期に買った1999のClos Vougeotを2008/9に飲んで非常に良かったので期待していたワイン。飲んでみるとやや馬小屋系のニュアンスが出ていたのが残念であったが、現状でかなり開いた感じで個人的には十分楽しめた。こういうつくりのワインが最近あまりないのが残念である。

6) 1999 Grands-Echezeaux / Domaine du Clos-Frantin (Albert Bichot)
この生産者ではRichebourgに継ぐ畑。0.25ha所有。やや熟成感が出たボトルで、この日の赤4本の中では一番さえない(単独で飲めばまあそこそこではあるが)。

7) 1999 Richebourg / Domaine du Clos-Frantin (Albert Bichot)
0.07ha所有。さすがにリシュブールだけの風格はある。中程度にモダンなつくり。旨いといえばかなり旨いがこのドメーヌの個性がこれだというものが今一つない気がする。

8) 1999 Jurancon Cuvee Quintessence du Petit-Manseng Folie de Janvier / Domaine Cauhape
375ml。品種はPetit Manseng。南西地方の貴腐甘口で一番評価が高いもの(1月に遅摘み)。色は黄金色で、甘みと酸のバランスがすばらしい。ただ、ノーマルのCuvee Quintessence du Petit-Mansengと比べてすごく違うかといわれるとよくわからない。ちなみにノーマル・キュヴェの方は1998ヴィンテージを2003/11に今はなき世田谷のフルールの持ち寄り会で飲んでいる。その場にいた人は、このワインに全く関心がなく、半分以上余ってしまった。抜栓して1時間程度では普通のソーテルヌあたりとあまり変わりがなかったのである。ところが家に持ち帰って翌日飲んだのだが、蜂蜜やパイナップルのような芳香が爆発的で、びっくりした経験がある。今回は前回よりも相対的に5年程度経過しており、その時よりもこなれて良い感じになってきてはいたが、爆発的に旨いとまではいかなかった。抜栓時間をもっととればもっと良かった可能性はあるが、難しいところだ。
以上

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