チャコリの赤
スペイン側のバスク地方のワインで、微発泡の白が有名であるが、ロゼと赤も少量つくられている。今年7月にロゼを飲んだが、ネットで検索したところ赤も発見。残念ながら3年ほど前の売れ残り品でフレッシュ感がなくなってきており、リリース後、できるだけ早く飲め(ヒュー・ジョンソンのポケット・ブック的にいうとDYA)というのが、まさに当てはまってしまったワイン。
1) 2005 Getariako Txakolina, Txakolin Beltza / Talai Berri (Mila eta Bat Gau)(2009/8/28-29飲)
フランスに近い海岸沿いのZarautzの生産者。品種はHondarribi Beltza。生産本数は3649本とわずか。色は暗いトーンのあるそれほど濃くないルビー。かすかに発泡あり。軽めの赤で、何に似ているかというと、ロワールのカベルネフランとピノノワールを足して2で割ったような感じ。熟成感が出ているわけではないが、フレッシュさがなくなってきており、正直いっておいしくない。リリース直後に飲めばもっと活き活きとした味わいが楽しめただろう。
以上
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