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07/06/2009

2009/6に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2009/6月分は15本。3番、4番、7番が印象的だが、9~14番も十分満足いくものだった。6番は無念、15番もがっかり。

1) 2000 Collio Merlot Graf de la Tour / Villa Russiz (2009/6/2飲)
フリウリのメルロとしては有名な部類に入るワイン。リリース時に買ったものだが、飲まずに放置していたボトル。少し熟成ニュアンスが出てきた段階だが、ボルドー右岸の最上級クラスよりは熟成が早めであるし、スケールは小さめ。まずまずおいしいのだが、もう一度積極的に飲みたいかというと、否である。

2) 2007 Paski, Campania Bianco IGT / Cantina Giardino (2009/6/2-3飲)
昨年ヴィナイオータが輸入したカンパーニャ州の生産者。ブドウは自社畑ではなく、基本的に購入ブドウからつくられている。9種類のキュヴェが輸入されているが、この白の品種はCoda di Volpe。色合いは若干くすんだ黄色。味わいも少し自然派風味あるが、まずまず快適に飲める。南のワインらしい少し太目の味わい。他にロゼ(ロゼの項で書く予定)と赤(レストランにて)を飲んだが、そちらの方が印象的だった。

3) 2005 Savigny-Les-Beaune 1er Cru Les Talmettes Rouge / Domaine Louis Chenu Pere & Filles (2009/6/6飲)
酸がまだ強めの細身のワインだが、樽香は表に出ず、チェリーやイチゴの可憐な果実味があり、好みの味わい。この生産者の赤は2002年の1er Cru Aux Clous(2007/6飲)に次いで2回目だが、今回の方が好印象。

4) 2007 Vouvray Sec Clos de la Bretonniere / Domaine de la Taille aux Loups (Jacky Blot) (2009/6/6-7飲)
ロワール川対岸のMontlouis-sur-Loireが本拠地の生産者。Vouvrayは初めて。シュナン・ブラン特有のスモーキーな香りと少し神経質な酸が特徴的。Montlouisも良いが、このVouvrayもなかなか飲みごたえあり。

5) 2006 Fleurie / Jean Foillard (2009/6/6-7飲)
Morgonがメインの自然派生産者だが、フルーリーは初。ぼんやりとして少しヴィニールぽい自然派のニュアンスが前に出ていて個人的には今ひとつ。(自然派ではないが)先月飲んだJean-Paul DubostのMoulin A Ventの方が輪郭がはっきりしてはるかに魅力的だった。

6) 1999 Nuits-Saint-Georges / Domaine Louis Fleurot (2009/6/9飲)
最近売れ残り品を見つけて買ったボトル(価格は以前よりも1000円ほど高くなっていたが)。コルクの状態もよく、期待したのだが、酸化臭が少し乗っていて撃沈。酒質自体はまだ若々しく整っていただけに残念。この生産者の1999は非常に出来が良いということが再確認できたのが唯一の成果。

7) 2005 Bourgogne Rouge / Domaine Jacky Truchot-Martin (2009/6/13飲)
1本しか買えなかったが、とりあえず05のACブルゴーニュを飲んでみた。トルショーらしい旨み十分のワイン。個人的には今飲んで十分満足。

8) 1995 Perago, Marche Rosso IGT / Umani Ronci (2009/6/14飲)
Umani Ronci はBernetti家が所有するマルケの大手ワイナリー。ペラーゴは1994が初リリースで、これが2回目のヴィンテージ。CS 50%, Montepulciano 40%, Merlot 10%。それなりの熟成感がでており、今でもそれなりに旨いが、個人的には数年前に飲んだ方がもっと良かったと思う。味わい的はカベルネのニュアンスが特に出ているわけでもなく、モダンでマイルドなイタリアの赤ワイン(品種は何だかよくわからない)。

9) 2006 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge / Domaine Hudelot-Baillet (2009/6/14-15飲)
まだ若々しいルビーの色合い。味わいはそれなりにこなれており、涼しい酸が美しく、今でも十分に魅力的。あまり凝縮感はないが、価格相応の味わいで十分満足。

10) 1998 Alsace Riesling Grand Cru Pfingsberg / Chateau d'Orschwihr (Hubert Hartmann) (2009/6/17-18飲)
アルザス南部のOrschwihrの生産者。ヌーヴェル・セレクションが輸入したバック・ヴィンテージを買ってみた。色はそれなりに熟成感がある黄金色。酸はかなり丸みが出てきて、リースリングらしい芳香も十分こなれている。価格的にも満足。もう1種買ったのでその内飲む予定。

11) 2007 Nosiola, Vigneti delle Dolomiti IGT / Pojer e Sandri (2009/6/18-20飲)
Trentinoのワイナリー(蒸留酒もいろいろリリースしており、Moscato Rosaのグラッパは秀逸)。ノジオーラという地元品種の白で、以前にも1998を2000/6に飲んでいる。鈍いトーンのあるうすい黄。(いい意味で)さっぱり系の白ワインだが、若い割にある種の熟成ニュアンスが若干あって個性を感じる。同じ作り手では、今年4月にPasso A Passoで飲んだPalai (Muller Thurgau)も良かった。

12) 2005 Morey-Saint-Denis Pierre Virant / Domaine Vincent Jeanniard (2009/6/21-22飲)
今年2月に2005のMorey-Saint-Denis 1er Cru Le Villageというモノポールを飲んだ生産者。Pierre Virant はMonts Luisantsの南側に隣り合う村名畑(斜面最上部に位置する)。印象は前回飲んだキュヴェと非常に似ており、あまり濃くないルビーできれいな酸があり、チェリー系の果実が主体。9番あたりに比べると凝縮感もやや上。個人的には好みのタイプのワインだが、この生産者の知名度が無いせいか、あまり売れてなさそうが気がする。

13) 2007 Quincy / Domaine Mardon (2009/6/23飲)
以前から見かけたことはあったが、飲むのは初めてのドメーヌ(QuincyというAOCワインとしては2つ目)。Sauvignon Blanc。うすい黄。酸が突出しているわけでもなく、比較的マイルドな味わい。価格相応。

14) 1995 Chateauneuf-du-Pape Selection Reflets / Clos du Mont-Olivet (Joseph Sabon) (2009/6/24飲)
クラシックなシャトーヌフ・ド・パプのワイン。ある程度熟成が入ってきて柔らかさが出ており、飲み頃。すいすいグラスが進みました。

15) 2000 Chardonnay, Napa Valley / Kongsgaard (2009/6/28飲)
ランチに浅草の龍圓で飲んだもの。参加4名中3名はシャンパンを持ち込んだが、私は白にしてみた。7年ほど前のリリース時に買ったボトルである。色は黄金色。ヴォリューム感はすごいのだが、熟成して溌剌としたニュアンスがなくなり、重たくぼってりしたワインとなってしまっていた。熟成したキスラーでもこういうボトルによく遭遇する。もう少し前に飲めばよかったと思う。なお、コースの中華料理は上品な味付けで非常においしかったので、また行きたいお店である。
以上

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