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06/03/2009

2009/5に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2009/5月分は12本。2番、5番、10番は相当に印象に残った。12番も非常に良い。

1) 2007 I Masieri, Garganega del Veneto IGT (Frizzante Version) / Angiolino Maule (2009/5/6-7飲)
Soaveの隣の地区であるGambellaraの自然派ワインで、品種もSoaveと同様のGarganega 80%, Trebbiano 20%。このキュヴェは瓶詰め後に微発泡が残ってしまったロット。微発泡は強くない。こってり感は全くなく、さらっとした自然派ワイン。

2) 2005 Moulin A Vent / Jean-Paul Dubost (2009/5/10飲)
Morgonの地区から西に少しはずれたLantignieのドメーヌ。まだ少し紫色が残る。噛めるような味わい深いガメイ。非常に印象的。ラ・ヴィネがスポット的に入れたものだが、HPをみるとMorgonやBrouillyもつくっているようなので、是非飲んでみたいものである。

3) NV(2007) VdT de France Rouge (Special Cuvee) / Domaine Richaud (Marcel Richaud) (2009/5/14-15飲)
毎年ラベルが変わるリショーの廉価版のキュヴェ。かすかに発泡あり。低酸で新酒ぽい味わいがある。価格相応といえばそうだが、この上のCotes du Rhoneのキュヴェと比べると落差がある。

4) 2007 Frascati Superiore Secco Vigneto Luna Mater / Fontana Candida (2009/5/15-17飲)
今年2月に飲んだVigneto Santa Teresaのさらに上級キュヴェ(価格的には3倍近い)。レモン色のトーンが強い黄。開けたてはヴァニラ香がかなり強烈だったが、次第に落ち着いた。ワイン自体はしっかりつくられているが個人的には派手すぎて飲み疲れる。

5) 2005 St-Nicolas de Bourgueil Cuvee Les Malgagnes / Domaine Yannick Amirault (2009/5/17飲)
初めて飲むBourgueilの生産者。かなり濃厚な色合いであるが、ボディは思ったよりも軽やかで軽快にグラスが進み、飲み飽きない。現状でも非常に旨く、印象的なワイン。いろいろなキュヴェをつくっているようだが、もう1本Bourgueilのキュヴェも買ってあるので6月に飲むのが楽しみである。

6) 2006 Vin de Savoie Malvoisie / Domaine Edmond Jacquin & Fils (2009/5/18-20飲)
昨年11月にRoussette de Savoieを飲んでいる生産者。イタリアとかスペインのMalvasiaと同じような名前だが、ジャンシス・ロビンソンの百科辞典をみると、ここサヴォワではMalvoisie というとPinot Grisの別称だと書かれている。うすい黄。アルザスあたりのピノ・グリと比べると軽めで全く似ていない(違う品種の気がする)。若干トロピカリーな芳香あり。

7) 2002 Alsace Tokay Pinot Gris Grand Cru Kirchberg de Ribeauville / Louis Sipp (2009/5/20飲)
初めて飲むRibeauvilleの大手生産者の特級区画。黄金色。少しオイリーなところもあり。少し熟成してきて柔らかさが出てきている。凝縮感もありやや甘みが残るが、酸がしっかりしており、快適に飲める。クラシックなつくりだが、思ったよりも良し。

8) 2004 Ladoix Les Brenots Rouge / Pierre Andre (Chateau de Corton Andre) (2009/5/20-21飲)
本当はLadoix Clos des Chaignots Rougeというモノポールが欲しかったのだが、小売には回していないようで、このワインが届いた(クレームをつけて返品しても良かったのだが、あまり詳しくなさそうなショップで面倒くさかっため、飲んでしまいました)。凝縮感は中くらいでやや梅ぽい酸。テクニックで乗り切ったというようなニュアンスも時折感じる2004年ぽいワイン。飲んでいて今ひとつ。

9) 2006 Sudtirol /Alto Adige Moscato Giallo Vogelmaier / Alois Lageder (2009/5/26-27飲)
アルト・アディジェの大手生産者の単一畑による上級キュヴェ。テリのある黄色。Moscato Gialloが普通のモスカートとどこが違うかといわれても良くわからないが、かなりアロマティックなワイン。酒質は比較的さらっとしており、残糖もあまりなし。まずまず旨いのだが、アルザスの同価格帯と比べるとやや価格的には高めか。

10) 2004 Cahors Cuvee Un Jour / Domaine Le Clos d'un Jour (Veronique & Stephane Azemar) (2009/5/27-29飲)
この生産者のカオールはこれが3種類目だが、これは新樽熟成したもの。樽のニュアンスは確かにあるのだが、非常にシルキーで柔らかい質感のあるワインで、飲み飽きない。この生産者のワインは3本とも非常に良質。価格もリーズナブル。

11) 2006 Bourgogne La Chapelle Notre-Dame Rouge / Domaine Cachat-Ocquidant et Fils (2009/5/27-28飲)
Ladoix-Serrignyのドメーヌ。これで3生産者目。クラシックなつくりでスケールは大きくないが今でもそれなりに飲める状態。ピノノワールらしい酸。少し梅ぽさ、ジャムぽさも。価格相応。P.Dubreuil-FontaineAndre & Jean-Rene Nudantと飲んできた中では、今回のが、やや良いかなという印象。

12) 2003 Sagrantino di Montefalco Arquata / Adanti (2009/5/31飲)
BevagnaというMontefalcoの北西側の村の生産者。ヴィノスやまざきが輸入。このサグランティーノはずっと品切れ状態にあったのだが、やっと買えました。Burton AndersonがBest Italian Winesの本中で採り上げている2つのサグランティーノの一つ(もう一つはArnaldo-Capraiの25Anni)。Arnaldo-Capraiは会社の規模も大きくモダンなワインをつくるが、こちらは中規模でつくりもクラシックな部分も残している(Paolo Beaほどは素朴でない)。過熟気味のブドウからつくる重たいワインであるが、あまり暑苦しくならないようにうまく仕上げている。2日間で飲むつもりが1日で飲んでしまった。次は白を飲んでみることに決定。
以上

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