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04/06/2009

2009/3に飲んだワイン色々(フランス編)

個別に取り上げたワイン以外に飲んだフランス・ワインの2009/3月分は13本。全体的に楽しめるワインが多かったが、中でも1番、3番、6番、7番、13番がなかなか。全く期待していなかった11番も嬉しい誤算。

1) 2006 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Cuvee Expression de Gneiss / Guy Bossard, Domaine de l'Ecu (2009/3/6-7飲)
地質別に3種類のキュヴェをリリースしているが、この片麻岩土壌のキュヴェのみ売っていなくて、飲めなかったところ、最近、恵比寿のトロワザムールで発見。ミュスカデとしては少し色合いに黄味が入ってきている。以前飲んだ2種のキュヴェはもう少し細身のワインだったような気がするのだが、このキュヴェはミュスカデというよりもドライなリースリングのようなニュアンスも少し感じられた。若いわりに少し熟成が入ったようなところもあるのだが、グラスが進むワイン。

2) 2005 Arbois Poulsard Sans Soufre / Domaine Andre et Mireille Tissot (Stephane Tissot) (2009/3/7-8飲)
これも1番同様トロワザムールで買ったもの。暗いトーンのルビー。サンスフルのキュヴェで香り、味わいには特にビオの要素はないが、微発泡しているのが気になった点。味わいは細身で、少し野性味のあるピノという感じ。

3) 2006 Cotes du Rhone Villages Cairanne (Non Filtre) / Domaine Richaud (Marcel Richaud) (2009/3/9飲)
Grenache, Syrah, Mourvedre, Carignan。初めのうち若干ビオ香味があったが、飲み進める内に消えた。暑苦しくなく、柔らかさの出たつくりで快適に飲めた。かなり旨い。

4) 2001 Alsace Riesling Grand Cru Kanzlerberg / Domaine Sylvie Spielmann (2009/3/10-11飲)
Bergheimの生産者。アルザスの特級としては最小の面積(3ha)であるKanzlerberg。これもトロワザムールで発見し、即買。色は黄金色で翌日やや色合いが濃くなった。比較的線の細めのつくり。輪郭は自然派らしく少し丸みあり。まずまず。

5) 2005 Savigny-Les-Beaune 1er Cru Les Gravains Rouge / Domaine Michel & Joanna Ecard (2009/3/11-12飲)
代が替わってから初めて飲むワイン。Mauriceの頃もそうだったが、サヴィニーとしてはそれなりの濃度のあるつくり。個人的にはそれほどぐっとくるスタイルではないが、まずまずおいしく飲めた。まだ若さが前面に出ているので、あと1、2年熟成させて飲む方がベター。

6) 2002 Rully 1er Cru Blanc / Eric de Suremain (Chateau de Monthelie) (2009/3/12-13飲)
この生産者の白は初めて。うすい黄。華やかなシャルドネではないが、樽香も適度でグラスがすいすいと進むワイン。この生産者は2001年が今一つだった(あるいは状態が今一つ)が、2002年は赤も白もすばらしい出来。

7) 2000 Cotes-du-Rhone Villages Vinsobres Cuvee Cadene / Domaine Chaume-Arnaud (2009/3/14-15飲)
昨年12月に飲んだ生産者の本拠地Vinsobresからのトップ・キュヴェ。かなり濃厚なのだが涼しさも感じられるワイン。蔵出しのキュヴェで、まだ熟成感はあまり出ていなくて若々しい。

8) 2003 Sancerre Saint-Francois / Andre Vatan (2009/3/17-19飲)
2007/5に同じキュヴェの2005年を先に飲んでいるのだが、今回はバック・ヴィンテージの2003を飲んでみた。色は輝きのある黄金色で、味わいもかなり濃厚なニュアンスあり。ただ、2005年の方が酸が切れて涼しい味わいであったのに比べると、2003は今一つという印象。

9) 2006 Touraine Sauvignon La Gautrie / Christian Venier (2009/3/20-21飲)
若干くすんだニュアンスのある黄。アルコール度数15%とあるが、遅摘みで熟した果実のニュアンスがあるやや重ための味わい。このニュアンスは先に飲んだ泡物にも感じられた。個人的にはもっと軽快な味わいのつくりの方が好み。

10) 2002 Chinon Rouge Coteau de Noire / Philippe Alliet (2009/3/20飲)
初めて飲むChinonの生産者(エスポアが輸入)。シノンの赤自体1997 Chinon Clos de la Dioterie (Charles Joguet)を2001/12に飲んで以来である。色合いはしっかりしているが、味わいには少し熟成感(何となくカツオ節ぽいニュアンスも少しあり)が出てきている。やはりボルドーと比べると熟成が5年は早いと思う。濃度はそれなりにあるが、涼しさもあってロワールらしいワイン。

11) 1998 Cassis Rouge / Domaine La Ferme Blanche (2009/3/20飲)
初めて飲むCassisの赤。最近購入したバック・ヴィンテージでやや状態が心配だったが、ほどよい熟成感があって快適に飲めた。味わいは同じプロヴァンスでもバンドールあたりよりも比較的軽め。

12) 2007 Chablis 1er Cru Vaulignot / Domaine Louis Moreau (2009/3/22-24飲)
シャブリの西端に位置するBeineのドメーヌだが、特級Les Clos Clos des Hospicesを単独所有していることで有名。Vaulignotという1級畑は初めて飲むが、シャブリの南西のはずれの方にある。色はうすめの黄。初日はあまりぱっとしなかったが、2日目は1級シャブリらしいミネラル感ある味わいに開いてきて、なかなか良くなった。

13) 2001 Alsace Riesling Grand Cru Muenchberg / Domaine Ostertag (2009/3/24-26飲)
今年1月にClos Mathisという畑のリースリングを飲んだが、今回は特級Muenchbergのバック・ヴィンテージ。色合いも黄金色がやや濃い。特級はさすがに厚みがある。若干の残糖あり。ほどよい熟成感もありまずまず。
以上

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