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12/03/2008

2008/11に飲んだワイン色々

個別に取り上げたワイン以外に飲んだワインの2008/11月分は11本。7番がベスト。全般的にはずれはなく、まずまず。

1) 2003 Parrina Bianco / Fattoria La Parrina (Franca Spinola) (2008/11/1-2飲)
トスカーナでも最南部の海岸沿いにあるDOCだが、この生産者だけが現在このDOCワインをリリースしているようだ(イタリアにはこういうDOCがたくさんある)。赤白ロゼがあるが、インポータも取り扱いを終了しているため、現在入手可能ものは、この白のスタンダード・キュヴェのみ。Trebbiano50%, Ch30%, SB20%。きらきらした黄金色。軽めのイタリアワインらしい味わいであるが、1000円前半のワインとしては、雑味やけばけばしさもなくOK。

2) 2006 Cotes du Rhone Villages Plan de Dieu / Domaine de L'Espigouette (Bernard Latour) (2008/11/2-3飲)
数年前からPlan de Dieu という呼称表示を認められるようになったCotes du Rhone Villages。Violesという村の生産者でVacqueyrasもつくっている。Gr 80%, Sy 15%, Mv 5%。典型的南部ローヌのワイン。価格的に十分の出来。

3) 2006 Cinque Terre / Bonanini Samuele Heydi (2008/11/3-4飲)
Cinque Terre の5つの地区の中で一番南東側にあるRiomaggioreの若手生産者。ヴィナイオータが輸入。Bosco, Albarola, Vermentino。若手の生産者でこれが2年目のヴィンテージ。色は少しくすんだ黄金色で、基本的にRadikonあたりと同系統のつくりだが、もっとさらっとした酒質。同じ地区のWalter de Batteよりももう少し自然派ぽさが強め。興味深いワインである。

4) 2002 Rosso Conero / Fattoria Le Terrazze (2008/11/4-5飲)
Rosso Conero Visions of JやPlanet Wavesを買うために抱き合わせで計3本購入した最後の1本。他の2本は2005/2(購入直後)と2005/7に飲んでいる。結局Planet Wavesあたりも今ひとつ売れないようで、その後単品でも売られるようになったのは不愉快である。イタリアワインも雑誌で取り上げられて品薄になるのは最初だけで、あとは本当のイタリアワイン好きのみが買うワインとなってしまうようだ。さて、このワインは軽めの味わいだが、デイリーには文句なし。ただし、熟成感が少しずつ出始めており、もう飲み切ってしまう方がよいと感じた。

5) 2006 Ischia Forastera, Euposia / Casa d'Ambra (2008/11/5-6飲)
カンパーニャ州のナポリ沖合のイスキア島のワイン。やや黄味が強く、少しトロピカルなニュアンスがあって、南部のワインらしい。ちょうど1年前に2006 Ischia Biancolella, Tenuta Frassitelliを飲んでいるが似た印象。

6) 2002 Bourgogne Le Chapitre Rouge / Domaine Machard de Gramont (2008/11/7-8飲)
Nuits-Saint-Georgesのドメーヌだが、こんなのもリリースしてました。このLe Chapitreという区画はChenove(Marsannay-La-Coteの北側)にあり、基本的にマルサネと同じ斜面続きであるが、区画名表示のAC Bourgogne扱い。他の生産者ではRene BouvierとJean Fournierのものが輸入されている。
線は細めだが、ノーマルのブルゴーニュ・ルージュよりもしっかりしており、マルサネに近い品質。

7) 1998 Gigondas Prestige des Hautes Garrigues / Domaine Santa Duc (Gras Edmond et Fils) (2008/11/14-15飲)
この1998は2005/9にも飲んでいて、これが2本目。若い内は結構暑苦しいワインなのだが、余分な贅肉が削げ落ちていい感じに熟成している。2006/3にワイン会で飲んだ1995も良かったが今回の1998もそれと双璧。なお、同時並行で1995 Cornas(A.Clape)も飲んだのだが、グルナッシュ主体のジゴンダスとシラー100%のコルナスの違いが対照的。

8) 2006 Valpolicella Classico Superiore Campo Casal Vegri / Ca'La Bionda (2008/11/18-19飲)
新興のインポータ、テラヴェールが最近輸入したワイン。色合いは中くらいのルビー。草っぽいところが少しあってイタリア土着品種らしい。クインタッレリのようなクラシックなつくり、あるいはモダンな凝縮感のあるつくりのどちらだろうと期待したのだが、そのどちらでもなく割と普通ぽいValpolicellaで肩すかしを食った感じ。ただし、上級キュヴェなので、そこそこの厚みはある。

9) 2006 Menfi Inzolia, Dietro Le Case / Cantine Barbera (2008/11/23-26飲)
Menfiはシチリアの南西部のマイナーDOC(PlanetaもMenfiが所在地だが、このDOCとしてはリリースしていない)。少しレモン色ぽいニュアンスがあるうす黄色。あまりこってり感はないが、かすかに甘みの残るやや太目の味わいで南部のワインらしい。最近シチリアでは標高の高いブドウ園から酸味がしっかりしたワインもリリースされており、幾つか試しているのだが、これはそうでもなかった。つくり自体は悪くない。

10) 2005 Vin de Savoie Arbin Mondeuse La Brova / Domaine Louis Magnin (2008/11/26-29飲)
この生産者では2003/12に2000 Vin de Savoie Arbin Mondeuse Vieilles Vignes を飲んでいるが、これは上級キュヴェ。MondeuseはイタリアのRefoscoと同種といわれ、シラーに近縁ともいわれている品種だが、確かにこの黒々としたワインを飲むと北ローヌのシラー(Saint-Josephとか)に近いものを感じる。新樽風味はほとんどない。なかなかしっかり飲めるワインだが、上記ノーマル・キュヴェでも十分という感じもする。

11) 2006 Roussette de Savoie Marestel Cuvee Grand Marestel / Domaine Edmond Jacquin & Fils (2008/11/30-12.1飲)
Marestelは地区名。きらきらしたやや薄い黄色。やや甘みがあり、アルザスのピノグリあたりに比較的似ている気がする。若干スモーキーな薫香あり。個人的にはもっとドライな仕上げが好み。
以上

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