« 2008年7-8月に飲んだBordeaux | Main | 1999 Clos Vougeot 3本 »

09/11/2008

日出鮨(京都市左京区)

ワイン好きの間では以前から有名な寿司屋である。今回、月曜日の大阪での仕事にかこつけて、初めて訪れることができた。残暑厳しく日差しの強い日だったが、いろいろ欲張ったため、昼前に京都に着いてから夕方まで歩きどおし(地下鉄国際会館駅・・>一乗寺ガラムマサラ(カレー)・・>銀閣寺・・>哲学の道・・>南禅寺・・>疏水運河インクライン・・>琵琶湖疏水記念館・・>下鴨神社・・>日出鮨)。汗まみれになって入店。店のワインリストは、シャンパン、ブルゴーニュ白、ブルゴーニュ赤が各2ページ。シャンパンのハーフを数種類揃えているのは非常にありがたい。価格もリーズナブルですばらしく、選択に随分迷った。
暑くてのどが渇いていたため、シャンパンを頼まずにはいられなかったのだが、悩ましいことにフルボトルの方に飲んでみたいものが何本もあり、明日の仕事と旅先であることを考慮し、断腸の思いでハーフにした。赤はもうこれから飲む機会もないだろうショパン・グロフィエのNSG 1erの1990をチョイス。料理は10000円のおまかせでお願いした。ボリューム感としては個人的に腹7分目という感じであったが、一般的には十分でしょう。つまみ・鮨とワインとのマッチングはあまり期待していなかったのだが、ワインを邪魔しない味わいで赤ワインでもスムーズに飲めた。ワインが好きな店主がよく考え、工夫した味付けをしているのがよくわかった。今年度は大阪出張があと数回あるので、またそのうち行くつもりである。 (2008/8/31飲)

1) NV Champagne Brut Carte Noir / Patrice Marc
375ml。練れた味わいで非常によかった。過去に2度飲んだミレジムとの違いはそれほどないのではないか。

2) 1990 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Chaignots / Domaine Chopin-Groffier
ショパン・グロフィエらしい柔らかさのある味わい。個人的にはもう数年早めに飲む方が好みであるが、今ピークの真ん中くらいの熟成感か。状態も非常によく、十分満足できる味わい。重量級ではないが、NSGとしては最高のワインの一つではないだろうか。
以上

|

« 2008年7-8月に飲んだBordeaux | Main | 1999 Clos Vougeot 3本 »

Comments

時折ブログ拝見しております。
偶然にもchopin-groffier 1er 同じ日の昼間に頂いてた者です。私も感動いたしました。NSGとしては最高の一本だと思います。後日感動冷めやらぬうちに再訪したのですが貴方の飲まれた一本がLast1本だったとのことです・・・。メニューを見せていただくと30分ぐらいフリーズしちゃいますね(笑)。10月中旬にリスト更新だそうです。早めの来西をオススメです。

Posted by: wooody | 10/02/2008 21:33

同じ日に同じ銘柄を飲んでいたとは奇遇ですね。私が飲んだのが、最後の1本だったとは。赤は飲んでみたいのが、あと5銘柄ほどあったのですが、それも残っているかどうか微妙ですね。
実は今週木曜に大阪出張なのですが、スケジュール的に厳しいかなと思っています。
それから、偶然といいますか、9月に入って某ショップのリストからショパン・グロフィエの93Clos VougeotとNSG 1erをひょっこりと入手しまして、11日に早速飲むことにしました。状態さえよければ、間違いなくおいしいと思うので楽しみです。また、感想をアップするつもりです。

Posted by: K | 10/06/2008 18:00

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 日出鮨(京都市左京区):

« 2008年7-8月に飲んだBordeaux | Main | 1999 Clos Vougeot 3本 »