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09/10/2008

2008年7-8月に飲んだBordeaux

2008年7月~8月に飲んだボルドー・ワインについての簡単なメモ(自分で購入したもののみ)。6月までは3ヶ月ごとにまとめていたのだが、ボルドーを飲む比率が最近やや多くなっているため、2ヶ月ごとに変更した。クリュ・ブルジョワのワインは、格付けシャトーと比べて、あまり暑苦しくなく軽快につくっているものが多いため、ヴィンテージが若くても結構おいしく飲める。計18本も飲んだ中では、1、3、4、5、9、10、16(1日目)あたりが特に良し。格付けシャトーの7と12はいずれも初めて飲んだものであるが、頑張ってつくっているとは思うが、今の時期に飲むにはやや暑苦しい。トップクラスのシャトーのような上品さ、高級感があれば、若いなりにおいしく飲めることも多いのだが。

1) 2000 Chateau Coufran, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/7/1飲)
St.Seurin de Cadourneのクリュ・ブルジョワ。同村でも最北に位置し、北部メドックとの境界付近にある。M85%, CS15%。メドックとしてはメルロの比率が高いのが特徴で、確かに個性的な味わい。凝縮感が強いワインではないのだが、グラスが進むワインでなかなか良い。

2) 1997 Chateau Bel Air, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/7/8-9飲)
Cussac Fort-Medocのクリュ・ブルジョワ。 CS65%, M35%。Chateqau Saint-Pierreや Chateqau Gloriaを所有するサンジュリアンのDomaines Henri Martinが所有。色合いはあまり濃くなく、思ったよりも熟成感が出ている。万全の状態ではないのかもしれないが、中華風肉ダンゴになぜかよく合っていた。価格的には十分。

3) 2003 Chateau d'Arche, Haut-Medoc (Cru Bourgeois Superieur) (2008/7/11-12飲)
CS45%, M40%, CF10%, PV5%。オーメドック南部のLudonのクリュ・ブルジョワ。Mahler-Besse社が所有。生産量が5500ケース程度なので、メドックとしては小規模なシャトーである。南部メドックらしい少し肉厚の手堅いつくりでかなり旨い。

4) 2001 Chateau d'Agassac, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/7/16-17飲)
続いてLudonのクリュ・ブルジョワ。CS47%, M50%, CF3%。3番同様しっかりした味わいで、既にいい感じで飲める。まずまず。

5) 1993 Chateau La Fleur Peyrabon, Pauillac (Cru Bourgeois) (2008/7/21飲)
Chateau Peyrabon(Saint-Sauveur)が所有する小規模なPauillacのクリュ・ブルジョワ。もうそれなりに熟成感が出ている。もう少し落ち気味かもと思っていたが、思った以上になかなか旨い。

6) 2003 Chateau Le Pey, Medoc (Cru Bourgeois) (2008/7/22-23飲)
Begadanのクリュ・ブルジョワ。Compagnet家が所有。派手さはないが、2000円を切る価格としては、なかなかの味わいで満足。

7) 2004 Chateau Dauzac, Margaux (2008/8/2-3飲)
375ml。Andre Lurtonが所有するLabardeの5級シャトーだが、今回初めて飲む。CS60%, M40%。残念ながら、まだ若く、タンニンがこなれていないワインで今一つ。樽のミルキーなニュアンスも今一つ調和していない。それなりにしっかりつくられているのだが、かなり持て余した。

8) 2000 Chateau Beau-Site, Saint-Estephe (Cru Bourgeois) (2008/8/3飲)
Saint-Estepheのクリュ・ブルジョワ。Chateau Batailley等と同じCasteja家が所有。大型スーパーなどでも以前から見かけたことがあるワインだが、飲むのは初めて。このワインは最近買ったのだが、キャップシールをはがしてみると、盛大に吹いた痕があり(吹いたのは最近ではなさそう)。まあ一応飲めるが、やはり少し熱を受けたニュアンスがあり、残念。

9) 2004 Chateau Segur de Cabanac, Saint-Estephe (Cru Bourgeois) (2008/8/6-7飲)
続いてSaint-Estepheのクリュ・ブルジョワ。Delon家が所有。生産本数4000ケース程度とボルドーでは規模は小さい。CS60%, M40%。硬質なつくりだが、若いワインなりになかなかおいしく飲めて好印象。

10) 1998 Chateau Terrey-Gros-Cailloux, Saint-Julien (Cru Bourgeois) (2008/8/11-12飲)
数少ないSaint-Julienのクリュ・ブルジョワ。CS70%, M25%, PV5%。あまり凝縮感は強くないのだが、飲み口がよくするする飲めてなかなか旨い。2日目もOK。

11) 1998 Chateau Dasvin-Bel-Air, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/8/16-17飲)
Chateau Maucampsが所有するメドック南部のMacauのクリュ・ブルジョワ。少し熟成して柔らかさが出てきた段階。特別まずくもないが、あまりぱっとしない。2日目は少し酸化ニュアンスが出てきてしまった。

12) 2002 Chateau Pouget, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/8/17-18飲)
Dauzac(上記7番)に引き続き初めて飲むCantenacの4級シャトー(規模は大きくない)。これで飲んだことがない格付けシャトーはMarquis de Termeのみとなった(厳密には、自分で買ったボトルに限定するとMontroseも未飲。あと、消滅してしまったDubignon-Talbotも未だ)。CS66%, M30%, CF4%。1日目はむんむんとしたこってり感があり今一つだったが、2日目はこなれてスムーズに飲めた。

13) 2004 Chateau La Clare, Medoc (Cru Bourgeois) (2008/8/18-19飲)
Begadanのクリュ・ブルジョワでChateau Rollan de Byと同じGuyon家が所有。CS57%, M36%, CF7%。なかなかモダンでしっかりしたつくり。Medocとしては3000円程度したので、このくらい頑張ってもらわないと困るのだが。ただ、2日目はやや単調に感じられた。

14) 2004 Chateau Chateau Leboscq, Medoc (Cru Bourgeois) (2008/8/21-22飲)
これもBegadanのクリュ・ブルジョワ。それなりにしっかりつくっていて悪くはないが、やや単調なところもあり。

15) 2004 Chateau Fontesteau, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/8/24-26飲)
初めて見かけたSaint-Sauveur(Pauillacの内陸部)のクリュ・ブルジョワ。CS45%, M30%, CF22%, PV3%。1日目はクラシックな若いボルドーらしさが前面に出て、タニックであまり楽しめず。2日目はほとんどワインを飲まずに3日目に持ち越したところ、かなりこなれて丸みが出ていい感じで飲めた。ワインとしての凝縮感は中くらい。ボルドーの場合、比較的若いワインでも翌日以降に持ち越すと酸化香味が出る傾向が多い気がするのだが、このワインはOK。

16) 1999 Chateau Larmande, St.-Emilion Grand Cru Classe (2008/8/26-27飲)
自分で買うのは初めてのGCC。サンテミリオンの街の北側の台地部に位置する。M65%, CF30%, CS5%。色合いはまだ濃いが、味わいは思った以上に柔らかさがあって、すいすい飲める。凝縮感や高級感はさほどではないが、なかなか旨く、違うヴィンテージも試してみたくなった。ただ、2日目はわずかに酸化ニュアンスが出てきてしまい今一つ。

17) 1998 Chateau Haut-Bages Monpelou, Pauillac (Cru Bourgeois) (2008/8/28飲)
Chateau Batailleyと同じCasteja-Borie家が所有するポイヤックの小規模シャトー。やや熟成ニュアンスが出ており、色合いもそれほど濃くなく赤みが強い。凝縮感は強くないのだが、そこそこ熟成して柔らかくスムーズに飲める。樽の使い方に高級感がないのが今一つだが、まずまず。

18) 2000 Chateau Larose Perganson, Haut-Medoc (Cru Bourgeois) (2008/8/30飲)
オー・メドック最大のChateau Larose Trintaudonが所有する別銘柄。手摘みで収穫した格上のキュヴェという位置づけ。位置的にはSaint-Julien内陸部のSaint-Laurentのシャトー。収穫年から8年が経過し、それなりに柔らかさが出てきており、つくりもそこそこの凝縮感があり非常に快適に飲めた。強いていえば、今一つ垢抜けないところが難。2000年のクリュ・ブルジョワは今飲んでなかなか旨い。
以上

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