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05/27/2008

ロワール会

少し前の飲み会だが、手持ちのやや古めのロワール・ワインを飲んでしまうという企画。(2008/4/6飲)

1) 1997 Saumur Blanc Le Gory / Chateau Yvonne
Chenin Blanc。Le Gory は珍しい上級キュヴェでほとんど小売りに出てこないもの。以前銀座グレープ・ガンボで1999を飲んだのだが、今回はその後入手した1997。色は黄金色が深まっていて、味わいにも熟成感が出ているが、まだへたったようなところはない。自然派系の白によくあるタイプの重厚感のある味わい。

2) 1996 Sancerre Les Culs de Beaujeu Cuvee Speciale / Paul Cotat
Sauvignon Blanc。現在は代替わりしてFrancois CotatになっているChavignolのドメーヌ。同じ村のPascal Cotatは親戚で、リリースするラインナップもラベルもよく似ている。1番と比べると、比較的さらっとした酒質で、表面的な熟成ニュアンスは少なめ。酸はやや丸みが出てきていて、穏やかな印象。ボトル1本じっくり飲みたいワイン。

3) 1994 Pouilly Fume Cuvee Silex / Didier Dagueneau
Sauvignon Blanc。このキュヴェを飲むのはこれが確か4回目であるが、いつも無表情に近く酸とミネラル感が強めの取りつきにくいワインであったが、結論的に今回もそうでした。それなりに熟成して酸が少し丸くなっている以外、表面的にあまり変わっていない感がある。おいしいといえばおいしいのだが、現状では新リリース時点で価格が10000円を超えており積極的には買いづらい銘柄である。

4) 1989 Savennieres Clos de la Coulee de Serrant / Nicolas Joly (Chateau de la Roche-aux-Moines)
Chenin Blanc。自然派生産者を代表するドメーヌの一つ。熟成ニュアンスはそれほどでもなく、昨年自宅で飲んだ1993よりもやや若く感じたほど。3番と比べるとシュナン・ブランの品種の個性であろうか凛として近づきがたいところも残しているが、妖艶な香味も出てきている。

5) 2003 Cheverny La Gravotte / Le Clos du Tue-Boeuf
Thierry Puzelatのドメーヌ物。ChevernyはAC名で、ピノ・ノワールの一番上のキュヴェ。獣香やなめし皮ぽい自然派風味が少し出ているが、旨みもしっかりとあり。ブルゴーニュのピノとは全然似てなくて個性的。2003年であるせいか、例年よりも少し力強い。

6) 1990 Anjou Cuvee Martial / Mark Angeli (Domaine de la Sansonniere)
自然派生産者のカベルネ・ソーヴィニヨンの初ヴィンテージ。これは5番よりもワイルドな自然派風味が出ている。ボルドーと比べると相対的に軽めであるが、酸のニュアンスが北のワインであることを感じさせる。エキス分はかなり濃厚。

7) 1990 Maudit, VdT / Didier Dagueneau (500ml)
現在はリリースしていないダギュノーの珍しい甘口(ソーヴィニヨン・ブラン)。細長い奇妙な形のボトル入り。それなりの熟成感。甘さは極甘ではないし、トップクラスのドイツワインのような切れ味もない。試行錯誤の中でつくったものという感じ。

8) 1989 Wallufer Oberberg Riesling Beerenauslese, Rheingau / J.B.Becker (750ml)
F氏の差し入れ。ラインガウでリースリングのBAにしては5000円以下というもの。色はかなり褐色がかっている。アルコール度数16%という表記があるがそれほどには感じず。甘みは中くらいで、BAにしてはあれっという感じ。ブドウの糖度はかなり高かったけれど、(意図的かどうかはわからないが)アルコール発酵がかなり進んでしまったのだろうか。
以上

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