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12/07/2007

2007/11に飲んだワイン色々

2007/11月に飲んだワイン(個別にコメントしたもの以外)は11本。今月は自宅にあった長期在庫品を幾つか整理した(1、4、6、7)。2、6が特に良かったもの。

1) 1989 Beaune Clos Saint-Desire Blanc / Chateau de Bligny (2007/11/2飲)
Bligny-les-Beauneというボーヌの平地側にある村の生産者。ほとんど見かけない珍しい畑をいくつか持っており、これもその一つでボーヌの標高の高い位置にある村名畑。生産年から18年経過して相応の熟成感が色、味わいともにあり。あまりねっとり感のないのがボーヌの白らしいといえばそうだが、個人的には10年前に飲みたかったと思うワイン。

2) 2006 Praepositus Sudtirol Eisacktaler Sylvaner / Abbazia di Novacella (2007/11/4飲)
2006/3に2003 Praepositus WeissというSylvaner 50%, Chardonnay 30%, Pino Grigio 20%のキュヴェを飲んでいるアルト・アディジェ(Varna)の生産者。これはSylvaner 100%のキュヴェ。冷涼な地区なりの締まった味わいとそれなりの濃密さがあるワイン。水準を超える味わい。

3) 2006 Ischia Biancolella, Tenuta Frassitelli / Casa d'Ambra (2007/11/5-8飲)
カンパーニャ州のナポリ沖合のイスキア島のワイン。やや黄味が強く、酸のニュアンスが太めで、少しトロピカルなニュアンスがある。個人的には同じ州でいうとGreco di TufoやFiano di Avellinoの方がもっと酸が切れていて好み。

4) 1997 Kore, Isola dei Nuraghi IGT / Argiolas & C. (2007/11/7-8飲)
サルジニア島の南部(Serdiana)の生産者。トップ・キュヴェであるTurriga(品種はCarignano, Cannounau, Bovale, Malvasia Nera)が有名であるが、これはBovale, Carignano, Cannounau, Syrah, Merlotの品種構成のあまり見かけないワインで、価格的にはTurrigaよりもやや安い程度である。このボトルはやや熟成が早めに進んでいるという印象で残念だった。味わいは熟成によって贅肉がそげて酸がやや前に出てきている。やや野趣があるところはTurrigaと共通。

5) 2001 Saint-Aubin 1er Cru En Remilly / Catherine et Dominique Derain (2007/11/15-16飲)
色は薄め。以前1999を2回(2002/9、2006/5)飲んでいるのだが、その際は固めのミネラリーな味わいであった。今回の2001は熟成してきており、色もやや黄金色が入って、ねっとり感もあり対照的。価格に十分見合う味わい。

6) 1996 Bandol Rouge Cuvee Speciale Cabassaou / Domaine Tempier (Lucien Peyraud) (2007/11/15-17飲)
タンピエについては以前一度コメントしているが、このカバッソウが手持ち最後のボトル。色はまだまだしっかりした濃ルビー。味わいはリリース時よりも滑らかさが増し、クラシックなつくりのボルドー右岸的な味わいに若干のワイルドさとタンニンの強さを加えたという感じ。10年経ってようやく飲み頃がやってきたという段階。渋い良いワインである。

7) 1989 Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Rouge / Domaine Jean Michelot (2007/11/18飲)
Pommardのドメーヌ。かなり熟成しており、枯れたミンティなニュアンスが出ている。あと10年は早く飲みたかったボトル。なお、このAOCで一番有名なワインはJayer-Gilles のものだと思うが、同じ年の1989のHautes Cotes de Beaune Rougeは10年前に一度飲んだことがあるが、非常においしかった記憶がある。

8) 2006 Cotes-du-Rhone Villages Rasteau / Domaine Elodie Balme (2007/11/20-21飲)
品種はGr & Sy。Marcel Richaudの元で修行したという若手(女性)のドメーヌ。まだ若々しく、かなり太い濃厚な味わい。個人的にはリショーの方が切れがあって好みであるが、今後が期待できる作り手。

9) 2002 Saint-Aubin 1er Cru En Remilly Rouge / Domaine du Chateau de Puligny-Montrachet (2007/11/23飲)
保険会社が所有しているドメーヌでMontrachetやChevalier Montrachetも所有している。現在Etienne de Montilleがワインつくりに関わっている。この畑は白が有名であり、この生産者は白もリリースしているが、赤は非常に珍しくこのボトルを買って以降全く見かけていない。色はうすめで、樽香も控えめで酸がしっかりしたミネラリーなワイン。もう少し熟成させた方がよいと感じた。

10) 2004 Alsace Riesling Grand Cru Frankstein / Domaine Guy Mersiol & Fils (Stephane Mersiol) (2007/11/23-24飲)
Dambach-La-VilleというBas-Rhine(アルザスの北半分)の生産者。初めて飲んだが、購入理由はFranksteinという特級畑が飲んだことがなかったから(アルザスの特級は現在51あるが、日本に輸入されていないものも多く、見かけたら購入しているが、まだ半分も飲んでいない)。色はうすめの黄。アルザスとしてはあまり派手さのない細身で酸のしっかりしたリースリング。若干甘酸っぱい味わいは少しドイツのものを連想させる。まずまず。

11) 2005 Crozes Hermitage Blanc / Alain Graillot (2007/11/30-12/1飲)
あまり見かけないアラン・グライヨの白(Marsanne主体にRousanneが少し)。2002/2に2000年のCuvee Florealという白のキュヴェを飲んでいるが、これはキュヴェ名なし(価格はあまり変わらず)。色は黄色がやや強い。太い味わいのトロピカルな味わいのワイン。少し蜜ぽさもある。以前飲んだCuvee Florealの方が固めの締まった味わいで今回よりもよかったと思う。
以上

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