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07/19/2007

1990 Champagneその3

通算すると3回目になる1990シャンパン会(1回目2回目その他)。前半(1番~4番)はRMまたはCM生産者(ヌーヴェル・セレクションが昨年から今年にかけて輸入したもの)、後半(5番~8番)は中堅~大手メゾンのプレステージ・キュヴェ。こうしてプレステージ・クラス同士で比較してみると、シャンパンハウスのキュヴェの良さがよくわかる。(2007/7/1飲)

1) 1990 Champagne Brut Cuvee Prestige Blanc de Blancs / de L'Argentaine (Cooperative L'Union Vandieres)
マルヌ渓谷Vandieresの共同組合(CM)のワインで最近日本に入ってきたもの。Ch100%。色合いは思ったよりもくすんでおり、味わいも熟成ニュアンスが結構出ている。最近蔵出しされたと思うので、状態が悪いのではないと思うが、個人的にはもう少し早く飲みたいワイン。なお、ボトルにブラン・ド・ブランの表記がなく、味わいからいって本当にそうなのかどうか、やや疑問を感じた(地域的にもピノ・ムニエの多い地域であるので)。

2) 1990 Champagne 1er Cru Brut Blanc de Blancs / Rene Rutat
1er Cru VertusのRM生産者のワインで昨年あたりに日本に入ってきたボトル。Ch100%。色合いは1番よりも少し薄めであるが、やはりくすんだトーンがあり、熟成感もかなりあり。1番よりも線が細めの味わいで、これはブラン・ド・ブランらしい。10000円を少し超える価格は高い気がする。

3) 1990 Champagne Brut Cuvee Grande Reserve (1500ml) / R.Renaudin
Epernayの少し南方のMoussy のRM生産者のリザーヴ・キュヴェ。Ch+PN+PM。1番~3番のワインは同じショップで最近購入したものだが、HPの商品ページでこのワインを絶賛しており、実際のところどうなのか?かなり興味があった。マグナムだけあって1番、2番よりも熟成感は少なめだが、線は細めで、個人的にはそこまで絶賛するほどでもないと感じた。実際、この日の中では4番~8番のワインよりもおいしいとは思えなかった(このショップ自体は優良店であり、非難しているわけではありませんが、コメントは力がはいりすぎだと思います)。

4) 1990 Champagne Grand Cru Brut Cuvee Special Club / R.Juillet-P.&A.Lallement
特級VerzyのRM生産者のトップ・キュヴェ(スペシャルクラブ)。PN主体。それなりに熟成感あるが、全体のバランスは1番~4番では一番よい。複雑さも出ている。

5番からNM生産者のワインとなるが、ワインのまとまり、洗練度が一段上となり、味わい深い。
5) 1990 Champagne Grand Cru Brut Cuvee Arthur Bricout / Bricout
特級Avizeのメゾンのトップ・キュヴェ。Ch 70%, PN 30%。小売ではほとんど見ないワインだが、かなり前に銀座のシャンパン・バーで一度飲んだことがある。今回は以前より熟成感が出てきていた。アヴィズの生産者らしくシャルドネの繊細さが前面に出た味わい。

6) 1990 Champagne Brut Cuvee N.P.U. / Bruno Paillard
Reimsのメゾンのトップ・キュヴェ。PN 50%, Ch 50% (7 Grands Crus) , degorgement 2002/7。この1990に引き続き、現在は1995がリリースされている。リリース後まもない時期に一度飲んでいるが、以前(2003/6/7)に飲んだときの方がフレッシュ感があり、少しよかった気がした。今回のボトルは落ちてきているわけではないが、ややおとなしめ。ドライな仕上げで、黒ブドウのニュアンスをやや強く感じる。

7) 1990 Champagne Brut Cuvee Sous Bois / Boizel
Epernayのメゾンで、そのトップ・キュヴェ。PN 52%, Ch 48%。1990が現行の最新ヴィンテージ。ピーロート・ジャパンの価格設定が高いため、かなり割高感があるが、ワイン自体の出来は非常に良い。2ヶ月前に飲んだ1995のJoyau de Franceと比べると、熟成感は少しあるが、厚みはこちらが上。この日のベストを8番と争う。

8) 1990 Champagne Brut Cuvee Femme de Champagne / Duval-Leroy
1er Cru Vertusのメゾンのトップ・キュヴェ。下部が極端に太いボトルであるが、ラベルは小さい。Ch76%, PN24%。以前1995を飲んで非常にすばらしかった銘柄で最近バック・ヴィンテージを購入したもの。それなりに熟成ニュアンスが出てきているが、厚みがありバランスも良くすばらしい。個人的にはこれよりももう少し前の段階で飲むのが好みであるが。
以上

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