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05/01/2007

2007年1-4月に飲んだSyrah

2007年の1/3期に自宅で飲んだシラー(主体のワイン)。Domaine l'Aigueliereの2本Jasper HillEnrico FossiMichel Ogierのものは別稿参照。

1) 2003 Cotes du Vivarais / Domaine Gallety (2007/2/13-14飲)
Syrah 50%, Grenache 50%。ローヌ渓谷の西側のマイナーAOC。飲むのは2000年に続いて2回目。ヴィンテージの影響があるかもしれないが肉厚なシラー。CP的にはよくできていると思うが、敢えて希望をいえば、もう少し濃度を抑えたシルキーなものが好みである。個人的には2000年の方がややよかったという気がする。なお、上級キュヴェにLa Syrareというのがあるが未飲。

2) 2001 Cotes-du-Rhone Cuvee Actius / Domaine Les Aphillanthes (2007/3/10-11飲)
TravaillanというVillage指定の村のドメーヌがリリースするSyrah100%のスペシャル・キュヴェ(他にGrenache100%のキュヴェとSyrah, Grenache, Mourvedre 1/3ずつのキュヴェの計3種類ある)。南部ローヌのシラーらしい少し太めのワイン。よく作られているが、何となく親しみに欠ける所があり、価格8500円はきびしい。

3)1995 La Bernardina (Syrah), VdT Rosso / Monsordo da Ceretto(2007/3/31飲)
ピエモンテのSyrah100%。La Bernardinaという外来品種からつくるシリーズの1本(CS, PN, Ch, Syrah, Viognier, Spumanteの6種類あり)。流線型状のスタイリッシュなボトルに入っている。現在Cerettoはこのシリーズの生産を止めているようだ。8年前東急本店の試飲で飲んで、きれいなつくりだったので2本購入したもの。しかし、5年前に1本目を飲んだ際にはリリース時の輝きは失われてきており今一つだった。今回全く期待せずに開けてみた。結果的には線が細く軽めの味わいではあるが、シラーらしい味わいは保っており、まあ良しとする。

4)1995 VdP de Vaucluse Cuvee Les Hautes Terrasses / Domaine des Amouriers(2007/4/8-9飲)
Vacqueyrasのドメーヌであるが、このSyrah100%のワインが最上キュヴェ。以前、小西屋のカウンターで飲んで、よかったので購入したボトル。パワフルさは穏やかになってきて、少し熟成ニュアンスが出てきたところ。南部ローヌらしい押し出しのある強いつくりだが、シラーらしさがよく出ているワイン。

5) 2002 Cote-Rotie / Mathilde et Yves Gangloff(2007/4/20飲)
Condrieuに所在する実力派ドメーヌ。厳しい年だった2002年は上級キュヴェ(La Sereine Noire)をつくらず、このノーマル・キュヴェのみをリリース。優良年の力強さはないが、品もあるしっかりした味わい。ボトル1本しっかり飲めた。ただし、価格は高止まりしているといえる。

6) 2000 Syrah Thompson Vineyard Special Bottling, Santa Barbara County / The Ojai Vineyard(2007/4/26-27飲)
ピノ・ノワールもリリースしているがローヌ品種を得意とするドメーヌ。Thompson畑はその最上の区画で、8樽のみつくったスペシャル・キュヴェ。この生産者は1997年にもCuvee Henry Danielというスペシャル・キュヴェ(Thompson Vineyard 75%, Bien Nacido Vineyard 25%)をつくっており、これも非常によい出来だった(2003/2/6飲)。
既にボトル側面にはべったりとオリが付着しているが、液体の比重が北ローヌのシラーと比べて1.5倍くらいあるような非常に濃厚なワイン。しかし、味わいはシルキーなところもあるのが、スペシャル・キュヴェならではの丁寧なつくり。北ローヌのシラーとは方向性が異なるが、カリフォルニアのシラーとしては最上級と思う(Araujoのシラーよりもよい)。

7) 2000 Chateauneuf-du-Pape Cuvee Boreale / Domaine Les Cailloux (Lucien & Andre Brunel)(2007/4/29-30飲)
2000年にリリースしたシラー100%という噂のキュヴェ。AC法的にはシラー100%ではChateauneuf-du-Pape の規定を満たさないはずだが、その辺の詳細は不明である。
表面的なボリューム感は6番の方が上だがリキュールぽさ、アルコール感がかなり強い。ぶどうの過熟によるものと思われる酸化ニュアンスが強く、少し浮いた樽香とミックスしてカリフォルニア・ワインを飲んでいるような気にもなる(Enrico FossiのSyrahを若干思い出させるところもある)。南部ローヌでも2番や4番はシラーらしい特徴がはっきりと出ているのだが、このワインはあまりシラーらしい特徴が出ていないように思った(シラー100%ではないのかもしれないし)。正直いってグラスが進まないワイン(10000円を超える価格は非常に不満)。かなり大量のオリが出ていた。
以上

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