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02/15/2007

1996 Champagneその3

1996年比較の第3回目はピノ・ノワールが有名な産地Ay, Mareuil-sur-Ay, Ambonnayの生産者orワインを集めてみた。この日のワインはどれも非常に良し。(2007/2/10飲)

1) 1996 Champagne Ambonnay Grand Cru Brut (Pinot Noir) / Nicolas Feuillet
2) 1996 Champagne Ay Grand Cru Brut (Pinot Noir) / Nicolas Feuillet
ニコラ・フィアット社(特級Chouilly村にある大規模な共同組合CM)の特級村別シリーズ(6種類あり)。2005/7のワイン会で飲んだ4種(Chouilly, Cramant, Le Mesnil, Verzy)以外の2種類。いずれもPinot Noir 100%。
1番のAmbonnayは、酸がしっかりしてフレッシュ感あり、一方、2番のAyは香りがフローラルで少しこなれている。この2本は今回のラインナップの中では価格的に他のワインの半分程度なので、比較するとあまり目立たないが、ワイン自体はかなりよくつくられている。

3) 1996 Champagne Ay Grand Cru Brut Fut de Chene / Henri Giraud
特級Ay村の小規模NMによる樽熟成のプレステージ・キュヴェ。PN 70%, Ch 30%。このワインは一般には30000円近い価格で売られており、便乗ぼったくり価格のように感じて敬遠していたのだが、やまや経由の比較的リーズナブルな価格のボトルをO氏に提供いただき飲むことができた。なお、このボトルは正規ルート品ではないためか、ネックのシリアルNo.が削られている。印象としては、今回の他の7本と比べて1種の熟成感が少しあり、飲んで頭に浮かんだのはKrug(ピノ・ムニエが使われているかいないかの差はあるが)。価格的には今回購入価格の17000円程度であれば何とか許せるレベルといえる。なお、飲んだ人によれば、この生産者のノーマルキュヴェはこのFut de Cheneとは比較にならないそうである(価格も倍以上違うので仕方ないが)。

4) 1996 Champagne Brut Cuvee William Deutz / Deutz
特級Ay村のメゾンのプレステージ・キュヴェ。PN 55%, Ch 35%, PM 10%。やや線の細いエレガントな味わい。まだ若々しく酸がしっかりしているので、もう少し熟成させた方が好きだという人もいるだろう。

5) 1996 Champagne Brut Cuvee Nicolas Francois Billecart / Billecart-Salmon
1er Cru Mareuil-sur-Ay村(特級Ay村の東隣)の実力派NMによるプレステージ・キュヴェ。Nicolas Francois Billecartはメゾン創設者の名前。 96は97よりも後にリリースされた。100% Grand Cru (PN60%, Ch 40%)。このキュヴェは今まで82、97を飲んだことがあるが、この96はダントツによいと感じた。ドゥーツよりもメリハリがあるつくりだが、派手ではなく抑制が効いている。これもまだまだ若々しい。

6) 1996 Champagne Extra Brut Cuvee R.D. / Bollinger
特級Ay村のメゾンのプレステージ・キュヴェ。Degorgement 2006/6。PN 63%, Ch 37% (GC 82%, 1er Cru 18%)。さすがの出来。4番や5番と比べると、酸がややこなれており、香りは豊か。優雅な風格あるワイン。

7) 1996 Champagne Brut Cuvee William Deutz Rose / Deutz
4番の生産者のプレステージ・ロゼ。100% Grand Cru (PN 75%, Ch 25%)。色はうすめの桜色。印象的には白と同様で、まだフレッシュ感強い。赤ワインの風味が少しあり。8番と比較するとやや線が細めだが、美味であることには変わりない。このキュヴェは初めて飲みました。

8) 1996 Champagne Brut Cuvee Elisabeth Salmon Rose / Billecart-Salmon
5番の生産者のプレステージ・ロゼで2004/4に先にリリースされた1997を飲んでいる。Elisabeth Salmon は共同創設者の名前。PN 50%, Ch 50%に1er Cru Mareuil-sur-Ay村のPNの赤ワインを加えている。こちらも繊細さも持ったロゼであるが、ドゥーツよりも少しカッチリとつくられている。色はこちらが若干濃いかどうかという位の差。こちらも劣らず美味。
以上

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