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10/13/2006

1991 北イタリア赤4本

自宅に残っていた1991年の北イタリアの赤4本を連続的に飲んでみた。ヴィンテージとしてはイタリア全般ではあまりよくないが、フリウリでは中くらいの年のようだ。白2本も含めて残り5本ほどイタリアの1991があるので、近い内に飲む予定。

1) 1991 Rosso del Gnemiz, VdT del Friuli-Venezia Giulia / Ronco del Gnemiz (2006/8/31-9/1飲)
Friuli Venezia Giulia州の東部のSan Giovanni al Natisoneというスロヴェニアとの国境に近い村の生産者。Serena Palazzoloが所有。色々な形の木をデザインした模様が配置されたラベルが非常に特徴的で愛らしい。個人的にはかなり気に入っている生産者で赤、白合わせて今まで20本ほど購入したことがある。このロッソは、当時はVdTだったが、現在はColli Orientali del Friuli DOCでリリースされており、品種はCS 60% & M 40%。初めて飲んだのは1994だが、イタリアワインというよりは、タニックで強い作りのカリフォルニアワイン(例えばDuckhorn)あたりを思わせるもので印象に残った。
今回の1991は、初めの内バランスが悪く、無愛想だったが、半日後によい感じになってきた。タニックさは相変わらず特徴的。樽香は目立たず、十分においしく飲めた。外見的な熟成ニュアンスはまだそれほどなく、ワインとしてはもっと熟成も可能だが、熟成してこれ以上すばらしくなることはないという印象。

2) 1991 Ronco dei Roseti, VdT del Friuli-Venezia Giulia / Abbazia di Rosazzo (Az.Agr.Zamo & Palazzolo) (2006/9/6飲)
Rosazzo村の歴史ある修道院の畑からつくられるZamo家の看板ワイン(白ワインはRonco delle Acacie)。この当時はZamo家と上記1)のPalazzolo家が共同でリリースしていた。修道院の畑の耕作契約が1990年代半ばで切れてしまい、以後はWalter Filiputtiが権利を得てワインを作っている(両者は裁判で争ったそうで、エトリヴァン社のHPに詳しい)。ただし、Ronco dei RosetiとRonco delle Acacieのワイン名の権利はZamo家が保有しており、現在これらのワインは修道院近くの別の畑から作られている。残念ながら畑が変わってからのRonco dei Rosetiは未飲。
さて、修道院の畑だった時代のこのワインだが、以前1990を2度ほど飲んだことがあり、力強さとは無縁であるが、整った繊細な味わいが魅力的だった。今回も同印象で味わい深く飲めた。酸やタンニンの感じがボルドーの味わいにかなり近く、5級くらいの実力はあると思う。モダンで力強いだけのワインが多いイタリアのボルドータイプの中にあって非常に好きな銘柄である。

3) 1991 Schioppettiono, VdT del Friuli Venezia Giulia / Vigne dal Leon (Tullio Zamo) (2006/9/7飲)
こちらはスキオペッティーノというフリウリの地元品種の赤。2)のZamo家がRocca Bernardaという所に持つ別ワイナリー。色はボルドータイプよりも少し薄め。やや熟成感が出てきており、ピノ・ノワールとネッビオーロを足して2で割ったような印象。少しくせがあるがまずまず。

4) 1991 San Leonardo, VdT di Vallagarina / Tenuta di San Leonardo (2006/9/10-11飲)
4本中これのみTrentino州のワイン。Borghettoという州の最南部のワイナリーでCarlo Guerrieri Gonzaga 家が所有。品種はCS 60%, CF 30% & M 10%のボルドータイプ。1991年は34500本生産。Ronco dei Rosetiがクラシックなボルドーのスタイルを感じさせるのに対し、このワインはもう少しモダンなニュアンスがある。とはいえ、バリバリに濃厚なワインではなく、どことなく北イタリアらしさが感じられるワインである。ヴィンテージが弱いせいもあると思うが、特に熟成感が強く出ているわけではないけれどもややぴりっとしないところがあり、もう飲んでしまう方がよいと感じられた。
以上

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Posted by: バッグ,財布&小物専門店 | 05/20/2020 12:30

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