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09/04/2006

2006年7~8月に飲んだRose

今年の7、8月は暑かったので、自宅で結構な本数のロゼ・ワインを飲んだ。よかったワインとしては、1番のClair-Dauは順当な所だが、5番が予想をはるかに超えてよかった。あとは、4番が期待を超えたもの。がっかりしたのは2番の泡。

1) 2004 Rose de Marsannay / Domaine Clair-Dau (Maison Louis Jadot) (2006/7/10飲)
私の好きなロゼのベスト3に入る銘柄(マルサネのロゼではベスト)。美しく淡い薄紅色。きれいな酸があり、ピノノワールの味が少しする、非常においしいロゼである。欲をいえば、このワインの場合、なるべく早く飲んだほうがいいので(熟成させても老化していくのみ)、もう半年位早く飲みたかった。このワインは毎年買いたいと思うのだが、インターネットでは見かけず、デパートのその他大勢の場所に何気なくおいてあるのが不満である。

2) NV Vin Mousseux de Qualite Rose / Domaine Guffens-Heynen (2006/7/10-11飲)
ギュフェン・エイナンが今頃になってリリースしてきたロゼ泡。NVだが、1989/4/27に瓶詰め、2003/1/20にデゴルジュマンしている。品種はたぶんGamay。彼は1990年頃までMacon-Pierreclos En Chavigneの赤(Gamay)をリリースしていたので、それの残りが元だろうか? それにしてもよくこんなのを今までキープしていたものである(忘れていたのか)。
少しくすんだうすい紅茶色で、あまり美しいとはいえない怪しい色合い。泡は弱め、若干甘めの仕上げ。味わい的にも少し酸化したようなナッツ系の風味あり、正直いってピークを過ぎていると思う味わい。

3) 2004 Tavel / L'Anglore (2006/7/17飲)
このワインを飲むのは2度目。ロゼというよりは薄めの赤で、少し濁りあり。若干微発泡、自然派系のくせがあるが、今回もまずまずおいしく飲めた。ただし、以前、山利喜で飲んだ時の方がよかった。

4) 2003 VdT Cuvee Parisy (Rose) / E.Reynaud (Chateau des Tours) (2006/7/22-23飲)
Vacqueyrasのドメーヌだが、現在はChateau Rayasも引き継いでいる生産者。これも3)同様にロゼというよりは薄めの赤に近い。少し妖しいような色合い。Grenache 50%, Cinsault 25%, Counoise 23%。ヴァケラスと比べると軽いが、うまみもあり快適に飲めてよい。この生産者のCotes-du-Rhone Rougeよりも良いのではないかと思うほど。CP的にも文句なし。

5) 2004 Coteaux du Vendomois Rose / Domaine de Montrieux (Emile Heredia) (2006/8/16飲)
Coteaux du VendomoisはロワールのVDQSで、位置的にはTouraineの北側。品種はPineau d'Aunis。うすいオレンジピンク色。少し微発泡あるが、フレッシュ感があってむしろよい。軽快に飲めるワインだが、雑味もなく、十分な酸とうまみもあり、非常に好印象。価格的も2000円以下で十分。赤と白も買ってみることにしました。

6) 2005 Marsannay Rose / Domaine Philippe Charlopin-Parizot (2006/8/18-19飲)
日本に入ってきたばかりだが、Charlopin がつくるマルサネのロゼということで早速購入。うすいピンク色。第1印象としてはかなり酸味が強い。個人的には許容範囲内だが、酸っぱいという人もかなりいそうな感じ。赤ワインの風味は少しあるが、全体としては白ワイン的。価格的にはOKだが、1)のClair-Dauのものとはつくる方針が初めから違うという印象。なお、コルクは紅色のシンセティック物。

7) 2004 Cotes de Provence Rose Barons de Sainte Roseline (Cru Classe) / Chateau Sainte Roseline (2006/8/20飲)
375ml。下半分が球形の奇妙な形の小瓶に入っており、初め甘口ワインかと思った。おもしろそうなので購入。ただし、価格的にはハーフで2400円するのでロゼとしては安くはない。この生産者(Les ArcsというCannesにやや近い東部の村)はHPがあり、調べてみると、非常に古い歴史を持ったシャトーであり、このBarons de Sainte Roselineというキュヴェは一部バリックも使った一番上のクラスのキュヴェのようだ。品種は、Mourvedre, Syrah, Cinsaut & Grenache。少し赤みがかったロゼ色。味わいはそれなりに整っており、樽の影響による厚みがあるが、ロゼワインには軽快さを求める私にとって、価格的にはやや高いと感じる。
このAOCでは以前2度ほど飲んだCotes de Provence Tibouren Rose (Cru Classe) / Domaine Clos Cibonne (Andre Roux)が興味深く、このTibourenという地品種からつくられるロゼは熟成させてもおもしろい数少ないワインだと思う(最近売っていないが)。

8) 2002 Sialis (Pinot Grigio), IGT delle Venezie / Franco Terpin (2006/8/20-22飲)
イタリアワイン仲間のY氏がこのTerpinも含むフリウリ生産者来日時の食事会に出た際に、「変わったピノ・グリージョのワインがあったよ」、と教えてくれた。Radikonのようなくすんだ黄色に赤みを加えたような少し不気味な色をしている。外から色のわからない暗色のボトルに入っているが、正直、この色がボトルの外から見えたら売れないのではないだろうかと心配になる。色ほどに自然派風味はない。味わいはかなり濃厚なのだが、どちらかというと単調、ドライな後口で愛想がない。実験作という感じのワイン。

9) 2003 Rose des Riceys En Valingrain / Olivier Horiot (2006/8/24-25飲)
Rose des Riceysは、シャンパーニュ地方南部のLes Receysで作られるピノノワールからの非発泡ロゼワインのAOC。日本ではあまり売ってないワインだが、興味本位で見かけたら飲んでみることにしている。今まで飲んだことがあるのはここに挙げたHoriotの他には、①Vve A.Devaux(不透明な擦りガラスのようなボトルに入っている。なかなかおもしろい味わいだが価格は高い)、②Jacques Defrance(軽め)、③Morel Pere et Fils(やや軽め)の3種のみ。価格的にはコトー・シャンプノワと同様に決して安くはない。
ロゼというよりも、少し色のうすめのピノノワール。若干草っぽいニュアンスはあるが、2003年というヴィンテージの影響なのか、北の産地にしてはかなりよく熟したニュアンスあり。アフターにタンニンも少し感じる。やはり価格的には高いと思う。Devauxの方がやや上か。

10) 2005 Cotes-du-Rhone Rose / Domaine Charvin (2006/8/26-27飲)
Chateauneuf-du-Papeの有力生産者。Grenache70%, Bourboulenc30%。3)や4)と比べると色合いの濃度は薄めで、いちごのような赤みのある美しい色。少し赤ワインの風味もあるが、白ワイン的な酸、草っぽさもあり、重さはあまりない。CP的には十分。
以上

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