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06/04/2006

NSG Clos des Corvees

2002年ヴィンテージから選別をきびしくしたため突然価格が約2倍(約25000円)になり、スペシャル・キュヴェとなってしまったプリューレ・ロックのクロ・ド・コルヴェ。高いとは思いつつ、やはり一度は飲んでみないことにはと思い、出来がよかったという1999年および他の自然派のニュイ・サン・ジョルジュと比較してみた。(2006/5/27飲)

1) 1999 Champagne Brut Cuvee Prestige (Equilibre) / Franck Pascal
マルヌ渓谷のBaslieux-sous-Chatillon村のRM生産者。若手の自然派生産者(1971年生まれ)。ピノ・ムニエ主体であるが、あまりムニエ特有の早熟なニュアンスや重たさはなく、思ったよりも淡白な仕上がりだが、個人的には悪くないと思う。

2) 1999 Saint-Aubin 1er Cru En Remilly Blanc / Catherine et Dominique Derain
Chevalier-Montrachetの斜面の裏側(北西側)にある畑。自然派生産者だが、この日飲んだこのワインは硬めであまり華やかさがない印象。以前飲んだ印象も同様だが、1本じっくり飲んでよさがわかるワイン。

3) 1999 Bourgogne Les Violettes Blanc / Domaine Bizot
Clos Vougeotの南側に隣接するVosne-Romanee村名のLes Violettesという畑からつくられる珍しい白ワイン(Vosne-RomaneeのAOCでは白ワインは認められていないため、Bourgogne Blanc表示となる)。
ちょうど4年前に同じ99を自宅で飲んでいるのだが、もっとあっさりした感じだったのが、今回熟成感が少し出てきて、何となくエキゾチックな複雑性が感じられ、ちょっとびっくりした。コート・ド・ボーヌのシャルドネとはタイプがかなり異なる。

4) 2002 Nuits-Saint-Georges Les Argillats / Vins Divins (Racines Selection, Philippe Pacalet)
5) 2002 Nuits-Saint-Georges / Philippe Pacalet
名前は似ているが、6番のクロ・デ・ザルジリエールとは離れた場所にある村名畑(町の西側に延びる谷筋沿い斜面)。Vins Divinsはフィリップ・パカレが醸造を担当し、インポータのラシーヌが輸入・販売するものだが、中身は5番のパカレのラベルと同じだというふれ込みだった。実際、飲んでみて確かに非常に似ており、同じという気がした。ただ、パカレ・ラベルの5番の方が出回るのが早かったせいもあるのか、色も少し淡く、線もやや細めであるような気もした。いずれにせよ両者とも、このレ・ザルジラという畑の位置によるのかも知れないが、線が細めのミネラル感があるワインで、価格的には少し高いという気もする。

6) 2002 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Argillieres / Domaine de Chassorney
シャソルネイのトップ・キュヴェ。畑はPremeaux-Prissey側にある。さすがに上の村名キュヴェと比べると実力の違いを見せ付けるが、思ったよりも線が細い味わいで、ボトル1本じっくり飲んだ方が実力発揮できるワインだと思う。

7) 2002 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Corvees / Domaine Prieure-Roch
8) 1999 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Corvees / Domaine Prieure-Roch
1994年まではLouis Jadot が,1995年からPrieure-Rochがリリースしているモノポール。面積は5.13haあるので生産量はかなりあるはずだが、2002年から選別を非常に厳しくして、1er Cru Clos des Corveesとしてリリースする量はごくわずかとなり、セカンド・キュヴェはNuits-Saint-Georges 1er Cru、サード・キュヴェはNuits-Saint-Georges Cuvee “1”としてリリースされている。
さて、02の価格が高いだけのことがあるかという点だが、個人的な結論としては、現状の価格はきびしいという印象だ。確かに99と比較すると02の方が厚みもあり、選別を厳しくした効果が表れていると感じたが、値段が倍の差があるかというと、そこまではないという感じである。一方、99は出来が非常によかったと感じられ、今、香りがよく出ており飲み頃。最近バック・ヴィンテージで出回っているのをもう1本買いたくなった。

9) NV Ratafia / Claude Courtois (Domaine Les Cailloux du Paradis)
クロ-ド・クルトワはロワールのトゥーレーヌ地区の超自然派生産者で、私も手に入るボトルは全て試している。珍しいラタフィアを手に入れたので飲んでみた。少し赤みがかったようなうすいきつね色。白ぶどうだけでなく、赤ぶどうも混じっているのだろうか。ほんのりとした甘み。特にクルトワらしさくせはそれほど感じず。
以上

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