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01/24/2006

微妙なブルゴーニュ

長いこと飲まず(あまり積極的に飲む気にならず)に放置していたものや、買ったときには気づかなかったのだが、吹いた痕のあるものが何本か見つかった。昨年(2005)の後半は、モノポールのワインと並行して、このようなブルゴーニュ・ワインを自宅で何本か飲んでみたので、その感想を。

1) 1983 Beaune 1er Cru Cuvee Nicolas-Rolin (Elevage:Emile Chandesais) / Hospices de Beaune (2005/7/29飲)
なぜ買ったのか不明だが、ずっと飲まずにあったもの。年相応の熟成。果実味は落ち、少し枯れてミントぽい風味も。個人的にはもう少し若く飲みたかったワイン。

2) 1998 Nuits-Saint-Georges / Domaine Chopin-Groffier (2005/10/23飲)
家に1本だけ残っていたChopin-Groffier(最後のヴィンテージ)。リリース時に買ったものだが、よく見るとかなり激しく吹いていた(いつ吹いたのか不明だが、コルク不良であったことは確か)。グラスに注いだ瞬間に色がオレンジぽく、死亡を実感。完全にシェリー化していた。自分で買ったボトルがここまで死んでいるのは初めて。よりによって、もう手に入らないワインにあたるとは。

ここから以下3本(3~5番)は某有名ディスカウント店(最近ちっとも安くないが)で購入したもの。
3) 1996 Beaune 1er Cru Clos des Mouches Rouge / Domaine Joseph Drouhin (2005/11/20飲)
この畑の白は何度も飲んでおり、個人的にはブルゴーニュの白の中でも非常に気に入っている銘柄だが、赤を飲むのは初めて。このボトルは特に問題なかった。何となく鈍いトーンのあるあずき色。色、味わいともにまだあまり熟成感はないが、おいしく飲めた。価格的にはボーヌACで最も高い一群にあるが、その中ではJadotやBouchardの諸キュヴェよりも柔らかいタッチで好みのつくりである。

4) 1997 Morey Saint-Denis 1er Cru Rouge / Domaine Dujac (2005/12/2飲)
この1erはあまり見かけず、飲んだことがなかったため、見た目に少しやばそうな予感もしたのだが購入したもの。キャップシールをとるとやはり少し吹いていた。少し熟成感ある色合い。香りがかなり飛んでしまって味わいも熟れたフルーツの感じがかなりある。中くらいのダメージ度。うまみはかなりあるだけに残念。

5) 1998 Griottes-Chambertin / Domaine Joseph Roty (2005/12/18飲)
キャップシールをとると中程度に吹いていた。ただ、上記4番と違い、ダメージのニュアンスは後口に若干ないでもないが、一部の上級のブルゴーニュにしかないシナモン系の絶妙な味わいがあり、ロティのグリオットの実力を確認。

6) 1979 Corton Cuvee Charlotte-Dumay / Hospices de Beaune (Elevage:Remoissenet Pere et Fils) (2005/12/3飲)
あまり人気のないオスピス・ド・ボーヌで、1979というそれほどよくもない年ということで、ずっと自宅に放置されていたもの。結果は思ったよりもずっとおいしかった。色はそれなりに熟成感があり、香りは抜群に華やかというほどでもないが、さすが特級と思わせるうまみがあった。瓶詰めがルモワスネなので、ルモワスネ・マジックがかかっている可能性大?
以上

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